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連携アクティビティ (クラシック)
Last updated 2024年11月8日

ServiceNow レコードを取得

UiPath.ServiceNow.Activities.GetRecord

[ServiceNow レコードを取得] アクティビティでは、ServiceNow の Table - GET{sys_id} API を使用して sys_id で特定されるレコードを取得します。

レコードの取得後、アクティビティは要求のステータス (成功/失敗情報) を、後続のアクティビティ (例: 条件ロジック) で使用できる ResponseStatus 型オブジェクト ([ServiceNow のステータス]) に出力します。

このアクティビティは、sys_id に関連付けられたフィールド データも返します。たとえば、ServiceNow のインシデント オブジェクトを取得する場合は、オブジェクト ウィザードにフィールドおよび変数を追加することにより、short_descriptioncontact_type のデータを出力できます (以下のを参照)。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. セットアップ」の手順を完了します。
  2. [ServiceNow アプリケーション スコープ] アクティビティをプロジェクトに追加します。
  3. [ServiceNow アプリケーション スコープ] アクティビティ内に [ServiceNow レコードを取得] アクティビティを追加します。
  4. [ServiceNow レコードを取得] アクティビティの [設定] ボタンをクリックします (オブジェクト ウィザードが開きます)。
  5. 取得するオブジェクトを選択して、少なくともレコードの sys_id を入力します。
  6. [出力 ] セクションのプロパティのために ResponseStatus 型変数を作成し、入力します。
    • 入力したプロパティ値は、Table - GET{sys_id} API に渡されます。
    • API は、[出力] セクションのプロパティ変数に ResponseStatus の値を返します。


アクティビティの本体

[ServiceNow レコードを取得] のプロパティ値を入力するには、[設定] ボタンをクリックしてオブジェクト ウィザードを使用する必要があります。

オブジェクト ウィザードの詳細については、「 ビジネス アクティビティのフレームワーク 」のページをご覧ください。

  • sys_id - 取得する ServiceNow レコードの ID です。String または String 型変数を入力します。
    • sys_id の値を取得するには、ServiceNow のドキュメント「Unique record identifier (sys_id)」に記載されているいずれかの手順に従うか、ServiceNow UI 内のレコードを右クリックして、ポップアップ メニューの [Copy sys_id] オプションを選択します。

プロパティ

注: [複数フィールドを追加] オプションを見ても選択したオブジェクトのプロパティのリストが表示されない場合は、ServiceNow でオブジェクトのメタ データを表示してデータを変更するための十分な権限を持っていない可能性があります。詳細については、「権限に関する問題のトラブルシューティング」をご覧ください。
Advanced (カスタム)
  • 追加フィールド - 取得する列と値を含む DataRow です。列名は、選択したオブジェクトの型の ServiceNow データベース テーブルに表示される名前と一致する必要があります。
共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
出力
  • ServiceNow のステータス - 要求のステータスです (成功/失敗に関する情報)。ResponseStatus 型変数を入力します (UiPath.BAF.Models.ResponseStatus)。ResponseStatus オブジェクトには、他のアクティビティで使用できる 3 つのプロパティが含まれています。
    • Success - Boolean - API 要求が成功したかどうかを示します。
    • ErrorCode - String - API 要求が成功しなかった場合の応答エラーです (Success=False)。
    • Message - String - エラー メッセージです。

次の画像は、アクティビティの依存関係と入力/出力プロパティの値の例です。

ステップバイステップの手順および例は、クイックスタート ガイドをご覧ください。



  • 動作のしくみ
  • アクティビティの本体
  • プロパティ

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