レコードを削除

UiPath.OracleNetSuite.Activities.DeleteRecord

[レコードを削除] アクティビティは、NetSuite の delete 操作を使用して特定のレコード (内部 ID) を削除します。

レコードの削除後、アクティビティは要求のステータス (成功/失敗情報) を、後続のアクティビティ (例: 条件ロジック) で使用できる ResponseStatus 型オブジェクト ([NetSuite のステータス]) に出力します。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

1. 「セットアップ」の手順を完了します。
2. プロジェクトに [Oracle NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティを追加します。
3. [Oracle NetSuite アプリケーション スコープ] アクティビティ内に [レコードを削除] アクティビティを追加します。
4. [入力] セクションのプロパティに値を 入力 します。
5. [出力 ] セクションのプロパティのために ResponseStatus 型変数を作成し、入力します。
   • 入力プロパティ値は、削除操作に送信されます。
   • API は、[出力] セクションのプロパティ変数に ResponseStatus の値を返します。
     
     

     

     
     

アクティビティの本体

• オブジェクト - レコードを削除するオブジェクトです。 オブジェクトを設定するには 、[選択 ] ボタンを使用します。
• 内部 ID - 削除する NetSuite レコードの内部 ID です。

プロパティ

共通

• 表示名 - アクティビティの表示名です。 このフィールドでは Strings 型または String 型変数のみがサポートされます。

入力

• ID - 削除するレコードの ID です。このフィールドでは、Strings 型または String 型の変数のみがサポートされています。

その他

• プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

オプション

• 削除理由のコード - 削除の理由を説明する NetSuite のコードです。このフィールドでは、Strings 型または String 型の変数のみがサポートされています。
  • [削除理由のコード] の値は、NetSuite アプリケーションの [Setup] > [Accounting] > [Accounting Lists] に表示されている削除理由である必要があります。
  • [Use Deletion Reason] 機能が有効化されているときに、[削除理由のコード] を使用して存在しないコードを識別しようとすると、INVALID_REF_KEY エラーが発生して要求が失敗します。
• 削除理由のメモ - 削除の理由を説明するメモです。このフィールドでは、Strings 型または String 型の変数のみがサポートされています。

出力

• 応答ステータス - 要求のステータスです (成功/失敗に関する情報)。 ResponseStatus 型変数を入力します (UiPath.BAF.Models.ResponseStatus)。 ResponseStatus オブジェクトには、他のアクティビティで使用できる 3 つのプロパティが含まれています。
  • Success - Boolean - API 要求が成功したかどうかを示します。
  • ErrorCode - String - API 要求が成功しなかった場合の応答エラーです (Success=False)。
  • Message - String - エラー メッセージです。