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ワークフローに関するアクティビティ
最終更新日 2024年4月1日

PowerShell を呼び出し

UiPath.Core.Activities.InvokePowerShell

説明

[PowerShell を呼び出し] アクティビティは、指定された入力パラメーターを使用して PowerShell コマンドまたはスクリプトを実行します。

注: PowerShell アクセスを制限するウイルス対策ポリシーにより、PowerShell 関連のアクティビティの使用が妨げられる場合があります。たとえば、McAfee Endpoint Security でルール ID 6151 が有効化されている場合、[ワークフロー ファイルを呼び出し][Power Shell を呼び出し] を使用することはできません。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows

構成

  • コマンド テキスト - 実行する PowerShell コマンドです。この値には、コマンドレットの名前または PowerShell スクリプトのテキストを指定できます。

プロパティ パネル

共通
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティが例外をスローした場合でも、ワークフローを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは Boolean 値 (True、False) のみサポートされています。既定値は False です。その結果、フィールドが空白で例外がスローされると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。
    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
入力
  • Parameters - PowerShell のコマンド パラメーターの辞書です。 特定のコマンド (コマンドレット) またはスクリプトを使用できます。
    • 特定のコマンド: 特定のコマンドを呼び出すときは、パラメーターの名前がコマンドのパラメーターの名前と一致する必要があります。
      たとえば、入力として Get-Command -Module CimCmdlets を使用する場合、入力値は Get-Command である必要があります。また、パラメーターには Module という名前を付け、値を "CimCmdlets" に設定する必要があります。
    • スクリプト: スクリプトの先頭で、パラメーターの種類を指定する必要があります。 必要に応じて、パラメーターを必須にして、呼び出し元によって設定されたパラメーターでスクリプトが常に呼び出されるように強制することもできます。
      たとえば、次のスクリプトには 2 つのパラメーターがあります。1 つは [string] 型、もう 1 つは [int] 型です。
      Param(
         [Parameter(Mandatory=$true)]
         [string]$Name,
         [int]$Age
      ) Param(
         [Parameter(Mandatory=$true)]
         [string]$Name,
         [int]$Age
      )
      これらのパラメーターは、パラメーター名の前に $ を追加することで、スクリプトで参照できます。
  • Input - コマンドの実行に使用されるパイプラインのライターに渡される PSObjects のコレクションです。 別の InvokePowerShell アクティビティの出力として使用できます。 スクリプト内のパイプ入力を参照するには、$input を使用します。
    注: この変数は、PowerShell によって暗黙的に作成されます。 input という名前の変数またはパラメーターを定義すると、エラーが生成されたり、競合が発生したりする可能性があります。input という用語はパイプ用に留保することをお勧めします。
その他
  • Execution mode - 指定されたコマンドまたはスクリプトを実行する PowerShell のバージョンを選択します。 これは Windows プロジェクトでのみ利用可能です。Windows - レガシ プロジェクトの対象は Windows PowerShell 5.1 (32 ビット) バージョンです。

    次のオプションを使用できます。

    • PowerShell 7.2 (64 ビット) - .NET6 に基づく PowerShell Core シェルを使用します。このバージョンでは、PowerShell は .NET 6 ランタイム内でホストされます。 使用するデータは、アクティビティから直接アクセスでき、ワークフローにインポートできます。
    • PowerShell 5.1 (64 ビット) - 64 ビットの Windows PowerShell 実行可能ファイルを使用します。このバージョンでは、PowerShell は Windows にバンドルされており、既定で C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\ にあります。 この実行モードでは、PowerShell はプレインストールされたシェルを使用してマシン上でローカルにリモート化されます。 リモート処理では、異なる .NET ランタイム間で情報をシリアル化および逆シリアル化する必要が生じるため、再構築できないオブジェクトは PSObject または PSCustomObject 内にラップされます。
    • PowerShell 5.1 (32 ビット) - 32 ビットの Windows PowerShell 実行可能ファイルを使用します。このバージョンでは、PowerShell は Windows にバンドルされており、既定で C:\Windows\SysWOW64\WindowsPowerShell\v1.0\ にあります。この実行モードでは、PowerShell はプレインストールされたシェルを使用してマシン上でローカルにリモート化されます。リモート処理では、異なる .NET ランタイム間で情報をシリアル化および逆シリアル化する必要が生じるため、再構築できないオブジェクトは PSObject または PSCustomObject 内にラップされます。PSObjectPSCustomObjects は、元のオブジェクトの全体的な構造に関する情報を保持し、オブジェクトを手動で再構築するために使用できます。
  • IsScript - コマンド テキストがスクリプトか直接コマンドかを指定します。 パイピング、変数、およびパラメーターは、単一のコマンドまたはスクリプトで使用できます。
  • PowerShellVariables - [PowerShell を呼び出し] アクティビティの現在のセッションの中で使用される変数を表す名前付きオブジェクトの辞書です。PowerShell コマンドまたはスクリプトでは、In 変数と In/Out 変数から情報を取得し、Out 変数を設定できます。 スクリプト内の変数を参照するには、変数識別子文字 $ を使用して、後のテキストが変数名であることを示します。 例: $firstVariable
    注: 変数名では大文字と小文字が区別されません。
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
  • TypeArgument - 出力変数の種類を設定します。
出力
  • Output - コマンドの実行によって返される TypeArgument オブジェクトのコレクションです。複数の InvokePowerShell アクティビティをつなげるパイプとして使用できます。
  • 説明
  • プロジェクトの対応 OS
  • 構成
  • プロパティ パネル

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