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ワークフローに関するアクティビティ
最終更新日 2024年4月1日

条件分岐 (else if)

UiPath.Core.Activities.IfElseIf

指定した一連の条件が成り立つかどうかに応じて、プロジェクトでは複数の異なるアクションを選択できます。このアクティビティには、[条件][Then] 分岐、オプションの [Else If] 分岐、および [Else] 分岐が含まれています。[条件] フィールドにはブール式を含める必要があります。この式に従って、[Then][Else][Else If] 分岐のどちらかが実行されます。[Then] 分岐は、条件が True の場合に実行するアクティビティで構成されます。オプションの [Else] 分岐および [Else If] 分岐は、条件が False の場合に実行するアクティビティで構成されます。[Else If] 分岐または [Else] 分岐を追加するには、アクティビティの本体で [Else If または Else を追加] をクリックして、目的の分岐を選択します。

このアクティビティを [条件分岐 (if)] アクティビティ内に入れ子にする必要はありません。

プロジェクトの対応 OS

Windows | Windows - レガシ | クロスプラットフォーム

構成

  • 条件 - フィールドの右側にあるプラス記号 docs image をクリックし、メニューから [条件ビルダー] を選択して、条件を定義します。この条件に従って、[Then] 分岐内のアクティビティのどちらかが実行されます。または、Excel ファイルを選択して条件ステートメントを含むセルを選択するか、[詳細エディターを開く] を選択して VB 式を入力できます。

条件ビルダーで、次のステップを実行します。

  • 左側にあるフィールドのプラス記号 docs image をクリックすると開くメニューから 1 番目の値を選択します。プロジェクト ノートブック、親の Excel ファイル、または Outlook アカウント (Excel のセル、Outlook メッセージのフィールド) のデータを選択、後で使用するために以前保存した別のアクティビティの出力値を使用、またはテキストや数字を入力できます。
  • 中央のドロップダウン メニューから 1 番目の値の評価に使用する演算子 ([次の値より大きい]、[次の値以上]、[次の値より小さい]、[次の値以下]、[次の値と等しい]、[次の値と等しくない]、[空である]、[空ではない]、[true である]、[false である]、[次の値で始まる]、[次の値で終わる]、[次の値を含む]) を選択します。
  • 該当する場合は、1 番目の値と比較する 2 番目の値を右側のフィールドのプラス記号をクリックすると開く docs image メニューから選択します。たとえば、「Excel のセル B6 の値が 10 より大きい」という条件を追加するには、1 番目の値として Excel のセル B6 を指定し、演算子として [次の値より大きい] を選択し、2 番目の値として数字の 10 を入力します。


複数の条件を追加するには、条件ビルダーで [追加] をクリックして、追加するステートメントごとに同じ情報を指定します。複数のステートメントを追加すると、ウィンドウの上部にドロップダウン メニューが表示されます。このメニューから、条件が満たされるときを選択する必要があります。すべての条件に一致 (AND) - ステートメントのすべてが true の場合に条件が満たされます。いずれかの条件に一致 (OR) - ステートメントのいずれかが true の場合に条件が満たされます。

  • Then - [条件] フィールドの条件を満たす場合に実行するアクティビティが含まれます。
  • Else If または Else を追加 - Else If 分岐または Else 分岐を追加するかどうかを選択します。
    • Else If - 別の [条件] フィールドが含まれます。最初の条件を満たさない場合に確認する、異なる条件セットを選択できます。さらに Then 分岐を選択し、そこに、Else If 条件を満たす場合に実行するアクティビティを追加できます。必要とする異なる条件セットの数に応じて、さらに [Else If] 分岐を追加できます。
    • Else - 上のいずれの条件も満たさない場合に実行するアクティビティが含まれます。Else 分岐の後に [Else If] 分岐を追加することはできません。

詳細設定

オプション
  • 表示名 - デザイナー パネルに表示されるアクティビティの名前です。
  • 条件 - 「アクティビティの本体」の「条件」をご覧ください。
  • プライベート - 選択すると、アクティビティで使用したデータがログに記録されなくなります。

[条件分岐 (else if)] アクティビティの例

以下の例では、クリップボードに保存されている値を 3 回チェックし、5 より大きいか、10 より大きいか、それとも 15 より大きいかを確認します。最初の条件が満たされない場合は、次の条件がチェックされます。これは、すべての [Else If] 分岐がチェックされるまで実行されます。

[Else If] 分岐のいずれの条件も満たされない場合は、[Else] 分岐内のアクティビティが実行されます。この例では、[メッセージ ボックス] アクティビティでクリップボードの値を表示するように設定されています。



競合状態の解決

現象

Else IF CurrentRow が使用され index=0 の場合、検証されているのが Then 条件のみでも条件がトリガーされています。

原因

このアクティビティは、先にすべての条件を評価してから実際にアクティビティを実行します。

解決方法

インデックス位置 0 をスキップするには、Else IF 条件に AndAlso などの論理演算子を追加します。

注:
[Else If] アクティビティが実際に実行される前に、先にすべての条件が評価されます。 これにより、例外などの副作用が発生する可能性があります。 これを回避するには、ELSE 条件にチェックを追加します。
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