- 概要
- 要件
- インストール
- インストール後
- クラスターの管理
- 監視とアラート機能
- 移行とアップグレード
- 製品固有の設定
- ベスト プラクティスとメンテナンス
- トラブルシューティング
- インストール時にサービスをトラブルシューティングする方法
- クラスターをアンインストールする方法
- オフライン成果物をクリーンアップしてディスク領域を改善する方法
- Redis データをクリアする方法
- Istio ログを有効化する方法
- ログを手動でクリーンアップする方法
- sf-logs バケットに保存されている古いログをクリーンアップする方法
- AI Center のストリーミング ログを無効化する方法
- 失敗した Automation Suite インストールをデバッグする方法
- アップグレード後に古いインストーラーからイメージを削除する方法
- Longhorn のスナップショットを自動的にクリーンアップする方法
- TX チェックサム オフロードを無効化する方法
- TLS 1.2 で弱い暗号に対処する方法
- RHEL 8.4 OS でオフライン インストールを実行できない
- バンドルのダウンロード中のエラー
- バイナリがないため、オフライン インストールが失敗する
- オフライン インストールでの証明書の問題
- Longhorn のセットアップ中に最初のインストールが失敗する
- SQL 接続文字列の検証エラー
- selinux iscsid モジュールの前提条件の確認が失敗する
- Azure ディスクが SSD としてマークされない
- 証明書の更新後のエラー
- ウイルス対策が原因でインストールの問題が発生する
- OS のアップグレード後に Automation Suite が動作しない
- Automation Suite で backlog_wait_time を 0 に設定する必要がある
- ワークロードの準備ができていないためボリュームをマウントできない
- プロキシ設定がある場合に Automation Hub と Apps を起動できない
- 管理ポータルのタイムアウト期間を設定する
- 基になるディレクトリ接続を更新する
- 移行後に認証が機能しない
- Kinit: Cannot find KDC for realm <AD Domain> while getting initial credentials
- kinit: Keytab contains no suitable keys for *** while getting initial credentials
- 無効なステータス コードが原因で GSSAPI 操作が失敗した
- Alarm received for failed kerberos-tgt-update job
- SSPI Provider: Server not found in Kerberos database
- アカウントが無効なため AD ユーザーのログインに失敗した
- ArgoCD へのログインに失敗した
- サンドボックス イメージを取得できない
- ポッドが ArgoCD UI に表示されない
- Redis プローブの障害
- RKE2 サーバーの起動に失敗する
- UiPath 名前空間でシークレットが見つからない
- 初回インストール後に ArgoCD が進行中ステートになる
- Unexpected inconsistency; run fsck manually
- MongoDB ポッドが CrashLoopBackOff になるか、削除後に PVC プロビジョニングの保留中になる
- MongoDB ポッドを 4.4.4-ent から 5.0.7-ent にアップグレードできない
- クラスターの復元またはロールバック後にサービスが異常になる
- Init:0/X でポッドがスタックする
- Prometheus が CrashloopBackoff ステートにあり、メモリ不足 (OOM) エラーを伴う
- Ceph-rook のメトリックが監視ダッシュボードに表示されない
- プロキシ環境でポッドが FQDN と通信できない
- Automation Suite 診断ツールを使用する
- Automation Suite サポート バンドルを使用する
- ログを確認する
Automation Suite インストール ガイド
手動: 高度なインストール
cluster_config.json
ファイルは、Automation Suite を介してデプロイされる UiPath 製品に適用されるパラメーターや設定を定義します。クラスターに対する既定値を変更したり、何らかの高度な構成を使用したりする場合は、このファイルを更新する必要があります。
cluster_config.json
の編集には、次のいずれかを使用できます。
- vi や GNU nano などの Linux テキスト エディター。SSH を介して Linux マシン上で直接使用できます (コマンドの例:
vi cluster_config.json
)。 - お好みのテキスト エディター。その後、マシン上でファイルをコピー/ペーストします。
cluster_config.json
ファイルでは、デプロイする UiPath 製品を構成できます。製品が依存関係を持つ可能性があることに注意してください。詳しくは、「製品間の依存関係」をご覧ください。
cluster_config.json
ファイルによって製品を有効化または無効化するには、enabled
フラグに true
または false
を使用します。
{
"fqdn": "PLACEHOLDER",
"cluster_fqdn": "PLACEHOLDER",
"fixed_rke_address": "PLACEHOLDER",
"admin_username": "PLACEHOLDER",
"admin_password": "PLACEHOLDER",
"rke_token": "PLACEHOLDER ",
"zone_resilience": false,
"registries": {
"docker": {
"url": "registry.uipath.com"
},
"helm": {
"url": "registry.uipath.com"
}
},
"sql_connection_string_template": "PLACEHOLDER",
"sql_connection_string_template_jdbc": "PLACEHOLDER",
"sql_connection_string_template_odbc": "PLACEHOLDER",
"sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc": "PLACEHOLDER",
"orchestrator": {
"testautomation": {
"enabled": true
},
"updateserver": {
"enabled": true
},
"enabled": true
},
"infra": {
"docker_registry": {
"username": " PLACEHOLDER ",
"password": " PLACEHOLDER "
},
"pod_log_path": ""
},
"platform": {
"enabled": true
},
"automation_hub": {
"enabled": true
},
"automation_ops": {
"enabled": true
},
"action_center": {
"enabled": true
},
"aicenter": {
"enabled": true
},
"documentunderstanding": {
"enabled": true,
"datamanager": {}
},
"task_mining": {
"enabled": true
},
"apps": {
"enabled": true
},
"test_manager": {
"enabled": true
},
"insights": {
"enabled": true
},
"dataservice": {
"enabled": true
},
"asrobots": {
"enabled": true,
"packagecaching": true,
"packagecachefolder": "/uipath_asrobots_package_cache"
},
"processmining": {
"enabled": true
},
"external_object_storage": {
"enabled": false
},
"identity_certificate": {},
"profile": "ha",
"telemetry_optout": false,
"alternative_fqdn": "",
"server_certificate": {
"ca_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/rootCA.crt",
"tls_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/server.crt",
"tls_key_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/server.key"
},
"alternative_certificate": {
"ca_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-rootCA.crt",
"tls_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-server.crt",
"tls_key_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-server.key"
}
}
{
"fqdn": "PLACEHOLDER",
"cluster_fqdn": "PLACEHOLDER",
"fixed_rke_address": "PLACEHOLDER",
"admin_username": "PLACEHOLDER",
"admin_password": "PLACEHOLDER",
"rke_token": "PLACEHOLDER ",
"zone_resilience": false,
"registries": {
"docker": {
"url": "registry.uipath.com"
},
"helm": {
"url": "registry.uipath.com"
}
},
"sql_connection_string_template": "PLACEHOLDER",
"sql_connection_string_template_jdbc": "PLACEHOLDER",
"sql_connection_string_template_odbc": "PLACEHOLDER",
"sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc": "PLACEHOLDER",
"orchestrator": {
"testautomation": {
"enabled": true
},
"updateserver": {
"enabled": true
},
"enabled": true
},
"infra": {
"docker_registry": {
"username": " PLACEHOLDER ",
"password": " PLACEHOLDER "
},
"pod_log_path": ""
},
"platform": {
"enabled": true
},
"automation_hub": {
"enabled": true
},
"automation_ops": {
"enabled": true
},
"action_center": {
"enabled": true
},
"aicenter": {
"enabled": true
},
"documentunderstanding": {
"enabled": true,
"datamanager": {}
},
"task_mining": {
"enabled": true
},
"apps": {
"enabled": true
},
"test_manager": {
"enabled": true
},
"insights": {
"enabled": true
},
"dataservice": {
"enabled": true
},
"asrobots": {
"enabled": true,
"packagecaching": true,
"packagecachefolder": "/uipath_asrobots_package_cache"
},
"processmining": {
"enabled": true
},
"external_object_storage": {
"enabled": false
},
"identity_certificate": {},
"profile": "ha",
"telemetry_optout": false,
"alternative_fqdn": "",
"server_certificate": {
"ca_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/rootCA.crt",
"tls_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/server.crt",
"tls_key_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/server.key"
},
"alternative_certificate": {
"ca_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-rootCA.crt",
"tls_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-server.crt",
"tls_key_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-server.key"
}
}
必須パラメーター |
説明 |
---|---|
|
ロード バランサー (マルチノードの HA 対応の運用モード) またはマシン (シングルノード評価モード) のドメイン名です。 |
|
負荷分散ノードの登録と kube API 要求に使用する固定アドレスです。推奨どおりロード バランサーを構成している場合は、その FQDN を指定します。その他の場合は、最初のサーバー ノードの FQDN を指定します。「ロード バランサーを構成する」をご覧ください。 設定内の最初の rke2 サーバーの IP/FQDN を指定できます。 |
|
マルチノードの HA 対応の運用プロファイルを選択する場合は、[
true ] に設定します。このフラグの値は、対話型インストーラーによって自動的に設定されます。内部目的にのみ使用されるものなので、手動で変更しないでください。 |
|
ホスト組織の管理者として設定するユーザー名 (admin など)。 |
|
設定されるホスト管理者パスワード。 |
|
ここには、新たに生成された GUID を使用します。これは、事前共有されるクラスター固有のシークレットです。クラスターに参加させる、すべてのノードで必要です。 |
|
インストールのプロファイルを設定します。使用可能なプロファイルは次のとおりです。
このフラグの値は、対話型インストーラーによって自動的に設定されます。内部目的にのみ使用されるものなので、手動で変更しないでください。 |
|
Docker レジストリのインストール用に設定するユーザー名。 |
|
Docker レジストリのインストール用に設定するパスワード。 |
任意パラメーター |
説明 |
---|---|
|
true または false - UiPath へのテレメトリ送信をオプトアウトするために使用します。既定では、false に設定されます。
オプトアウトする場合は、
true に設定してください。
|
|
ポッド ログの既定のパス
/var/log/pods を任意のカスタム パスに変更できます。
注:
ログのパスを更新すると、既存のコンテナーのログは
/var/log/pods から破棄されます。
|
インストール時に証明書を指定しない場合、インストーラーが自己発行の証明書を作成し、それをクラスターに設定します。
自己署名証明書の有効期間は 90 日です。
証明書を取得する方法の詳細については、以下をご覧ください。
pwd
を実行して、ファイルが配置されているディレクトリのパスを取得し、cluster_config.json
に記載された証明書ファイル名を付加します。
マルチノードの HA対応の運用環境のインストールでは、証明書は最初のノードに対してのみ必要です。
パラメーター |
説明 |
---|---|
|
証明機関 (CA) の証明書への絶対パスです。この証明機関は、TLS 証明書に署名する権威となります。CA バンドルには、TLS 証明書への署名に使用するチェーン証明書のみを含める必要があります。チェーンの証明書の制限は 9 個です。 自己署名証明書を使用している場合は、前に作成した
rootCA.crt へのパスを指定する必要があります。インストーラーで生成する場合は空白のままにします。
|
|
TLS 証明書への絶対パス (
server.crt は自己署名証明書)。インストーラーで生成する場合は空白のままにします。
|
|
証明書のキーへの絶対パス (
server.key は自己署名証明書)。インストーラーで生成する場合は空白のままにします。
|
|
トークンへの署名に使用する ID トークン署名証明書への絶対パス (
identity.pfx は自己署名証明書) です。サーバー証明書を使用して、インストーラーで ID 証明書を生成する場合は、空白のままにします。
|
|
ID トークン署名証明書をエクスポートする際に設定するプレーン テキストのパスワードです。 |
|
Automation Suite の一部として実行されるすべてのサービスに信頼させる、追加の CA 証明書を含むファイルへの絶対パス。ファイルに含まれるすべての証明書は、有効な
PEM 形式である必要があります。
たとえば、証明書が公的証明機関によって発行されていない場合、SQL Server の CA 証明書を含むファイルを指定する必要があります。 |
対話型インストーラーは、以下のワークフローを使用して自動的にデータベースを作成します。
-
対話型インストーラー スクリプトは、
cluster_config.json
ファイル内のsql.create_db
パラメーターの値を確認します。-
sql.create_db
パラメーターがtrue
に設定されている場合、インストーラーはユーザーに代わってすべてのデータベースを自動的に生成します。この場合、インストーラーは既定のデータベース名と既定のテンプレートを使用し、指定したカスタム データベース名はすべて無視します。詳細については、「 必要なデータベースを自動的に作成する」をご覧ください。
-
sql.create_db
がfalse
に設定されている場合は、独自のデータベースを利用する必要があります。この場合、データベースを手動で設定する必要があります。 カスタム データベース名を使用できるのは、提供されている命名規則に従っている場合です。 データベース名と接続テンプレートを組み合わせて使用してデータベース接続文字列を形成するため、この手順は重要です。 推奨される名前付け規則に従っていない場合は、SQL 接続文字列を自分で指定する必要があります。詳しくは、「 独自データベースを利用する」をご覧ください。
-
-
対話型インストーラーは、次のように接続文字列を生成します。
-
サービスの接続文字列を定義しなかった場合、インストーラーは接続テンプレートを使用してすべてのデータベース接続文字列を生成します。
-
サービスの接続文字列を定義した場合、インストーラーはデータベースに指定された接続文字列を使用します。
-
インストーラーでデータベースを作成する場合は、次のフィールドに入力します。
パラメーター |
説明 |
---|---|
|
インストーラーでデータベースを作成できるようにするには、
true に設定します。 インストーラーは既定のデータベース名と既定のテンプレートを使用し、指定したカスタム データベース名は無視することに注意してください。
|
|
インストーラーでデータベースを構成する SQL Server の FQDN。 |
|
SQL Server のデータベース インスタンスをホストするポートの番号です。 |
|
SQL Server に接続するユーザー名/ユーザー ID。 |
|
SQL Server に接続するために前に指定したユーザー名のパスワード。 |
dbcreator
ロールが付与されていることを確認してください。このロールにより、SQL Server 上にデータベースを作成する権限が与えられます。この権限がないと、インストールに失敗します。
ODBC 接続では、特殊文字を含むユーザー名はサポートされていません。AI Center と Document Understanding のデータベース ユーザー名において、英字の大文字と小文字のみをご利用ください。
Automation Suite の新規インストールに独自のデータベースを利用する場合は、既存のデータベースを使用するのではなく、新しいデータベースをセットアップすることを強くお勧めします。この予防措置は、古いデータベースのメタデータが残っているために、Automation Suite の動作との競合が発生するのを防ぐために必要です。
独自のデータベースを使用する場合は、すべてのデータベースに対して SQL 接続文字列を指定する必要があります。Automation Suite では、次の形式の SQL 接続文字列をサポートしています。
パラメーター |
説明 |
製品 |
---|---|---|
|
カタログ名を DB_NAME_PLACEHOLDER に設定した ADO.NET の完全な接続文字列。インストーラーは、このプレースホルダーを、インストールするスイートのサービスの既定データベース名に置き換えます。 |
Platform、Orchestrator、Automation Suite ロボット、Test Manager、Automation Hub、Automation Ops、Insights、Task Mining、Data Service、Process Mining, Document Understanding |
|
データベース名を DB_NAME_PLACEHOLDER に設定した JDBC の完全な接続文字列。インストーラーは、このプレースホルダーを、インストールするスイートのサービスの既定データベース名に置き換えます。 |
AI Center |
|
データベース名を DB_NAME_PLACEHOLDER に設定した ODBC の完全な接続文字列。インストーラーは、このプレースホルダーを、インストールするスイートのサービスの既定データベース名に置き換えます。 |
Document Understanding |
|
データベース名を DB_NAME_PLACEHOLDER に設定した SQLAlchemy PYODBC の完全な接続文字列。インストーラーは、このプレースホルダーを、インストールするスイートのサービスの既定データベース名に置き換えます。 |
Process Mining |
db_securityadmin
ロールと db_owner
ロールが付与されていることを確認してください。セキュリティの制約により db_owner
の使用が許可されない場合は、すべてのデータベースに対する次のロールと権限を SQL アカウントに付与する必要があります。
db_ddladmin
db_datawriter
db_datareader
- dbo スキーマに対する
EXECUTE
権限
構成ファイルに接続文字列を手動で設定する場合、次の方法で SQL、JDBC、ODBC、または PYODBC のパスワードをエスケープできます。
- SQL の場合: パスワードの最初と末尾に
'
を追加し、他の'
を 2 個に増やします。 - JDBC/ODBC の場合: パスワードの先頭に
{
を追加し、末尾に}
を追加し、他のすべての}
を 2 個に増やします。 - PYODBC の場合:
username
とpassword
は、特殊文字を考慮して URL エンコードする必要があります。
AutomationSuite_ProcessMining_Airflow
データベースで READ_COMMITTED_SNAPSHOT
が有効化されている必要があります。
TrustServerCertificate
は False
に設定されており、SQL Server 用に追加の CA 証明書を指定する必要があります。SQL Server の証明書が自己署名証明書の場合、または社内 CA によって署名された証明書の場合はこれが必須になります。
詳細については、このページの「証明書の構成」をご覧ください。
sql_connection_string_template の例
Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net:1433;Initial Catalog=DB_NAME_PLACEHOLDER;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;
Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net:1433;Initial Catalog=DB_NAME_PLACEHOLDER;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;
sql_connection_string_template_jdbc の例
jdbc:sqlserver://sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net:1433;database=DB_NAME_PLACEHOLDER;user=testadmin;password=***;encrypt=true;trustServerCertificate=false;Connection Timeout=30;hostNameInCertificate=sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net"
jdbc:sqlserver://sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net:1433;database=DB_NAME_PLACEHOLDER;user=testadmin;password=***;encrypt=true;trustServerCertificate=false;Connection Timeout=30;hostNameInCertificate=sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net"
sql_connection_string_template_odbc の例
SERVER=sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;DATABASE=DB_NAME_PLACEHOLDER;DRIVER={ODBC Driver 17 for SQL Server};UID=testadmin;PWD=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=YES;TrustServerCertificate=NO;Connection Timeout=30;"
SERVER=sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;DATABASE=DB_NAME_PLACEHOLDER;DRIVER={ODBC Driver 17 for SQL Server};UID=testadmin;PWD=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=YES;TrustServerCertificate=NO;Connection Timeout=30;"
sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc
mssql+pyodbc://testuser%40sfdev3082457-sql.database.windows.net:_-%29X07_%5E3-%28%3B%25e-T@sfdev3082457-sql.database.windows.net:1433/DB_NAME_PLACEHOLDER?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server"
mssql+pyodbc://testuser%40sfdev3082457-sql.database.windows.net:_-%29X07_%5E3-%28%3B%25e-T@sfdev3082457-sql.database.windows.net:1433/DB_NAME_PLACEHOLDER?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server"
Automation Suite サービスの既定および任意のデータベース名。
{
"orchestrator": "AutomationSuite_Orchestrator",
"orchestrator_ta": "AutomationSuite_Orchestrator",
"asrobots": "AutomationSuite_Orchestrator",
"orchestrator_upd": "AutomationSuite_Platform",
"platform": "AutomationSuite_Platform",
"test_manager": "AutomationSuite_Test_Manager",
"automation_ops": "AutomationSuite_Platform",
"automation_hub": "AutomationSuite_Automation_Hub",
"insights": "AutomationSuite_Insights",
"task_mining": "AutomationSuite_Task_Mining",
"dataservice": "AutomationSuite_DataService",
"aicenter": "AutomationSuite_AICenter",
"documentunderstanding": "AutomationSuite_DU_Datamanager",
"processmining_airflow": "AutomationSuite_Airflow",
"processmining_metadata": "AutomationSuite_ProcessMining_Metadata",
"processmining_warehouse": "AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse",
}
{
"orchestrator": "AutomationSuite_Orchestrator",
"orchestrator_ta": "AutomationSuite_Orchestrator",
"asrobots": "AutomationSuite_Orchestrator",
"orchestrator_upd": "AutomationSuite_Platform",
"platform": "AutomationSuite_Platform",
"test_manager": "AutomationSuite_Test_Manager",
"automation_ops": "AutomationSuite_Platform",
"automation_hub": "AutomationSuite_Automation_Hub",
"insights": "AutomationSuite_Insights",
"task_mining": "AutomationSuite_Task_Mining",
"dataservice": "AutomationSuite_DataService",
"aicenter": "AutomationSuite_AICenter",
"documentunderstanding": "AutomationSuite_DU_Datamanager",
"processmining_airflow": "AutomationSuite_Airflow",
"processmining_metadata": "AutomationSuite_ProcessMining_Metadata",
"processmining_warehouse": "AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse",
}
sql_connection_str
を設定します。
その場合も、インストーラーを実行する前に、これらのデータベースを手動で作成する必要があります。
Orchestrator とプラットフォーム用の既定の接続文字列をオーバーライドする
{
"orchestrator": {
"sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=CustomOrchDB;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
},
"platform": {
"sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=CustomIDDB;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
}
}
{
"orchestrator": {
"sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=CustomOrchDB;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
},
"platform": {
"sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=CustomIDDB;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
}
}
sql_connection_str
を設定します。この接続文字列は、対応する製品がサポートする形式である必要があります。
AI Center 用のデータベース接続文字列の設定例
パラメーター |
説明 |
---|---|
|
AI Center の JDBC 接続文字列 (JDBC 形式については以下を参照)。 |
"aicenter": {
"enabled": true,
"sql_connection_str": "jdbc:sqlserver://sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;database=aicenter;user=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;password=TFgID_9GsE7_P@srCQp0WemXX_euHQZJ"
}
"aicenter": {
"enabled": true,
"sql_connection_str": "jdbc:sqlserver://sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;database=aicenter;user=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;password=TFgID_9GsE7_P@srCQp0WemXX_euHQZJ"
}
Document Understanding の接続文字列のサンプル
"documentUnderstanding": {
"datamanager": {
"sql_connection_str": "SERVER=sql-server.database.windows.net;DATABASE=datamanager;DRIVER={ODBC Driver 17 for SQL Server};UID=testadmin;PWD=myPassword"
},
"sql_connection_str": "Server=tcp:database.example.com,1433;Initial Catalog=db;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@example.com;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
"cjkOcr":
{
"enabled": true
}
}
"documentUnderstanding": {
"datamanager": {
"sql_connection_str": "SERVER=sql-server.database.windows.net;DATABASE=datamanager;DRIVER={ODBC Driver 17 for SQL Server};UID=testadmin;PWD=myPassword"
},
"sql_connection_str": "Server=tcp:database.example.com,1433;Initial Catalog=db;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@example.com;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
"cjkOcr":
{
"enabled": true
}
}
オンライン インストールでは、手書き文字が常に有効です。
Automation Suite では、独自の外部ストレージ プロバイダーを利用できます。以下のストレージ プロバイダーから選択できます。
- Azure
- AWS
- S3 互換
外部オブジェクト ストレージは、次のいずれかの方法で構成できます。
- インストール中に対話型インストーラーを使用する
- インストール後に
cluster_config.json
ファイルを使用する
- 署名付き URL を使用しても Automation Suite が正しく機能するためには、Automation Suite クラスター、ブラウザー、すべてのマシン (ワークステーションとロボット端末を含む) から外部 ObjectStore にアクセスできることを確認する必要があります。
-
キー管理サービスによるサーバー側の暗号化 (SSE-KMS) は、2014 年 1 月 30 日以降に作成されたリージョンにデプロイされた Automation Suite バケットでのみ有効化できます。
SSE-KMS 機能には、純粋な SignV4 API が必要です。2014 年 1 月 30 日より前に作成されたリージョンでは、SignV2 との下位互換性があるため、純粋な SignV4 API は使用されません。したがって、SSE-KMS は、通信に SignV4 を使用するリージョンでのみ機能します。それぞれのリージョンがプロビジョニングされた時期を確認するには、AWS のドキュメントをご覧ください。
cluster_config.json
のパラメーターを示します。
パラメーター |
Azure |
AWS |
S3 互換 |
説明 |
---|---|---|---|---|
|
|
|
|
独自のオブジェクト ストアを使用するかどうかを指定します。設定可能な値:
true および false 。
|
|
|
|
|
バケットをプロビジョニングするかどうかを指定します。設定可能な値:
true および false 。
|
|
|
|
|
構成するストレージ プロバイダーを指定します。この値は大文字と小文字が区別されます。 設定可能な値:
azure および s3 。
注: 多くの S3 ObjectStore では、Automation Suite クラスターからのトラフィックすべてに CORS を設定する必要があります。CORS ポリシーを ObjectStore レベルで設定して、クラスターの FQDN を許可する必要があります。
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S3 サーバーの FQDN を指定します。AWS インスタンスおよび非インスタンス プロファイルの場合に必要です。 |
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S3 ポートを指定します。AWS インスタンスおよび非インスタンス プロファイルの場合に必要です。 |
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バケットをホストする AWS リージョンを指定します。AWS インスタンスおよび非インスタンス プロファイルの場合に必要です。 |
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S3 アカウントのアクセス キーを指定します。AWS 非インスタンス プロファイルの場合にのみ必要です。 |
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S3 アカウントのシークレット キーを指定します。AWS 非インスタンス プロファイルの場合にのみ必要です。 |
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インスタンス プロファイルを使用するかどうかを指定します。AWS Identity and Access Management (IAM) インスタンス プロファイルは、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンス上で実行されるアプリケーションやサービスに対し、AWS リソースへのセキュリティで保護されたアクセスを付与します。AWS S3 を選択した場合は、インスタンス プロファイルにより、EC2 インスタンスは、明示的な AWS 資格情報 (アクセス キーなど) をインスタンスに保存することなく、S3 バケットと対話できます。 |
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Azure Storage アカウントでマネージド ID を使用します。設定可能な値:
true および false 。
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external_object_storage.bucket_name_prefix 1 |
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バケット名のプレフィックスを指定します。AWS 非インスタンス プロファイルの場合は任意です。 |
external_object_storage.bucket_name_suffix 2 |
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バケット名のサフィックスを指定します。AWS 非インスタンス プロファイルの場合は任意です。 |
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Azure アカウント キーを指定します。非マネージド ID を使用する場合にのみ必要です。 |
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Azure のアカウント名を指定します。 |
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Azure FQDN のサフィックスを指定します。任意パラメーターです。 |
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Azure クライアント ID を指定します。マネージド ID を使用する場合にのみ必要です。 |
bucket_name_prefix
と bucket_name_suffix
の両方で、プロバイダーの命名規則に従う必要があります。さらに、サフィックスとプレフィックスの合計長は 25 文字以下でなければならず、プレフィックスの末尾やサフィックスの先頭はハイフン (-
) であってはなりません。ハイフン (-) は自動的に追加されているからです。
「全般的な構成」セクションで説明しているパラメーターを使用して、Automation Suite の全般的な構成を更新できます。つまり、インストール済みの製品はすべて同じ構成を共有します。1 つ以上の製品を別の構成にする場合は、全般的な構成を上書きできます。その場合、外部オブジェクト ストレージを異なる設定で使用する製品を指定し、同じパラメーターを使用して構成を定義するだけです。インストール済みのその他の製品はすべて、引き続き全般的な構成を継承します。
以下の例では、Orchestrator の全般的な構成を上書きする方法を示します。
"external_object_storage": {
"enabled": false, // <true/false>
"create_bucket": true, // <true/false>
"storage_type": "s3", // <s3,azure,aws>
"fqdn": "", // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
"port": 443, // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
"region": "",
"access_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
"secret_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
"use_managed_identity": false, // <true/false>
"bucket_name_prefix": "",
"bucket_name_suffix": "",
"account_key": "", // <needed only when using non managed identity>
"account_name": "",
"azure_fqdn_suffix": "core.windows.net",
"client_id": "" // <optional field in case of managed identity>
},
"orchestrator": {
"external_object_storage": {
"enabled": false, // <true/false>
"create_bucket": true, // <true/false>
"storage_type": "s3", // <s3,azure>
"fqdn": "", // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
"port": 443, // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
"region": "",
"access_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
"secret_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
"use_managed_identity": false, // <true/false>
"bucket_name_prefix": "",
"bucket_name_suffix": "",
"account_key": "", // <needed only when using non managed identity>
"account_name": "",
"azure_fqdn_suffix": "core.windows.net",
"client_id": "" // <optional field in case of managed identity>
}
}
"external_object_storage": {
"enabled": false, // <true/false>
"create_bucket": true, // <true/false>
"storage_type": "s3", // <s3,azure,aws>
"fqdn": "", // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
"port": 443, // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
"region": "",
"access_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
"secret_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
"use_managed_identity": false, // <true/false>
"bucket_name_prefix": "",
"bucket_name_suffix": "",
"account_key": "", // <needed only when using non managed identity>
"account_name": "",
"azure_fqdn_suffix": "core.windows.net",
"client_id": "" // <optional field in case of managed identity>
},
"orchestrator": {
"external_object_storage": {
"enabled": false, // <true/false>
"create_bucket": true, // <true/false>
"storage_type": "s3", // <s3,azure>
"fqdn": "", // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
"port": 443, // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
"region": "",
"access_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
"secret_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
"use_managed_identity": false, // <true/false>
"bucket_name_prefix": "",
"bucket_name_suffix": "",
"account_key": "", // <needed only when using non managed identity>
"account_name": "",
"azure_fqdn_suffix": "core.windows.net",
"client_id": "" // <optional field in case of managed identity>
}
}
Automation Suite の Process Mining の BLOB ストレージの資格情報をローテーションするには、保存されているシークレットを新しい資格情報で更新する必要があります。「BLOB ストレージの資格情報をローテーションする」をご覧ください。
orchestrator.orchestrator_robot_logs_elastic
セクションで設定できます。指定しない場合、ロボット ログは Orchestrator のデータベースに保存されます。
orchestrator.orchestrator_robot_logs_elastic
パラメーターのリストを示します。
パラメーター |
説明 |
---|---|
|
使用する Elasticsearch インスタンスのアドレスです。URI の形式で指定する必要があります。指定すると、ユーザー名とパスワードも必要になります。 |
|
認証に使用される Elasticsearch のユーザー名です。 |
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認証に使用される Elasticsearch のパスワードです。 |
例
"orchestrator": {
"orchestrator_robot_logs_elastic": {
"elastic_uri": "https://elastic.example.com:9200",
"elastic_auth_username": "elastic-user",
"elastic_auth_password": "elastic-password"
}
}
"orchestrator": {
"orchestrator_robot_logs_elastic": {
"elastic_uri": "https://elastic.example.com:9200",
"elastic_auth_username": "elastic-user",
"elastic_auth_password": "elastic-password"
}
}
Insights を有効化する場合、スケジュールされたメールやアラート メールの送信に使用する SMTP サーバーの構成を含めることができます。—これを指定しない場合、スケジュールされたメールやアラート メールは機能しません。
insights.smtp_configuration
フィールドの詳細を以下に示します。
パラメーター |
説明 |
---|---|
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有効な値は
TLSv1_2 、TLSv1_1 、SSLv23 です。TLS を使用しない場合は、すべてのキーを省略します。
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アラート メールやスケジュールされたメールの送信元となるアドレスです。 |
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SMTP サーバーのホスト名。 |
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SMTP サーバーのポート。 |
|
SMTP サーバー認証用のユーザー名。 |
|
SMTP サーバー認証用のパスワード。 |
例
"insights": {
"enabled": true,
"smtp_configuration": {
"tls_version": "TLSv1_2",
"from_email": "test@test.com",
"host": "smtp.sendgrid.com",
"port": 587,
"username": "login",
"password": "password123"
}
}
"insights": {
"enabled": true,
"smtp_configuration": {
"tls_version": "TLSv1_2",
"from_email": "test@test.com",
"host": "smtp.sendgrid.com",
"port": 587,
"username": "login",
"password": "password123"
}
}
processmining
セクションで構成できます。
パラメーター |
説明 |
---|---|
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データベースをプレースホルダー
Initial Catalog=DB_NAME_PLACEHOLDER に設定した .NET 形式の接続文字列。
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カスタム メタデータの場所を表す SQLAlchemy の PYODBC 形式の接続文字列は sqlServer:1433/DB_NAME_PLACEHOLDER です。
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Process Mining のデータ ウェアハウス SQL Server への .NET 形式の SQL 接続文字列。dbname のプレースホルダーは Initial Catalog=DB_NAME_PLACEHOLDER です。
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|
Process Mining のデータ ウェアハウス SQL Server への SQLAlchemy PYODBC 形式の SQL 接続文字列。dbname のプレースホルダーは sqlServer:1433/DB_NAME_PLACEHOLDER です。
|
|
インストーラーが
sql.create_db: true の設定を使用してデータベースを作成する場合は、Process Mining のデータ ウェアハウス SQL Server に対して .NET 形式のマスター SQL 接続文字列を指定する必要があります。接続文字列内のデータベースは、master に設定する必要があります。
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Process Mining の接続文字列のサンプル
"processmining": {
"enabled": true,
"app_security_mode": "system_managed",
"sql_connection_str": "Server=tcp:shared_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Metadata;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
"sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://username:password@shared_sqlserver_fqdn:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES",
"warehouse": {
"sql_connection_str": "Server=tcp:dedicated_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
"sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://useername:password@dedicated_sqlserver_fqdn:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES",
"master_sql_connection_str": "Server=tcp:dedicated_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
},
"blob_storage_account_use_presigned_uri": true
},
"processmining": {
"enabled": true,
"app_security_mode": "system_managed",
"sql_connection_str": "Server=tcp:shared_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Metadata;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
"sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://username:password@shared_sqlserver_fqdn:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES",
"warehouse": {
"sql_connection_str": "Server=tcp:dedicated_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
"sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://useername:password@dedicated_sqlserver_fqdn:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES",
"master_sql_connection_str": "Server=tcp:dedicated_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
},
"blob_storage_account_use_presigned_uri": true
},
1433
を使用する必要があります。
warehouse.sql_connection_str
warehouse.sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str
warehouse.master_sql_connection_str
非標準の SQL Server ポートはサポートされていません。
Process Mining のデータ ウェアハウス SQL Server の接続文字列を構成する場合、SQL Server の名前付きインスタンスを省略する必要があります。
SQL Server の名前付きインスタンスは、同じ TCP ポートでは動作できません。 したがって、インスタンスを区別するにはポート番号だけで十分です。
tcp:server\namedinstance,1433
の代わりに tcp:server,1433
を使用します。
Automation Suite ロボットは、パッケージのキャッシュを使用してプロセスの実行を最適化し、実行速度を向上できます。NuGet パッケージは、インターネット/ネットワークからダウンロードするのではなく、ファイルシステムから取得します。そのためには 10 GiB 以上の領域が追加で必要で、その領域を専用ノードのホスト マシンのファイルシステム上のフォルダーに割り当てる必要があります。
cluster_config.json
パラメーターを更新する必要があります。
パラメーター |
既定値 |
説明 |
---|---|---|
|
|
true に設定すると、ロボットはローカル キャッシュを使用してパッケージを解決します。
|
|
|
パッケージが保存されているサーバーレス エージェント ノード上のディスクの場所です。 |
cluster_config.json
ファイルで aicenter.external_object_storage.port
パラメーターと aicenter.external_object_storage.fqdn
パラメーターを設定する必要があります。
external_object_storage
セクションを構成している場合でも、cluster_config.json
ファイルの aicenter
セクションでパラメーターを設定する必要があります。
cluster_config.json
を示しています
AI Center の構成:"aicenter": {
"external_object_storage" {
"port": 443,
"fqdn": "s3.us-west-2.amazonaws.com"
}
},
"external_object_storage": {
"enabled": true,
"create_bucket": false,
"storage_type": "s3",
"region": "us-west-2",
"use_instance_profile": true
}
...
"aicenter": {
"external_object_storage" {
"port": 443,
"fqdn": "s3.us-west-2.amazonaws.com"
}
},
"external_object_storage": {
"enabled": true,
"create_bucket": false,
"storage_type": "s3",
"region": "us-west-2",
"use_instance_profile": true
}
...
監視のために十分なリソースをプロビジョニングするには (「監視スタックを使用する」参照)、クラスター内の vCPU の数と、メトリックの必要な保持日数について検討する必要があります。監視リソース構成の設定方法については、次の表をご覧ください。
次の表で、監視フィールドの詳細について説明します。
パラメーター |
説明 |
---|---|
|
日数単位。 Grafana での視覚化や Prometheus コンソールからの手動のクエリを目的として、メトリックが保持される日数です。 既定値は
7 です。
|
|
GiB 単位で指定します。 Prometheus レプリカ 1 つあたりに確保するストレージ容量です。 適切な経験則としては、この値を次のように設定します。
例: prometheus_retention を 14 日に設定し、クラスターが 5 つのマシンにまたがる 80 個のコアから構成されている場合は、次のようになります。
既定値は
45 で、これより小さな値は設定しないでください。
Prometheus でストレージ容量が不足しはじめると、具体的な修正策を含むアラートがトリガーされます。こちらをご覧ください。 |
|
MiB 単位で指定します。 Prometheus レプリカ 1 つあたりのメモリ容量の制限値です。 適切な経験則としては、この値を次のように設定します。
例: prometheus_retention を 14 日に設定し、クラスターが 5 つのマシンにまたがる 80 個のコアから構成されている場合は、次のようになります。
既定値は、シングルノードの評価モードでは
3200 で、マルチノードの HA 対応の運用モードでは 6000 であり、これより小さい値に設定しないでください。
Prometheus でメモリが不足しはじめると、具体的な修正策を含むアラートがトリガーされます。こちらをご覧ください。 |
例
"monitoring": {
"prometheus_retention": 14,
"prometheus_memory_limit": 16000,
"prometheus_storage_size": 104
}
"monitoring": {
"prometheus_retention": 14,
"prometheus_memory_limit": 16000,
"prometheus_storage_size": 104
}
cluster_config.json
を更新する必要があります。
vim またはお好みのエディターを使用して、構成ファイルに以下を追加する必要があります。
"proxy": {
"enabled": true,
"http_proxy": "http://<PROXY-SERVER-IP>:<PROXY-PORT>",
"https_proxy": "http://<PROXY-SERVER-IP>:<PROXY-PORT>",
"no_proxy": "alm.<fqdn>,<fixed_rke_address>:9345,<fixed_rke_address>:6443,<named server address>,<metadata server address>,<k8s address range>,<private_subnet_ip>,<sql server host>,<Comma separated list of ips that should not go through proxy server>"
}
"proxy": {
"enabled": true,
"http_proxy": "http://<PROXY-SERVER-IP>:<PROXY-PORT>",
"https_proxy": "http://<PROXY-SERVER-IP>:<PROXY-PORT>",
"no_proxy": "alm.<fqdn>,<fixed_rke_address>:9345,<fixed_rke_address>:6443,<named server address>,<metadata server address>,<k8s address range>,<private_subnet_ip>,<sql server host>,<Comma separated list of ips that should not go through proxy server>"
}
必須パラメーター |
説明 |
---|---|
|
true または false を使用して、プロキシ設定を有効または無効化します。
|
|
クラスターからの HTTP アウトバウンド要求をルーティングするために使用します。これはプロキシ サーバーの FQDN とポートとする必要があります。 |
|
クラスターからの HTTPS アウトバウンド要求をルーティングするために使用します。これはプロキシ サーバーの FQDN とポートとする必要があります。 |
|
プロキシ サーバー経由でルーティングしない、ホスト、IP アドレス、CIDR 形式による IP 範囲のコンマ区切りリストです。プライベート サブネット範囲、SQL Server ホスト、名前付きサーバー アドレス、メタデータ サーバー アドレスを指定する必要があります (
*.<fqdn>,<fixed_rke_address>:9345,<fixed_rke2_address>:6443 )。
重要:
AI Center を外部 Orchestrator で使用する場合は、外部 Orchestrator ドメインを
no_proxy リストに追加する必要があります。
|
マルチノード クラスターでゾーン障害に対する復元機能を有効化するには、次の手順を実行します。
cluster_config.json
を更新するには、高度な構成手順でウィザードを終了し、vim またはお好みのエディターで構成ファイルに以下を追加します。
"zone_resilience": true
"zone_resilience": true
必須パラメーター |
説明 |
---|---|
|
true または false を使用して、ゾーン障害に対する復元機能を有効または無効化します。
|
--zone
引数と --region
引数を渡すことが推奨/必須となるのは以下のような場合です。
- 推奨: マシンが AWS、Azure、または GCP でプロビジョニングされ、メタデータ サービスが有効化されている場合。この場合は、インストーラーがゾーンとリージョンの詳細を設定するためです。
- 必須: マシンが AWS、Azure または GCP でプロビジョニングされ、メタデータ サービスが無効化されている場合、または別のクラウド プロバイダーを選択した場合.
/etc/resolv.conf
で構成されたネーム サーバーを使用します。Kubernetes はローカル DNS リゾルバー (127.0.0.1 または 127.0.0.0/8) では動作しません。そのため、このようなネームサーバーが /etc/resolv.conf
ファイル内で構成されている場合は、cluster_config.json
の .infra.custom_dns_resolver
パラメーターに、仮想マシンのどこからでもアクセスできる適切なネームサーバー エントリを含むファイル参照を渡す必要があります。
既知の制限の詳細については、Kubernetes のドキュメントをご覧ください。
任意パラメーター |
説明 |
---|---|
|
仮想マシン上のどこからでもアクセスできる、適切なネーム サーバー エントリを含むファイルへのパスです。これらのネーム サーバー エントリは、
127.0.0.0/8 からは参照しないでください。
|
cluster_config.json
ファイルの fault_tolerance
パラメーターを使用して、サーバー ノードの障害耐性を向上できます。このパラメーターにより、クラスター内のストレージ コンポーネント (Ceph や Longhorn など) のレプリケーション係数を変更します。
1
以上に向上させるには、環境が次の要件を満たしていることを確認します。
- クラスターが少なくとも
2x+1
のサーバー ノードで構成されている。x
はサーバー ノードに必要なフォールト トレランスです。 - 各サーバー ノードに RAW デバイスが構成されている。
1
以上に向上させるには、次の手順を実行します。
cluster_config.json
ファイルでfault_tolerance
を必要な値に設定します。インストールまたはアップグレード操作の開始前にこの値を設定しておけば、追加手順を実行する必要はありません。uipathctl.sh
インストーラーを実行して、クラスター内 Ceph ObjectStore のレプリケーション係数を変更します。操作が正常に完了するまで待ちます。install-uipath.sh
インストーラーを実行して、Longhorn ボリュームのレプリケーション係数を変更します。操作が正常に完了するまで待ちます。
- Cluster_config.json のサンプル
- 全般的な構成
- 証明書の設定
- データベースの構成
- データベース作成ワークフロー
- 必要なデータベースを自動作成する
- 独自のデータベースを利用する
- 外部 ObjectStore の構成
- 全般的な構成
- 製品固有の設定
- Process Mining の BLOB ストレージの資格情報をローテーションする
- Orchestrator 固有の設定
- Insights 固有の構成
- Process Mining 固有の構成
- Automation Suite ロボット固有の構成
- AI Center 固有の構成
- 監視の構成
- 任意: プロキシ サーバーを構成する
- 任意: マルチノードの HA 対応の運用クラスターにおけるゾーン障害に対する復元設定を有効化する
- 任意: カスタムの Resolv.con を渡す
- 任意: フォールト トレランスを向上させる
- ハードウェア要件
- フォールト トレランスを向上させる方法