Automation Suite
2022.10
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Automation Suite インストール ガイド
最終更新日 2024年4月24日

オフラインのマルチノード高可用性対応運用環境のインストール

概要

重要:

インストールを続行する前に、ハードウェアとソフトウェアの前提条件を満たす必要があります。「ハードウェアおよびソフトウェアの要件」をご覧ください。

専用のスクリプトを使用して、インストールの前提条件とインフラストラクチャの準備状況を検証できます。「前提条件を検証する」をご覧ください。

インストールを円滑に進めるには、UiPath のベスト プラクティスに従ってください。をご覧ください。

インストール プロセスには、次のような一般的手順があります。

手順

説明

手順 1: インストール パッケージをダウンロードする

この手順は、インターネットと、Automation Suite をデプロイする予定のオフライン マシンの両方にアクセスできる Linux または Windows マシンから実行する必要があります。インストール パッケージのダウンロードが完了するまでに、後続の手順のいくつかを進めておくことができます。

手順 2: インストールを構成する

対話型インストーラーを実行し、インストール オプションを構成します。

このツールは、最も一般的なインストール オプションの入力を収集し、インストール中に使用できる構成ファイルを生成します。

(任意) 高度なインストール オプションを設定する

対話型インストーラーで提供されるのは既定のインストール エクスペリエンスであるため、構成オプションの数は限られています。インストールされた製品をカスタマイズしたり、特定の製品で個別の SQL Server を設定したりするには、構成ファイルを編集します。

手順 3: すべてのマシンにインストール ファイルをコピーする

最初のマシンのインストール フォルダー (手順 2 で対話型インストーラーによって作成済み) にダウンロードしたファイルをコピーします。

クラスターの他のマシンに、最初のマシンのインストール フォルダー全体を、それぞれの同じフォルダー パスへとコピーします。

手順 4: インストールを実行する

クラスターを作成し、すべてのマシンを参加させます。最初のマシンから残りのスイートをインストールします。

手順 5: インストールを完了する

手順 5: インストールが正常に完了しました。インストール後の手順に進むことができます。

新たに作成されたクラスターとスイートにアクセスしたり、証明書を更新したり、PVC のサイズを変更したりできるようになりました。

重要:

RHEL kernel version kernel-4.18.0-477.10.1.el8_8 は、Automation Suite クラスターのインストールまたは管理を中断させる問題の影響を受けます。どの Automation Suite ノードも、インストール前またはインストール後にこのバージョンのカーネルを使用していないことを確認してください。以下のコマンドを実行するとカーネルのバージョンを更新できます。

dnf install -y kernel kernel-tools kernel-tools-libsdnf install -y kernel kernel-tools kernel-tools-libs

手順 1: インストール パッケージをダウンロードし、すべてのファイルを最初のマシンに揃える

手順 1.1: インストール パッケージをダウンロードする

この手順は、インターネットと、Automation Suite がインストールされるオフライン環境内のマシンにアクセスできるマシンで実行する必要があります。
注:

このマシンは、Linux でも Windows でも構いません。このガイドで使用するコマンドは、RHEL ベースの OS 用です。Windows や他の OS では、それらの環境に固有の同等コマンドに置き換えてください。

Automation Suite インストーラーは複数のパッケージのラッパーであり、Red Hat Package Manager (RPM) を使用して依存関係もいくつかインストールします。SQL やその他のインストール オプションなどの外部リソースを構成するのに役立つ対話型エクスペリエンスを提供します。

インターネットにアクセスできる別のマシンで実行する手順

このセクションでは、インストール プロセスを開始するために必要なファイルの取得方法について説明します。

  1. インターネットにアクセスできるマシンに接続し、以下のコマンドを実行して対話型ウィザードのファイルを取得します。
    ssh <user>@<dns_of_vm>ssh <user>@<dns_of_vm>
  2. ssh キーを使用した場合、次のコマンドを実行します。
    ssh -i <path/to/Key.pem> <user>@<dns_of_vm>ssh -i <path/to/Key.pem> <user>@<dns_of_vm>
  3. 以下のパッケージをダウンロードします。
    • installUiPathAS.sh必須です。ダウンロード手順については「installUiPathAS.sh」をご覧ください。
    • sf-installer.zip必須です。ダウンロード手順については「sf-installer.zip」をご覧ください。
    • sf.tar.gz任意です。内部 Docker レジストリを使用する場合は、サーバー ノードでのみ必要です。ダウンロード手順については、「sf.tar.gz」をご覧ください。
    • sf-infra.tar.gz - 必須です。ダウンロード手順については「sf-infra.tar.gz」をご覧ください。
    • du-ondemand.tar.gz任意Document Understanding にのみ必要です。ダウンロード手順については「du-ondemand.tar.gz」をご覧ください。
      注:

      注この任意の手順を実行しないと、Document Understanding サービスの機能が制限されます。

    • cv-ondemand.tar.gz任意Computer Vision にのみ必要です。ダウンロード手順については「du-ondemand.tar.gz」をご覧ください。
      注:

      この任意の手順を実行しないと、Computer Vision サービスにアクセスできません。

    お使いの Automation Suite のバージョンとオペレーティング システムに適したパッケージをダウンロードしてください。

手順 1.2: ダウンロードしたすべてのファイルを最初のマシンに揃える

次の手順に従ってください。

  • インターネットにアクセスできるマシンに、すべてのファイルがダウンロードされていることを確認します。
  • マシンにターゲット フォルダーを作成します。
  • オンラインのマシンからターゲット マシンにファイルをコピーします。

クラスターの全マシンで実行する手順

次のコマンドを実行して、インストール フォルダーを作成します。

sudo su -
mkdir -p /opt/UiPathAutomationSuite/
chmod -R 777 /opt/UiPathAutomationSuite
mkdir -p /uipath/tmp
chmod -R 777 /uipath/tmpsudo su -
mkdir -p /opt/UiPathAutomationSuite/
chmod -R 777 /opt/UiPathAutomationSuite
mkdir -p /uipath/tmp
chmod -R 777 /uipath/tmp
重要: configureUiPathDisks.sh スクリプトを使用する場合は、mkdir -p /opt/UiPathAutomationSuite/ を実行する必要はありません。

インターネットにアクセスできる別のマシンで実行する手順

次の手順を実行して、ファイルを最初のノードにコピーします。

  1. インターネットにアクセスできるマシンから、インストール先マシンのインストール フォルダーにファイルをコピーし、/uipath/tmp フォルダーにオフライン バンドルをコピーします。
    scp ~/installUiPathAS.sh ~/sf-installer.zip ~/sf-infra.tar.gz <username>@<node dns>:/uipath/tmp
    scp ~/sf.tar.gz <username>@<node dns>:/uipath/tmp/scp ~/installUiPathAS.sh ~/sf-installer.zip ~/sf-infra.tar.gz <username>@<node dns>:/uipath/tmp
    scp ~/sf.tar.gz <username>@<node dns>:/uipath/tmp/
  2. (任意) Document Understanding を使用する場合は、次のバンドルを /uipath/tmp フォルダーにコピーします。
    scp ~/du-ondemand.tar.gz <username>@<node dns>:/uipath/tmp/scp ~/du-ondemand.tar.gz <username>@<node dns>:/uipath/tmp/
    警告: この任意の手順を実行しないと、Document Understanding サービスにアクセスできません。
  3. (任意) Computer Vision を使用する場合は、次のバンドルを /uipath/tmp フォルダーにコピーします。
    scp ~/cv-ondemand.tar.gz <username>@<node dns>:/uipath/tmp/scp ~/cv-ondemand.tar.gz <username>@<node dns>:/uipath/tmp/
    警告: この任意の手順を実行しないと、Computer Vision サービスにアクセスできません。

手順 2: インストールを構成する

手順 2.1: 既定の構成

クラスターのメイン マシンで実行する手順
  1. 現在の PATH に前提条件のフォルダーを追加します。
    対話型インストーラーには jq が必要ですが、Automation Suite のオフライン バンドルにあらかじめ付属しています。次のコマンドを実行してこれを PATH に追加し、ルートであることを確認します。
    mv /uipath/tmp/installUiPathAS.sh /uipath/tmp/sf-installer.zip /uipath/tmp/sf-infra.tar.gz  /opt/UiPathAutomationSuite
    cd /opt/UiPathAutomationSuite
    unzip ./sf-installer.zip -d .
    chmod +x ./bin/jq
    export PATH=${PATH}:/opt/UiPathAutomationSuite/binmv /uipath/tmp/installUiPathAS.sh /uipath/tmp/sf-installer.zip /uipath/tmp/sf-infra.tar.gz  /opt/UiPathAutomationSuite
    cd /opt/UiPathAutomationSuite
    unzip ./sf-installer.zip -d .
    chmod +x ./bin/jq
    export PATH=${PATH}:/opt/UiPathAutomationSuite/bin
  2. インストーラー フォルダーに権限を付与します。
    インストール スクリプトが配置され、実行される /opt/UiPathAutomationSuite フォルダーに適切な権限を付与する必要があります。インストーラーは、各段階の実行後にいくつかのファイル (output.json) も作成します。必要な権限を付与するには、次のコマンドを実行します。
    chmod -R 755 /opt/UiPathAutomationSuitechmod -R 755 /opt/UiPathAutomationSuite
  3. 対話型インストーラーを実行し、インストール オプションを構成します。
    重要:
    対話型インストーラーは sf-installer.zip をダウンロードしようとするため、オフライン環境では失敗します。ダウンロードのステップをスキップしてインストールの問題を回避するには、次のコマンドを実行します。
    export BUNDLE_FILE="/opt/UiPathAutomationSuite/sf-installer.zip"export BUNDLE_FILE="/opt/UiPathAutomationSuite/sf-installer.zip"
    対話型インストーラーを起動するには、次のコマンドを実行します。
    chmod +x ./installUiPathAS.sh
    ./installUiPathAS.shchmod +x ./installUiPathAS.sh
    ./installUiPathAS.sh
    対話型インストーラーは構成の手順を案内し、構成を生成します。構成は残りのインストール手順でカスタマイズできます。

オフラインのマルチノード モードで対話型ウィザードを実行する

対話型インストーラーを実行し、インストール オプションを構成します。このツールは、最も一般的なインストール オプションの入力を収集し、構成ファイルを生成します。既定で高可用性が有効化されますが、高度な構成により無効化できます。

Automation Suite をインストールするには、次の手順に従います。

  1. 対話型インストーラーを起動します。
  2. ライセンス契約に同意してインストールを続行します。
  3. [Main Menu] でデプロイ モードを選択します。[Multi-node deployment (recommended for production use)] を選択し、選択内容を確認します。
    docs image
  4. [Deployment configuration] で、環境の種類を選択します。[Air-gapped] を選択します。
  5. 製品選択を選びます。以下のオプションがあります。
    • Complete (All products)
    • Select products

    製品選択オプションについて詳しくは、「ハードウェアおよびソフトウェアの要件」をご覧ください。

  6. 前の手順で [Select products] を選択した場合は、インストールする製品を指定します。以下のオプションがあります。
    • Action Center
    • AI Center
    • Apps (アプリ)
    • Automation Hub
    • Automation Ops
    • Automation Suite ロボット
    • Data Service
    • Document Understanding
    • Insights
    • Orchestrator
    • Process Mining
    • Task Mining
    • Test Manager
    注:

    Automation Suite の一部の製品には、その他にも相互の依存関係があります。インストールする製品を選択する際は、製品間の依存関係を考慮してください。依存関係なしに製品をインストールしようとすると、エラーが発生します。

    さらには、一部の Automation Suite 製品では、専用のエージェント ノードが必要です。続行する前に、ハードウェア要件を満たしていることを確認してください。

  7. AI Center をインストールするには、以下の追加の手順を実行する必要があります。
    1. AI Center に外部 Orchestrator が必要かどうかを指定します。
      • AI Center に外部 Orchestrator が必要ない場合は、手順 8 に進みます。
      • AI Center に外部 Orchestrator が必要な場合は、手順 7.b に進みます。
    2. Orchestrator の証明書を仮想マシンにコピーします。詳細については、「Orchestrator の証明書をコピーする」をご覧ください。
    3. AI Center の Orchestrator URL を指定します。例: https://orchestrator.example.com
    4. AI Center の Identity URL を指定します。例: https://orchestrator.example.com/identity
    5. Orchestrator の証明書ファイルへのパスを指定します。例: /opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/orch.cer
    6. Identity の証明書ファイルへのパスを指定します。例: /opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/identity.cer
    注: オフライン インストールの場合、メータリング API キーを指定する必要はありません。AI Center のインストールを完了するには、「AI Center のインストールを完了する」の手順に従います。
  8. 製品選択を確認して、ハードウェアおよびソフトウェアの最小要件を判断します。
  9. Automation Suite の FQDN を入力します。
  10. 選択した製品に独自のオブジェクト ストアを使用するかどうかを指定します。[No] を選択した場合は、既定のオブジェクト ストアが選択されます。[Yes] を選択した場合は、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • Azure Storage Account – Azure Storage アカウントに基づくマネージド ID を使用するかどうかを指定します。選択内容に対応する以下の詳細情報を入力し、選択したすべての製品に対してコンテナーを自動的にプロビジョニングするかどうかを指定します。
      • [Yes] の場合は、Azure Storage アカウントの名前とエンドポイント サフィックス、およびクライアント ID を入力します。
      • [No] の場合は、Azure Storage アカウントの名前とエンドポイント サフィックス、および Azure アカウント キーを入力します。
    • AWS S3 – バケット名のプレフィックスとサフィックス、バケットをホストする AWS リージョン、S3 アカウントのアクセス キーとシークレット キーを指定し、選択したすべての製品に対してバケットを自動的にプロビジョニングするかどうかを指定します。
    • Other S3 Compatible storage – バケット名のプレフィックスとサフィックス、S3 サーバーの FQDN、S3 のポート、S3 アカウントのアクセス キーとシークレット キーを指定し、選択したすべての製品に対してバケットを自動的にプロビジョニングするかどうかを指定します。
    注:

    多くの S3 ObjectStore では、Automation Suite クラスターからのトラフィックすべてに CORS を設定する必要があります。CORS ポリシーを ObjectStore レベルで設定して、クラスターの FQDN を許可する必要があります。

  11. SQL 接続に Kerberos 認証を使用するかどうかを指定します。
  12. SQL Server の FQDN を入力します。プロンプトに従い、接続ポート、ユーザー名、パスワードを入力します。
    注:

    Process Mining には 2 つ目の SQL Server が必要です。Process Mining をインストールする場合は、ウェアハウス SQL Server の URL、接続プロンプト、ユーザー名、パスワードを必ず指定してください。

    2 つ目の SQL Server が満たす必要があるハードウェア要件の詳細については、「Process Mining のための SQL の要件」をご覧ください。

  13. インストーラーで必要なデータベースを自動作成するかどうかを指定します。
  14. セキュリティで保護された TLS 通信を必要とする外部サーバー ソフトウェアに CA 証明書を提供します。証明書を提供しないと、インストールは失敗します。TLS 通信を有効化しなかった場合は、インストール後に証明書を設定できます。
    注:
    インストーラーは Base64 でエンコードされた PEM 形式の DER 証明書のみを受け入れます。外部サーバーに異なる CA がある場合、すべての公開証明書を 1 つのファイルに連結できます。
  15. 構成パラメーターを定義すると、インストーラーが構成ファイルを自動生成します。構成パラメーターはターミナルから直接編集できます。
    注:
    UiPathAutomationSuite フォルダーで高度な構成設定の cluster_config.json を直接編集できます。構成ファイルの編集後、対話型インストーラーを再実行してインストールを完了するか、手動でインストールを完了する必要があります。
注: インストール プロセスの最後に、デプロイの概要を示すメッセージが表示されます。この概要ページから、Cluster Administration ポータル、ホスト ポータル、組織管理インターフェイス、Rancher、ArgoCD などにアクセスできます。

手順 2.2: (任意) 高度な構成

この手順は任意です。

高度な構成用のファイルを設定することができます。このファイルを使用すると、追加製品の有効化、既定の製品の無効化、SQL DB とそれぞれの接続文字列、および証明書の構成を行うことができます。マルチノードの高可用性対応の運用環境モードでは、高可用性が既定で有効化されますが、これは必要に応じて無効化できます。

高度な構成を行うには「高度なインストール」の手順に従ってください。

注: 対話型インストーラーを終了して高度な構成を行った場合は、プロセスを完了するために対話型インストーラーを再度実行する必要があります。

手順 3: クラスターの他のすべてのマシンにインストール ファイルをコピーする

クラスター内の最初のマシン (構成を実行したマシン) から、インストーラー、証明書、cluster_config.json を他のすべてのマシンにコピーします。

クラスターの最初のマシンで実行する手順

  1. 次のコマンドを実行して、/opt/UiPathAutomationSuite フォルダーを他のすべてのノードにコピーします。
    scp -r /opt/UiPathAutomationSuite <username>@<node dns>:/optscp -r /opt/UiPathAutomationSuite <username>@<node dns>:/opt
    重要: エアギャップ環境で作業しているため、コピー先ノードのプライベート IP を使用する必要があるかもしれません。
  2. ログインに証明書を使用する場合、-i <cert.pem> を追加します。.pem の内容をローカル ファイルにコピーする場合、新しいファイルに適切な権限がある必要があります。権限は chmod 400 <cert.pem> によって付与できます。
上記の手順に従えば、インストール バンドルのダウンロードしたすべてのパッケージとともに、すべてのマシン上で確実に同じ構成を複製できます。

手順 4: インストールを実行する

マシンには、サーバーとエージェントの 2 種類があります。

  • サーバー - Kubernetes インフラストラクチャ (API サーバー、etcd など) を実行するマシンです。これらのコンポーネントがクラスター全体を管理します。
  • エージェント - ワークロードの実行に使用する、バニラ バージョンのマシンです。

マルチノードの高可用性対応の運用環境モードでは、3 台以上のサーバー マシンが必要です。Task Mining をインストールする場合、エージェントとして使用するマシンを 1 台追加する必要があります。

注:
  • マルチノードの高可用性対応運用環境のインストールの場合、ロード バランサーが必要になります。ロード バランサーが作成され、ノード間でトラフィックが分散されていることを確認してください。cluster_config.json ファイルでは、ロード バランサーのドメイン名を使用する必要があります。
  • 少なくとも 1 つのサーバー ノードが必要です。HA の場合は 3 つ以上のサーバー ノードが必要です。サーバー ノード数は奇数にする必要があります。

手順 4.1: ライセンス契約に同意する

インストールを実行する前に、ライセンス契約をお読みください。

ライセンス契約に同意するには、以下のいずれかの方法を選択します。

  • オプション 1 (環境変数) - 次のコマンドを実行して、環境変数 LICENSE_AGREEMENTaccept に設定します。export LICENSE_AGREEMENT=accept
  • オプション 2 (インライン パラメーター - または install-uipath.sh の各実行に --accept-license-agreement を付加します。

手順 4.2: すべてのマシンを作成し、クラスターに参加させる

  1. 最初のマシンを設定します。
    最初のサーバーで次のコマンドを実行します。
    cd /opt/UiPathAutomationSuite
    ./install-uipath.sh -i ./cluster_config.json -o ./output.json -k --offline-bundle ./sf-infra.tar.gz --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreementcd /opt/UiPathAutomationSuite
    ./install-uipath.sh -i ./cluster_config.json -o ./output.json -k --offline-bundle ./sf-infra.tar.gz --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement
  2. 残りのサーバーをクラスターに参加させます。
    残りのサーバー ノードで次のコマンドを順番に実行します。
    cd /opt/UiPathAutomationSuite
    sudo chmod -R 755 /opt/UiPathAutomationSuite
    sudo ./install-uipath.sh -i ./cluster_config.json -o ./output.json -k -j server --offline-bundle ./sf-infra.tar.gz --offline-tmp-folder /opt/UiPathAutomationSuite/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreementcd /opt/UiPathAutomationSuite
    sudo chmod -R 755 /opt/UiPathAutomationSuite
    sudo ./install-uipath.sh -i ./cluster_config.json -o ./output.json -k -j server --offline-bundle ./sf-infra.tar.gz --offline-tmp-folder /opt/UiPathAutomationSuite/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement
  3. 残りのエージェントをクラスターに参加させます。
    残りのエージェント ノードで次のコマンドを順番に実行します。
    cd /opt/UiPathAutomationSuite
    sudo chmod -R 755 /opt/UiPathAutomationSuite
    sudo ./install-uipath.sh -i ./cluster_config.json -o ./output.json -k -j agent --offline-bundle ./sf-infra.tar.gz --offline-tmp-folder /opt/UiPathAutomationSuite/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreementcd /opt/UiPathAutomationSuite
    sudo chmod -R 755 /opt/UiPathAutomationSuite
    sudo ./install-uipath.sh -i ./cluster_config.json -o ./output.json -k -j agent --offline-bundle ./sf-infra.tar.gz --offline-tmp-folder /opt/UiPathAutomationSuite/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement

手順 4.3: スイートのインストールを完了する

内部 Docker レジストリを使用する際にオフライン バンドルをアップロードする

すべてのノードを参加させてから内部 Docker レジストリを使用する場合は、最初のノードで次のコマンドを実行して、オフライン バンドルをアップロードします。

./configureUiPathAS.sh registry upload --offline-bundle /opt/UiPathAutomationSuite/sf.tar.gz --offline-tmp-folder /uipath/tmp./configureUiPathAS.sh registry upload --offline-bundle /opt/UiPathAutomationSuite/sf.tar.gz --offline-tmp-folder /uipath/tmp

最初のノードでインストールを完了する

すべてのノードを参加させてから最初のサーバーに切り替えて Automation Suite のインストールを完了します。

  1. 次のコマンドを実行して、ノードが適切に追加されているかどうかを確認します。

    sudo su 
    export KUBECONFIG=/etc/rancher/rke2/rke2.yaml PATH=$PATH:/var/lib/rancher/rke2/bin 
    kubectl get nodessudo su 
    export KUBECONFIG=/etc/rancher/rke2/rke2.yaml PATH=$PATH:/var/lib/rancher/rke2/bin 
    kubectl get nodes
  2. すべて適切であれば、複数のノードが表示されるはずです。

  3. 次のコマンドを実行して、インストールを完了します。

    ./install-uipath.sh -i ./cluster_config.json -o ./output.json -f -s --install-type offline --offline-bundle /opt/UiPathAutomationSuite/sf.tar.gz --offline-tmp-folder /uipath/tmp --accept-license-agreement./install-uipath.sh -i ./cluster_config.json -o ./output.json -f -s --install-type offline --offline-bundle /opt/UiPathAutomationSuite/sf.tar.gz --offline-tmp-folder /uipath/tmp --accept-license-agreement
警告:

これは、最も時間のかかる操作です。約 2 時間を要するものと想定してください。

任意のバンドルを読み込む

  • 任意の Document Understanding バンドルを読み込むには、次のコマンドを実行します。

    ./configureUiPathAS.sh registry upload --optional-offline-bundle "/uipath/tmp/du-ondemand.tar.gz" --offline-tmp-folder "/uipath/tmp"./configureUiPathAS.sh registry upload --optional-offline-bundle "/uipath/tmp/du-ondemand.tar.gz" --offline-tmp-folder "/uipath/tmp"
  • 任意の Computer Vision バンドルを読み込むには、次のコマンドを実行します。

    ./configureUiPathAS.sh registry upload --optional-offline-bundle "/uipath/tmp/cv-ondemand.tar.gz" --offline-tmp-folder "/uipath/tmp"./configureUiPathAS.sh registry upload --optional-offline-bundle "/uipath/tmp/cv-ondemand.tar.gz" --offline-tmp-folder "/uipath/tmp"

AI Center のインストールを完了する

AI Center に外部 Orchestrator が必要な場合は、次のコマンドを実行してインストールを完了します。

./configureUiPathAS.sh aicenter configure --installation-token <identity token>./configureUiPathAS.sh aicenter configure --installation-token <identity token>
AI Center 用に Orchestrator を構成する方法について詳しくは、AI Center ガイドの「Orchestrator を構成する」をご覧ください。

手順 5: インストールを完了する

注: インストールが正常に完了しました。インストール後の手順に進むことができます。

証明書を更新する

重要:

インストール プロセスによって、ユーザーに代わって自己署名証明書が生成されます。ただし、Azure のデプロイ テンプレートには、自動生成された自己署名証明書を使用する代わりに、CA によって発行されたサーバー証明書をインストール時に指定するオプションもあります。

自己署名証明書は 90 日で有効期限が切れるので、インストールが完了したら速やかに、信頼された CA によって署名された証明書に置き換える必要があります。証明書を更新しないと、90 日後にインストールが停止します。

手順については、「証明書を管理する」をご覧ください。

Automation Suite にアクセスする

新たに作成されたクラスターとスイートにアクセスするには、「Automation Suite にアクセスする」をご覧ください。

PVC のサイズを変更する

PVC のサイズを変更するには、「PVC のサイズを変更する」をご覧ください。

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