automation-suite
2023.4
false
重要 :
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Linux の Automation Suite のインストール ガイド
Last updated 2024年10月4日

手動: 高度なインストール

cluster_config.json ファイルは、Automation Suite を介してデプロイされる UiPath 製品に適用されるパラメーターや設定を定義します。クラスターに対する既定値を変更したり、何らかの高度な構成を使用したりする場合は、このファイルを更新する必要があります。
cluster_config.json の編集には、次のいずれかを使用できます。
  • vi や GNU nano などの Linux テキスト エディター。SSH を介して Linux マシン上で直接使用できます (コマンドの例: vi cluster_config.json)。
  • お好みのテキスト エディター。その後、マシン上でファイルをコピー/ペーストします。
cluster_config.json ファイルでは、デプロイする UiPath 製品を構成できます。製品が依存関係を持つ可能性があることに注意してください。詳しくは、「製品間の依存関係」をご覧ください。
cluster_config.json ファイルによって製品を有効化または無効化するには、enabled フラグに true または false を使用します。

Cluster_config.json のサンプル

{
  "fqdn": "PLACEHOLDER",
  "cluster_fqdn": "PLACEHOLDER",
  "fixed_rke_address": "PLACEHOLDER",
  "admin_username": "PLACEHOLDER",
  "admin_password": "PLACEHOLDER",
  "rke_token": "PLACEHOLDER ",
  "zone_resilience": false,
  "registries": {
    "docker": {
      "url": "registry.uipath.com"
    },
    "helm": {
      "url": "registry.uipath.com"
    }
  },
  "sql_connection_string_template": "PLACEHOLDER",
  "sql_connection_string_template_jdbc": "PLACEHOLDER",
  "sql_connection_string_template_odbc": "PLACEHOLDER",
  "sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc": "PLACEHOLDER",
  "orchestrator": {
    "testautomation": {
      "enabled": true
    },
    "updateserver": {
      "enabled": true
    },
    "enabled": true
  },
  "infra": {
    "docker_registry": {
      "username": " PLACEHOLDER ",
      "password": " PLACEHOLDER "
   },  
     "pod_log_path": ""
  },
  "platform": {
    "enabled": true
  },
  "automation_hub": {
    "enabled": true
  },
  "automation_ops": {
    "enabled": true
  },
  "action_center": {
    "enabled": true
  },
  "aicenter": {
    "enabled": true
  },
  "documentunderstanding": {
    "enabled": true,
    "datamanager": {}
  },
  "task_mining": {
    "enabled": true
  },
  "apps": {
    "enabled": true
  },
  "test_manager": {
    "enabled": true
  },
  "insights": {
    "enabled": true
  },
  "dataservice": {
    "enabled": true
  },
  "asrobots": {
    "enabled": true,
    "packagecaching": true,
    "packagecachefolder": "/uipath_asrobots_package_cache"
  },
  "processmining": {
    "enabled": true
  },
  "external_object_storage": {
    "enabled": false
  },
  "identity_certificate": {},
  "profile": "ha",
  "telemetry_optout": false,
  "alternative_fqdn": "",
  "server_certificate": {
    "ca_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/rootCA.crt",
    "tls_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/server.crt",
    "tls_key_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/server.key"
  },
  "alternative_certificate": {
    "ca_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-rootCA.crt",
    "tls_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-server.crt",
    "tls_key_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-server.key"
  }
}{
  "fqdn": "PLACEHOLDER",
  "cluster_fqdn": "PLACEHOLDER",
  "fixed_rke_address": "PLACEHOLDER",
  "admin_username": "PLACEHOLDER",
  "admin_password": "PLACEHOLDER",
  "rke_token": "PLACEHOLDER ",
  "zone_resilience": false,
  "registries": {
    "docker": {
      "url": "registry.uipath.com"
    },
    "helm": {
      "url": "registry.uipath.com"
    }
  },
  "sql_connection_string_template": "PLACEHOLDER",
  "sql_connection_string_template_jdbc": "PLACEHOLDER",
  "sql_connection_string_template_odbc": "PLACEHOLDER",
  "sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc": "PLACEHOLDER",
  "orchestrator": {
    "testautomation": {
      "enabled": true
    },
    "updateserver": {
      "enabled": true
    },
    "enabled": true
  },
  "infra": {
    "docker_registry": {
      "username": " PLACEHOLDER ",
      "password": " PLACEHOLDER "
   },  
     "pod_log_path": ""
  },
  "platform": {
    "enabled": true
  },
  "automation_hub": {
    "enabled": true
  },
  "automation_ops": {
    "enabled": true
  },
  "action_center": {
    "enabled": true
  },
  "aicenter": {
    "enabled": true
  },
  "documentunderstanding": {
    "enabled": true,
    "datamanager": {}
  },
  "task_mining": {
    "enabled": true
  },
  "apps": {
    "enabled": true
  },
  "test_manager": {
    "enabled": true
  },
  "insights": {
    "enabled": true
  },
  "dataservice": {
    "enabled": true
  },
  "asrobots": {
    "enabled": true,
    "packagecaching": true,
    "packagecachefolder": "/uipath_asrobots_package_cache"
  },
  "processmining": {
    "enabled": true
  },
  "external_object_storage": {
    "enabled": false
  },
  "identity_certificate": {},
  "profile": "ha",
  "telemetry_optout": false,
  "alternative_fqdn": "",
  "server_certificate": {
    "ca_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/rootCA.crt",
    "tls_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/server.crt",
    "tls_key_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/server.key"
  },
  "alternative_certificate": {
    "ca_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-rootCA.crt",
    "tls_cert_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-server.crt",
    "tls_key_file": "/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/alt-server.key"
  }
}

全般的な構成

必須パラメーター

説明

fqdn

ロード バランサー (マルチノードの HA 対応の運用モード) またはマシン (シングルノード評価モード) のドメイン名です。

fixed_rke_address

負荷分散ノードの登録と kube API 要求に使用する固定アドレスです。推奨どおりロード バランサーを構成している場合は、その FQDN を指定します。その他の場合は、最初のサーバー ノードの FQDN を指定します。「ロード バランサーを構成する」をご覧ください。

設定内の最初の rke2 サーバーの IP/FQDN を指定できます。

multinode

マルチノードの HA 対応の運用プロファイルを選択する場合は、[true] に設定します。このフラグの値は、対話型インストーラーによって自動的に設定されます。内部目的にのみ使用されるものなので、手動で変更しないでください。

admin_username

ホスト組織の管理者として設定するユーザー名 (admin など)。

admin_password

設定されるホスト管理者パスワード。

rke_token

ここには、新たに生成された GUID を使用します。これは、事前共有されるクラスター固有のシークレットです。クラスターに参加させる、すべてのノードで必要です。

profile

インストールのプロファイルを設定します。使用可能なプロファイルは次のとおりです。

  • default: シングルノードの評価プロファイル
  • ha: マルチノードの高可用性対応の運用プロファイル

このフラグの値は、対話型インストーラーによって自動的に設定されます。内部目的にのみ使用されるものなので、手動で変更しないでください。

infra.docker_registry.username

Docker レジストリのインストール用に設定するユーザー名。

infra.docker_registry.password

Docker レジストリのインストール用に設定するパスワード。

任意パラメーター

説明

telemetry_optout

true または false - UiPath へのテレメトリ送信をオプトアウトするために使用します。既定では、false に設定されます。
オプトアウトする場合は、true に設定してください。

infra.pod_log_path

ポッド ログの既定のパス /var/log/pods を任意のカスタム パスに変更できます。
注:
ログのパスを更新すると、既存のコンテナーのログは /var/log/pods から破棄されます。

証明書の設定

インストール時に証明書を指定しない場合、インストーラーが自己発行の証明書を作成し、それをクラスターに設定します。

自己署名証明書の有効期間は 90 日です。

証明書を取得する方法の詳細については、以下をご覧ください。

注:
必ず、証明書ファイルの絶対パスを指定してください。pwd を実行して、ファイルが配置されているディレクトリのパスを取得し、 cluster_config.json に記載された証明書ファイル名を付加します。

マルチノードの HA対応の運用環境のインストールでは、証明書は最初のノードに対してのみ必要です。

パラメーター

説明

server_certificate.ca_cert_file

証明機関 (CA) の証明書への絶対パスです。この証明機関は、TLS 証明書に署名する権威となります。CA バンドルには、TLS 証明書への署名に使用するチェーン証明書のみを含める必要があります。チェーンの証明書の制限は 9 個です。

自己署名証明書を使用している場合は、前に作成した rootCA.crt へのパスを指定する必要があります。インストーラーで生成する場合は空白のままにします。

server_certificate.tls_cert_file

TLS 証明書への絶対パス (server.crt は自己署名証明書)。インストーラーで生成する場合は空白のままにします。

server_certificate.tls_key_file

証明書のキーへの絶対パス (server.key は自己署名証明書)。インストーラーで生成する場合は空白のままにします。

identity_certificate.token_signing_cert_file

トークンへの署名に使用する ID トークン署名証明書への絶対パス (identity.pfx は自己署名証明書) です。サーバー証明書を使用して、インストーラーで ID 証明書を生成する場合は、空白のままにします。

identity_certificate.token_signing_cert_pass

ID トークン署名証明書をエクスポートする際に設定するプレーン テキストのパスワードです。

additional_ca_certs

Automation Suite の一部として実行されるすべてのサービスに信頼させる、追加の CA 証明書を含むファイルへの絶対パス。ファイルに含まれるすべての証明書は、有効な PEM 形式である必要があります。

たとえば、証明書が公的証明機関によって発行されていない場合、SQL Server の CA 証明書を含むファイルを指定する必要があります。

データベースの構成

データベース作成ワークフロー

対話型インストーラーは、以下のワークフローを使用して自動的にデータベースを作成します。

  1. 対話型インストーラー スクリプトは、cluster_config.json ファイル内の sql.create_db パラメーターの値を確認します。
    • sql.create_db が [true] に設定されている場合は、インストーラーによって自動的に生成されます。この場合、インストーラーは既定のデータベース名と既定のテンプレートを使用し、指定したカスタム データベース名を無視します。

      詳細については、「 必要なデータベースを自動的に作成する」をご覧ください。

    • sql.create_dbfalseに設定されている場合は、独自のデータベースを利用する必要があります。この場合、データベースを手動で設定する必要があります。 カスタム データベース名を使用できるのは、提供されている命名規則に従っている場合です。 データベース名と接続テンプレートを組み合わせて使用してデータベース接続文字列を形成するため、この手順は重要です。 推奨される名前付け規則に従っていない場合は、SQL 接続文字列を自分で指定する必要があります。

      詳しくは、「 独自データベースを利用する」をご覧ください。

  2. 対話型インストーラーは、次のように接続文字列を生成します。

    • サービスの接続文字列を定義しなかった場合、インストーラーは接続テンプレートを使用してすべてのデータベース接続文字列を生成します。

    • サービスの接続文字列を定義した場合、インストーラーはデータベースに指定された接続文字列を使用します。

必要なデータベースを自動作成する

インストーラーでデータベースを作成する場合は、 cluster_config.json ファイルの次のフィールドに入力します。

パラメーター

説明

sql.create_db

インストーラーでデータベースを作成できるようにするには、 true に設定します。 インストーラーは既定のデータベース名と既定のテンプレートを使用し、指定したカスタム データベース名は無視することに注意してください。

sql.server_url

インストーラーがデータベースを構成する SQL Server の FQDN。

sql.port

SQL Server のデータベース インスタンスをホストするポートの番号です。

sql.username

SQL Server に接続するユーザー名/ユーザー ID。

sql.password

SQL Server に接続するために前に指定したユーザー名のパスワード。

注:
ユーザーに dbcreator ロールが付与されていることを確認してください。このロールにより、SQL Server 上にデータベースを作成する権限が与えられます。この権限がないと、インストールに失敗します。

ODBC 接続では、特殊文字を含むユーザー名はサポートされていません。AI Center、Document Understanding、Apps のデータベース ユーザー名に使用できるのは、英字 (大文字と小文字) のみです。

独自のデータベースを利用する

Automation Suite の新規インストールに独自のデータベースを利用する場合は、既存のデータベースを使用するのではなく、新しいデータベースをセットアップすることを強くお勧めします。この予防措置は、古いデータベースのメタデータが残っているために、Automation Suite の動作との競合が発生するのを防ぐために必要です。

独自のデータベースを使用する場合は、すべてのデータベースに対して SQL 接続文字列を指定する必要があります。Automation Suite では、次の形式の SQL 接続文字列をサポートしています。

パラメーター

説明

製品

sql_connection_string_template

カタログ名を DB_NAME_PLACEHOLDER に設定した ADO.NET の完全な接続文字列。インストーラーは、このプレースホルダーを、インストールするスイートのサービスの既定データベース名に置き換えます。

Platform、Orchestrator、Automation Suite ロボット、Test Manager、Automation Hub、Automation Ops、Insights、Task Mining、Data Service、Process Mining, Document Understanding

sql_connection_string_template_jdbc

データベース名を DB_NAME_PLACEHOLDER に設定した JDBC の完全な接続文字列。インストーラーは、このプレースホルダーを、インストールするスイートのサービスの既定データベース名に置き換えます。

AI Center 1

sql_connection_string_template_odbc

データベース名を DB_NAME_PLACEHOLDER に設定した ODBC の完全な接続文字列。インストーラーは、このプレースホルダーを、インストールするスイートのサービスの既定データベース名に置き換えます。

Document Understanding、Apps

sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc

データベース名を DB_NAME_PLACEHOLDER に設定した SQLAlchemy PYODBC の完全な接続文字列。インストーラーは、このプレースホルダーを、インストールするスイートのサービスの既定データベース名に置き換えます。

Process Mining

1 FIPS 140-2 が有効化されたマシンに AI Center をインストールするには、sql_connection_string_template_jdbcencrypt=true;trustServerCertificate=false;fips=true; を追加する必要があります。
重要:
接続文字列で指定している SQL アカウントに、すべての Automation Suite データベースに対する db_securityadmin ロールと db_owner ロールが付与されていることを確認してください。セキュリティの制約により db_owner の使用が許可されない場合は、すべてのデータベースに対する次のロールと権限を SQL アカウントに付与する必要があります。
  • db_securityadmin
  • db_ddladmin
  • db_datawriter
  • db_datareader
  • dbo スキーマに対する EXECUTE 権限
db_securityadmin ロールと db_ddladmin ロールは、インストール中、またはデータベースが再プロビジョニングされる場合にのみ使用されます。このため、ユーザーはこの権限を後で取り消すことができます。
重要:

構成ファイルに接続文字列を手動で設定する場合、次の方法で SQL、JDBC、ODBC、または PYODBC のパスワードをエスケープできます。

  • SQL の場合: パスワードの最初と末尾に ' を追加し、他の ' を 2 個に増やします。
  • JDBC/ODBC の場合: パスワードの先頭に { を追加し、末尾に } を追加し、他のすべての } を 2 個に増やします。
  • PYODBC の場合: usernamepassword は、特殊文字を考慮して URL エンコードする必要があります。 Document Understanding データベースのパスワードを { で始めることはできません。
重要: Process Mining 製品の AutomationSuite_ProcessMining_Airflow データベースで READ_COMMITTED_SNAPSHOT が有効化されている必要があります
注:
既定では TrustServerCertificateFalse に設定されており、SQL Server 用に追加の CA 証明書を指定する必要があります。SQL Server の証明書が自己署名証明書の場合、または社内 CA によって署名された証明書の場合はこれが必須になります。このシナリオで SQL Server の証明書を指定しないと、前提条件の確認が失敗します。

詳細については、このページの「証明書の構成」をご覧ください。

sql_connection_string_template の例

Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net:1433;Initial Catalog=DB_NAME_PLACEHOLDER;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net:1433;Initial Catalog=DB_NAME_PLACEHOLDER;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;

sql_connection_string_template_jdbc の例

jdbc:sqlserver://sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net:1433;database=DB_NAME_PLACEHOLDER;user=testadmin;password=***;encrypt=true;trustServerCertificate=false;Connection Timeout=30;hostNameInCertificate=sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net"jdbc:sqlserver://sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net:1433;database=DB_NAME_PLACEHOLDER;user=testadmin;password=***;encrypt=true;trustServerCertificate=false;Connection Timeout=30;hostNameInCertificate=sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net"

sql_connection_string_template_odbc の例

SERVER=sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;DATABASE=DB_NAME_PLACEHOLDER;DRIVER={ODBC Driver 17 for SQL Server};UID=testadmin;PWD=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=YES;TrustServerCertificate=NO;Connection Timeout=30;"SERVER=sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;DATABASE=DB_NAME_PLACEHOLDER;DRIVER={ODBC Driver 17 for SQL Server};UID=testadmin;PWD=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=YES;TrustServerCertificate=NO;Connection Timeout=30;"

sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc の例

mssql+pyodbc://testuser%40sfdev3082457-sql.database.windows.net:_-%29X07_%5E3-%28%3B%25e-T@sfdev3082457-sql.database.windows.net:1433/DB_NAME_PLACEHOLDER?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server"mssql+pyodbc://testuser%40sfdev3082457-sql.database.windows.net:_-%29X07_%5E3-%28%3B%25e-T@sfdev3082457-sql.database.windows.net:1433/DB_NAME_PLACEHOLDER?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server"

sql_connection_string_template sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc の例 (Process Mining)

"sql_connection_string_template": "Server=tcp:sfdev4515230-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=DB_NAME_PLACEHOLDER;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev4515230-sql.database.windows.net;Password='***';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"

"sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc": "mssql+pyodbc://testadmin%40sfdev4515230-sql.database.windows.net:07%3Cl%5Bxj-%3D~%3Az%60Ds%26nl@sfdev4515230-sql.database.windows.net:1433/DB_NAME_PLACEHOLDER?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server""sql_connection_string_template": "Server=tcp:sfdev4515230-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=DB_NAME_PLACEHOLDER;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev4515230-sql.database.windows.net;Password='***';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"

"sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc": "mssql+pyodbc://testadmin%40sfdev4515230-sql.database.windows.net:07%3Cl%5Bxj-%3D~%3Az%60Ds%26nl@sfdev4515230-sql.database.windows.net:1433/DB_NAME_PLACEHOLDER?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server"

Automation Suite サービスの既定および任意のデータベース名。

{
  "orchestrator": "AutomationSuite_Orchestrator",
  "orchestrator_ta": "AutomationSuite_Orchestrator",
  "asrobots": "AutomationSuite_Orchestrator",
  "orchestrator_upd": "AutomationSuite_Platform",
  "platform": "AutomationSuite_Platform",
  "test_manager": "AutomationSuite_Test_Manager",
  "automation_ops": "AutomationSuite_Platform",
  "automation_hub": "AutomationSuite_Automation_Hub",
  "insights": "AutomationSuite_Insights",
  "task_mining": "AutomationSuite_Task_Mining",
  "dataservice": "AutomationSuite_DataService", 
  "aicenter": "AutomationSuite_AICenter",
  "documentunderstanding": "AutomationSuite_DU_Datamanager",
  "processmining_airflow": "AutomationSuite_Airflow",
  "processmining_metadata": "AutomationSuite_ProcessMining_Metadata",
  "processmining_warehouse": "AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse",
  "apps": "AutomationSuite_Apps",
  
}{
  "orchestrator": "AutomationSuite_Orchestrator",
  "orchestrator_ta": "AutomationSuite_Orchestrator",
  "asrobots": "AutomationSuite_Orchestrator",
  "orchestrator_upd": "AutomationSuite_Platform",
  "platform": "AutomationSuite_Platform",
  "test_manager": "AutomationSuite_Test_Manager",
  "automation_ops": "AutomationSuite_Platform",
  "automation_hub": "AutomationSuite_Automation_Hub",
  "insights": "AutomationSuite_Insights",
  "task_mining": "AutomationSuite_Task_Mining",
  "dataservice": "AutomationSuite_DataService", 
  "aicenter": "AutomationSuite_AICenter",
  "documentunderstanding": "AutomationSuite_DU_Datamanager",
  "processmining_airflow": "AutomationSuite_Airflow",
  "processmining_metadata": "AutomationSuite_ProcessMining_Metadata",
  "processmining_warehouse": "AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse",
  "apps": "AutomationSuite_Apps",
  
}
注:
上記サービスのいずれかの接続文字列をオーバーライドする場合は、その特定のサービスについて sql_connection_str を設定します。

その場合も、インストーラーを実行する前に、これらのデータベースを手動で作成する必要があります。

Orchestrator とプラットフォーム用の既定の接続文字列をオーバーライドする

{
  "orchestrator": {
    "sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=CustomOrchDB;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
  },
  "platform": {
    "sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=CustomIDDB;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
  }
}{
  "orchestrator": {
    "sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=CustomOrchDB;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
  },
  "platform": {
    "sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=CustomIDDB;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
  }
}
他の製品のデータベース接続文字列をオーバーライドするには、対応する製品ブロックの sql_connection_str を設定します。この接続文字列は、対応する製品がサポートする形式である必要があります。

AI Center 用のデータベース接続文字列の設定例

パラメーター

説明

aicenter.sql_connection_str

AI Center の JDBC 接続文字列 (JDBC 形式については以下を参照)。

注: JDBC 接続文字列が、次のサンプルの形式であることを確認します。
"aicenter": {
    "enabled": true,
    "sql_connection_str": "jdbc:sqlserver://sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;database=aicenter;user=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;password=TFgID_9GsE7_P@srCQp0WemXX_euHQZJ"
}"aicenter": {
    "enabled": true,
    "sql_connection_str": "jdbc:sqlserver://sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;database=aicenter;user=testadmin@sfdev1804627-c83f074b-sql.database.windows.net;password=TFgID_9GsE7_P@srCQp0WemXX_euHQZJ"
}

Document Understanding の接続文字列のサンプル

"documentUnderstanding": {
  "datamanager": {
    "sql_connection_str": "SERVER=sql-server.database.windows.net;DATABASE=datamanager;DRIVER={ODBC Driver 17 for SQL Server};UID=testadmin;PWD=myPassword"
  },
  "sql_connection_str": "Server=tcp:database.example.com,1433;Initial Catalog=db;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@example.com;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
  "cjkOcr": 
  {
    "enabled": true
  }
}"documentUnderstanding": {
  "datamanager": {
    "sql_connection_str": "SERVER=sql-server.database.windows.net;DATABASE=datamanager;DRIVER={ODBC Driver 17 for SQL Server};UID=testadmin;PWD=myPassword"
  },
  "sql_connection_str": "Server=tcp:database.example.com,1433;Initial Catalog=db;Persist Security Info=False;User Id=testadmin@example.com;Password=***;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=False;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
  "cjkOcr": 
  {
    "enabled": true
  }
}
: データ マネージャー SQL の接続文字列は、既定値を独自の値で上書きする場合のみの任意の設定です。

オンライン インストールでは、手書き文字が常に有効です。

max_cpu_per-pod の既定値は 2 ですが、必要に応じて調整できます。

Process Mining の接続文字列のサンプル

"processmining": {
    "enabled": true,
    "warehouse": {
        "sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev4515230-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;User Id=testadmin@sfdev4515230-sql.database.windows.net;Password='***';Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
	"sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://testadmin%40sfdev4515230-sql.database.windows.net:07%3Cl%5Bxj-%3D~%3Az%60Ds%26nl@sfdev4515230-sql.database.windows.net:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=yes",
        "master_sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev4515230-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
    },
    "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://testadmin%40sfdev4515230-sql.database.windows.net:07%3Cl%5Bxj-%3D~%3Az%60Ds%26nl@sfdev4515230-sql.database.windows.net:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES"
    "sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev4515230-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Metadata;User Id=testadmin@sfdev4515230-sql.database.windows.net;Password='***';Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",  
},"processmining": {
    "enabled": true,
    "warehouse": {
        "sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev4515230-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;User Id=testadmin@sfdev4515230-sql.database.windows.net;Password='***';Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
	"sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://testadmin%40sfdev4515230-sql.database.windows.net:07%3Cl%5Bxj-%3D~%3Az%60Ds%26nl@sfdev4515230-sql.database.windows.net:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=yes",
        "master_sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev4515230-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
    },
    "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://testadmin%40sfdev4515230-sql.database.windows.net:07%3Cl%5Bxj-%3D~%3Az%60Ds%26nl@sfdev4515230-sql.database.windows.net:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES"
    "sql_connection_str": "Server=tcp:sfdev4515230-sql.database.windows.net,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Metadata;User Id=testadmin@sfdev4515230-sql.database.windows.net;Password='***';Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",  
},
重要: テンプレート PYODBC 接続文字列 sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc の名前と、独自のデータベースを利用するときに使用される PYODBC 接続文字列 sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str の名前は異なることに注意してください。また、テンプレート SQL sql_connection_string_template と、独自のデータベースを利用するときに使用される sql_connection_str でも、接続文字列名が異なります。
重要:
独自のデータベースを利用し、cluster_config.json ファイルの processmining セクションの接続文字列 sql_connection_strsqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str を使用してそのデータベースを設定した場合、テンプレート接続文字列 sql_connection_string_templatesql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc は指定しても無視されます。
注意:
MultiSubnetFailover=True はサポートされていません。Process Mining の接続文字列から MultiSubnetFailover=True を削除してください。
注:
app_security_mode の設定に応じ、システムによって Process Mining アプリごとに新しい SQL ユーザーが作成されるか (app_security_mode="system_managed")、すべてのプロセス アプリで使用される単一の SQL ユーザー アカウントが作成されます (app_security_mode="single_account")。既定の設定は app_security_mode="system_managed" であり、この設定はデータベース ユーザーに対して高い権限を要求するものです。「プロセス アプリのセキュリティを設定する」をご覧ください。

Process Mining の接続文字列のサンプル

  • シナリオ: Kerberos 認証を使用した設定

"processmining": {
    "enabled": true,
    "warehouse": {
        "sql_connection_str": "Server=tcp:assql2019.autosuitead.local,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
        "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://:@assql2019.autosuitead.local:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=yes",
        "master_sql_connection_str": "Server=tcp:assql2019.autosuitead.local,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
      },
    "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://:@assql2019.autosuitead.local:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=yes"
  },"processmining": {
    "enabled": true,
    "warehouse": {
        "sql_connection_str": "Server=tcp:assql2019.autosuitead.local,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
        "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://:@assql2019.autosuitead.local:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=yes",
        "master_sql_connection_str": "Server=tcp:assql2019.autosuitead.local,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
      },
    "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://:@assql2019.autosuitead.local:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=yes"
  },

Process Mining の接続文字列のサンプル

  • シナリオ: メタデータ データベースとデータ ウェアハウスで個別の SQL Server (非 Kerberos 認証) を使用する。

"processmining": {
    "enabled": true,
    "warehouse": {
      "sql_connection_str": "Server=tcp:uipath-integration1.database.windows.net,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;Persist Security Info=False;User Id=userid;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
      "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://userid:password@uipath-integration1.database.windows.net:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES",
      "master_sql_connection_str": "Server=tcp:uipath-integration1.database.windows.net,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;User Id=userid;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
    },
    "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://userid:password@uipath-integration2.database.windows.net:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES"
    "sql_connection_str": "Server=tcp:uipath-integration2.database.windows.net,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_Airflow;Persist Security Info=False;User Id=userid;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",  
},"processmining": {
    "enabled": true,
    "warehouse": {
      "sql_connection_str": "Server=tcp:uipath-integration1.database.windows.net,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;Persist Security Info=False;User Id=userid;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
      "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://userid:password@uipath-integration1.database.windows.net:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES",
      "master_sql_connection_str": "Server=tcp:uipath-integration1.database.windows.net,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;User Id=userid;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
    },
    "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://userid:password@uipath-integration2.database.windows.net:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES"
    "sql_connection_str": "Server=tcp:uipath-integration2.database.windows.net,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_Airflow;Persist Security Info=False;User Id=userid;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",  
},

Process Mining の接続文字列のサンプル

  • シナリオ: カスタム app_security_mode を使用する。
"processmining": {
    "enabled": true,
    "app_security_mode": "system_managed",
    "warehouse": {
        "sql_connection_str": "Server=tcp:assql2019.autosuitead.local,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
        "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://:@assql2019.autosuitead.local:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=yes",
        "master_sql_connection_str": "Server=tcp:assql2019.autosuitead.local,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
      },
    "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://:@assql2019.autosuitead.local:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=YES"
  },"processmining": {
    "enabled": true,
    "app_security_mode": "system_managed",
    "warehouse": {
        "sql_connection_str": "Server=tcp:assql2019.autosuitead.local,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
        "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://:@assql2019.autosuitead.local:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=yes",
        "master_sql_connection_str": "Server=tcp:assql2019.autosuitead.local,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;Integrated Security=true;MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
      },
    "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://:@assql2019.autosuitead.local:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=YES"
  },

外部 ObjectStore の構成

全般的な構成

Automation Suite では、独自の外部ストレージ プロバイダーを利用できます。以下のストレージ プロバイダーから選択できます。

  • Azure
  • AWS
  • S3 互換

外部オブジェクト ストレージは、次のいずれかの方法で構成できます。

  • インストール中に対話型インストーラーを使用する
  • インストール後に cluster_config.json ファイルを使用する
注:
  • 署名付き URL を使用しても Automation Suite が正しく機能するためには、Automation Suite クラスター、ブラウザー、すべてのマシン (ワークステーションとロボット端末を含む) から外部 ObjectStore にアクセスできることを確認する必要があります。
  • キー管理サービスによるサーバー側の暗号化 (SSE-KMS) は、2014 年 1 月 30 日以降に作成されたリージョンにデプロイされた Automation Suite バケットでのみ有効化できます。

    SSE-KMS 機能には、純粋な SignV4 API が必要です。2014 年 1 月 30 日より前に作成されたリージョンでは、SignV2 との下位互換性があるため、純粋な SignV4 API は使用されません。したがって、SSE-KMS は、通信に SignV4 を使用するリージョンでのみ機能します。それぞれのリージョンがプロビジョニングされた時期を確認するには、AWS のドキュメントをご覧ください。

次の表に、外部オブジェクト ストレージの各プロバイダーを設定するために使用できる cluster_config.json のパラメーターを示します。

パラメーター

Azure

AWS

S3 互換

説明

external_object_storage.enabled

利用可能

利用可能

利用可能

独自のオブジェクト ストアを使用するかどうかを指定します。設定可能な値: true および false

external_object_storage.create_bucket

利用可能

利用可能

利用可能

バケットをプロビジョニングするかどうかを指定します。設定可能な値: true および false

external_object_storage.storage_type

利用可能

利用可能

利用可能

構成するストレージ プロバイダーを指定します。この値は大文字と小文字が区別されます。 設定可能な値: azure および s3
: 多くの S3 ObjectStore では、Automation Suite クラスターからのトラフィックすべてに CORS を設定する必要があります。CORS ポリシーを ObjectStore レベルで設定して、クラスターの FQDN を許可する必要があります。

external_object_storage.fqdn

利用できません。

利用可能

利用可能

S3 サーバーの FQDN を指定します。AWS インスタンスおよび非インスタンス プロファイルの場合に必要です。

external_object_storage.port

利用できません。

利用可能

利用可能

S3 ポートを指定します。AWS インスタンスおよび非インスタンス プロファイルの場合に必要です。

external_object_storage.region

利用できません。

利用可能

利用可能

バケットをホストする AWS リージョンを指定します。AWS インスタンスおよび非インスタンス プロファイルの場合に必要です。

external_object_storage.access_key

利用できません。

利用可能

利用可能

S3 アカウントのアクセス キーを指定します。AWS 非インスタンス プロファイルの場合にのみ必要です。

external_object_storage.secret_key

利用できません。

利用可能

利用可能

S3 アカウントのシークレット キーを指定します。AWS 非インスタンス プロファイルの場合にのみ必要です。

external_object_storage.use_instance_profile

利用できません。

利用可能

利用可能

インスタンス プロファイルを使用するかどうかを指定します。AWS Identity and Access Management (IAM) インスタンス プロファイルは、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンス上で実行されるアプリケーションやサービスに対し、AWS リソースへのセキュリティで保護されたアクセスを付与します。AWS S3 を選択した場合は、インスタンス プロファイルにより、EC2 インスタンスは、明示的な AWS 資格情報 (アクセス キーなど) をインスタンスに保存することなく、S3 バケットと対話できます。

external_object_storage.use_managed_identity

利用可能

利用できません。

利用できません。

Azure Storage アカウントでマネージド ID を使用します。設定可能な値: true および false
external_object_storage.bucket_name_prefix 1

利用できません。

利用可能

利用可能

バケット名のプレフィックスを指定します。AWS 非インスタンス プロファイルの場合は任意です。

external_object_storage.bucket_name_suffix 2

利用できません。

利用可能

利用可能

バケット名のサフィックスを指定します。AWS 非インスタンス プロファイルの場合は任意です。

external_object_storage.account_key

利用可能

利用できません。

利用できません。

Azure アカウント キーを指定します。非マネージド ID を使用する場合にのみ必要です。

external_object_storage.account_name

利用可能

利用できません。

利用できません。

Azure のアカウント名を指定します。

external_object_storage.azure_fqdn_suffix

利用可能

利用できません。

利用できません。

Azure FQDN のサフィックスを指定します。任意パラメーターです。

external_object_storage.client_id

利用可能

利用できません。

利用できません。

Azure クライアント ID を指定します。マネージド ID を使用する場合にのみ必要です。

1, 2 外部オブジェクト ストレージを設定する場合、bucket_name_prefixbucket_name_suffix の両方で、プロバイダーの命名規則に従う必要があります。さらに、サフィックスとプレフィックスの合計長は 25 文字以下でなければならず、プレフィックスの末尾やサフィックスの先頭はハイフン (-) であってはなりません。ハイフン (-) は自動的に追加されているからです。

製品固有の設定

全般的な構成」セクションで説明しているパラメーターを使用して、Automation Suite の全般的な構成を更新できます。つまり、インストール済みの製品はすべて同じ構成を共有します。1 つ以上の製品を別の構成にする場合は、全般的な構成を上書きできます。その場合、外部オブジェクト ストレージを異なる設定で使用する製品を指定し、同じパラメーターを使用して構成を定義するだけです。インストール済みのその他の製品はすべて、引き続き全般的な構成を継承します。

以下の例では、Orchestrator の全般的な構成を上書きする方法を示します。

"external_object_storage": {
  "enabled": false, // <true/false>
  "create_bucket": true, // <true/false>
  "storage_type": "s3", // <s3,azure,aws>
  "fqdn": "",  // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
  "port": 443, // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
  "region": "", 
  "access_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
  "secret_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
  "use_managed_identity": false, // <true/false>
  "bucket_name_prefix": "",
  "bucket_name_suffix": "",
  "account_key": "", // <needed only when using non managed identity>
  "account_name": "",
  "azure_fqdn_suffix": "core.windows.net",
  "client_id": "" // <optional field in case of managed identity>
},

"orchestrator": {
  "external_object_storage": {
    "enabled": false, // <true/false>
    "create_bucket": true, // <true/false>
    "storage_type": "s3", // <s3,azure>
    "fqdn": "",  // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
    "port": 443, // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
    "region": "", 
    "access_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
    "secret_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
    "use_managed_identity": false, // <true/false>
    "bucket_name_prefix": "",
    "bucket_name_suffix": "",
    "account_key": "", // <needed only when using non managed identity>
    "account_name": "",
    "azure_fqdn_suffix": "core.windows.net",
    "client_id": "" // <optional field in case of managed identity>
  }
}"external_object_storage": {
  "enabled": false, // <true/false>
  "create_bucket": true, // <true/false>
  "storage_type": "s3", // <s3,azure,aws>
  "fqdn": "",  // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
  "port": 443, // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
  "region": "", 
  "access_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
  "secret_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
  "use_managed_identity": false, // <true/false>
  "bucket_name_prefix": "",
  "bucket_name_suffix": "",
  "account_key": "", // <needed only when using non managed identity>
  "account_name": "",
  "azure_fqdn_suffix": "core.windows.net",
  "client_id": "" // <optional field in case of managed identity>
},

"orchestrator": {
  "external_object_storage": {
    "enabled": false, // <true/false>
    "create_bucket": true, // <true/false>
    "storage_type": "s3", // <s3,azure>
    "fqdn": "",  // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
    "port": 443, // <needed in the case of aws instance and non-instance profile>
    "region": "", 
    "access_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
    "secret_key": "", // <needed in case of aws non instance profile>
    "use_managed_identity": false, // <true/false>
    "bucket_name_prefix": "",
    "bucket_name_suffix": "",
    "account_key": "", // <needed only when using non managed identity>
    "account_name": "",
    "azure_fqdn_suffix": "core.windows.net",
    "client_id": "" // <optional field in case of managed identity>
  }
}

Process Mining の BLOB ストレージの資格情報をローテーションする

Automation Suite の Process Mining の BLOB ストレージの資格情報をローテーションするには、保存されているシークレットを新しい資格情報で更新する必要があります。「BLOB ストレージの資格情報をローテーションする」をご覧ください。

Disaster Recovery: アクティブ/パッシブ構成

注:
  • Disaster Recovery - アクティブ/パッシブでは、Automation Suite の一部の製品がサポートされません。これらの製品は、プライマリ クラスターのインストール時にのみインストールできます。
  • 設定に関連するすべてのパラメーターをインストーラーに指定すると、インストーラーから続行または終了するように求められます。高度なマルチサイト パラメーターを使用して生成される cluster_config.json を変更するには、インストーラーを終了する必要があります。

2 つの Automation Suite クラスターを個別にインストールする必要があります。

以下の表に、プライマリ クラスターとセカンダリ クラスターの両方のインストールに使用する必要がある cluster_config.json のパラメーターのリストを示します。

パラメーター

説明

fabric.redis.ha

HAA が有効であることを示します。これは、Redis を HA モードで使用するために必要です。これは必須であり、true に設定する必要があります。

fabric.redis.license

Redis (HAA) ライセンスを示します。これは必須の値であり、有効な Base64 でエンコードされた文字列である必要があります。

cluster_fqdn

クラスターのロード バランサーの FQDN を示します。これは必須の値です。

multisite.enabled

Automation Suite がマルチサイトで動作するように構成されている必要があることを示します。true に設定する必要があります。

multisite.primary

このクラスターがプライマリ クラスターであることを示します。true に設定する必要があります。既定では、セカンダリ クラスターを示す false です。

multisite.other_kube_config

別のクラスターの Base64 でエンコードされた kubeconfig ファイルを示します。プライマリ Automation Suite クラスターのインストール中は、この値は利用できず、そのままにしておくことができます。ただし、回復中にプライマリ Automation Suite を再構築する際に値を指定する必要があります。

fixed_rke_address

すべてのノード参加要求を作成する必要があるアドレスを示します。これは通常、cluster_fqdn の値 (ロード バランサーの FQDN) と同じです。
{
  "fabric": {
    "redis": {
      "ha": true,
      "license": "xyz" //base64 encoded redis license
    }
  },
  "cluster_fqdn": "automationsuite-primary.mycompany.com",
  "multisite": {
    "enabled": true,
    "primary": true,
    "other_kube_config": xxx,  //another cluster kubeconfig
  },
  "fixed_rke_address": "automationsuite-primary.mycompany.com"
}{
  "fabric": {
    "redis": {
      "ha": true,
      "license": "xyz" //base64 encoded redis license
    }
  },
  "cluster_fqdn": "automationsuite-primary.mycompany.com",
  "multisite": {
    "enabled": true,
    "primary": true,
    "other_kube_config": xxx,  //another cluster kubeconfig
  },
  "fixed_rke_address": "automationsuite-primary.mycompany.com"
}

外部 Docker レジストリの設定

外部 Docker レジストリを設定するには、cluster_config.json ファイルで以下のパラメーターを更新します。

パラメーター

説明

registries

使用する外部 Docker レジストリを指定します。

url

レジストリの URL。

username

レジストリのログイン ユーザー名。

password

レジストリのログイン パスワード。

pull_secret_value

レジストリのプル シークレット。

注:
さまざまな方法を使用して、 pull_secret_valueのエンコードされたバージョン 、Dockerを使用する方法を含みます。 詳しくは、 外部レジストリ用のエンコードされたpull_secret_valueを生成する方法をご覧ください。

設定例:

{
  "registries": {
    "docker": {
      "url": "registry.domain.io",
      "username": "username",
      "password": "password",
      "pull_secret_value": "pull-secret-value"
    },
    "helm": {
      "url": "registry.domain.io",
      "username": "username",
      "password": "password"
    }
  },
}{
  "registries": {
    "docker": {
      "url": "registry.domain.io",
      "username": "username",
      "password": "password",
      "pull_secret_value": "pull-secret-value"
    },
    "helm": {
      "url": "registry.domain.io",
      "username": "username",
      "password": "password"
    }
  },
}

Orchestrator 固有の設定

Automation Suite を v2022.10 から v2023.4 以降にアップグレードする際に、Orchestrator が新旧両方のバージョンで有効化されている場合は、cluster_config.json ファイルの orchestrator.block_classic_executions フラグを true に設定する必要があります。このフラグを使用すると、クラシック フォルダーでのジョブの実行をブロックすることに同意したものとみなされます。フラグを使用しない場合、アップグレードの操作は失敗します。新規インストールの場合、このパラメーターは不要です。
Orchestrator はロボット ログを Elasticsearch サーバーに保存できます。この機能は、orchestrator.orchestrator_robot_logs_elastic セクションで設定できます。指定しない場合、ロボット ログは Orchestrator のデータベースに保存されます。
次の表に、orchestrator.orchestrator_robot_logs_elastic パラメーターのリストを示します。

パラメーター

説明

orchestrator_robot_logs_elastic

Elasticsearch の構成。

elastic_uri

使用する Elasticsearch インスタンスのアドレスです。URI の形式で指定する必要があります。指定すると、ユーザー名とパスワードも必要になります。

elastic_auth_username

認証に使用される Elasticsearch のユーザー名です。

elastic_auth_password

認証に使用される Elasticsearch のパスワードです。

"orchestrator": {
    "enabled": true,
    "block_classic_executions": true,
    "orchestrator_robot_logs_elastic": {
        "elastic_uri": "https://elastic.example.com:9200",
        "elastic_auth_username": "elastic-user",
        "elastic_auth_password": "elastic-password"
    }
	
}"orchestrator": {
    "enabled": true,
    "block_classic_executions": true,
    "orchestrator_robot_logs_elastic": {
        "elastic_uri": "https://elastic.example.com:9200",
        "elastic_auth_username": "elastic-user",
        "elastic_auth_password": "elastic-password"
    }
	
}

Insights 固有の構成

Insights を有効化する場合、スケジュールされたメールやアラート メールの送信に使用する SMTP サーバーの構成を含めることができます。—これを指定しない場合、スケジュールされたメールやアラート メールは機能しません。

insights.smtp_configuration フィールドの詳細を以下に示します。

パラメーター

説明

tls_version

有効な値は TLSv1_2TLSv1_1SSLv23 です。TLS を使用しない場合は、すべてのキーを省略します。

from_email

アラート メールやスケジュールされたメールの送信元となるアドレスです。

host

SMTP サーバーのホスト名。

port

SMTP サーバーのポート。

username

SMTP サーバー認証用のユーザー名。

password

SMTP サーバー認証用のパスワード。

enable_realtime_monitoringInsights のリアルタイム監視を有効化するフラグ。有効な値は true または false です。既定値は false です。

"insights": {
    "enabled": true,
    "enable_realtime_monitoring": true,
    "smtp_configuration": {
      "tls_version": "TLSv1_2",
      "from_email": "test@test.com",
      "host": "smtp.sendgrid.com",
      "port": 587,
      "username": "login",
      "password": "password123"
    }
  }"insights": {
    "enabled": true,
    "enable_realtime_monitoring": true,
    "smtp_configuration": {
      "tls_version": "TLSv1_2",
      "from_email": "test@test.com",
      "host": "smtp.sendgrid.com",
      "port": 587,
      "username": "login",
      "password": "password123"
    }
  }

Process Mining 固有の構成

Process Mining を有効化する場合、プライマリ Automation Suite SQL Server とは別に、データ ウェアハウスとして機能するセカンダリ SQL Server を指定することをお勧めします。データ ウェアハウス SQL Server には重い負荷がかかります。この SQL Server は processmining セクションで構成できます。

パラメーター

説明

sql_connection_str

データベースをプレースホルダー Initial Catalog=DB_NAME_PLACEHOLDER に設定した .NET 形式の接続文字列。

sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str

カスタム Airflow メタデータ データベースの場所を表す SQLAlchemy の PYODBC 形式の接続文字列は sqlServer:1433/DB_NAME_PLACEHOLDER です。

例:

mssql+pyodbc://testadmin%40myhost:mypassword@myhost:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES

場所

ユーザー: testadmin%40myhost
注:

ユーザー名に「@」が含まれている場合は、%40 に URL エンコードする必要があります。

例: (Kerberos 認証を使用した SQL Server 設定)

mssql+pyodbc://:@assql2019.autosuitead.local:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES&Trusted_Connection=yes

warehouse.sql_connection_str

Process Mining のデータ ウェアハウス SQL Server への .NET 形式の SQL 接続文字列。dbname のプレースホルダーは

Initial Catalog=DB_NAME_PLACEHOLDER です。

warehouse.sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str

Process Mining のデータ ウェアハウス SQL Server への SQLAlchemy PYODBC 形式の SQL 接続文字列。dbname のプレースホルダーは

sqlServer:1433/DB_NAME_PLACEHOLDER です。

warehouse.master_sql_connection_str

インストーラーが sql.create_db: true の設定を使用してデータベースを作成する場合は、Process Mining のデータ ウェアハウス SQL Server に対して .NET 形式のマスター SQL 接続文字列を指定する必要があります。接続文字列内のデータベースは、master に設定する必要があります

Process Mining の接続文字列のサンプル

"processmining": {
    "enabled": true,
    "app_security_mode": "system_managed",
    "sql_connection_str": "Server=tcp:shared_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Metadata;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
    "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://username:password@shared_sqlserver_fqdn:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES",
    "warehouse": {
      "sql_connection_str": "Server=tcp:dedicated_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
      "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://useername:password@dedicated_sqlserver_fqdn:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES",
      "master_sql_connection_str": "Server=tcp:dedicated_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
    },
    "blob_storage_account_use_presigned_uri": true
  }, "processmining": {
    "enabled": true,
    "app_security_mode": "system_managed",
    "sql_connection_str": "Server=tcp:shared_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Metadata;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
    "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://username:password@shared_sqlserver_fqdn:1433/AutomationSuite_Airflow?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES",
    "warehouse": {
      "sql_connection_str": "Server=tcp:dedicated_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;",
      "sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str": "mssql+pyodbc://useername:password@dedicated_sqlserver_fqdn:1433/AutomationSuite_ProcessMining_Warehouse?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server&TrustServerCertificate=YES&Encrypt=YES",
      "master_sql_connection_str": "Server=tcp:dedicated_sqlserver_fqdn,1433;Initial Catalog=master;Persist Security Info=False;User Id=username;Password='password';MultipleActiveResultSets=False;Encrypt=True;TrustServerCertificate=True;Connection Timeout=30;Max Pool Size=100;"
    },
    "blob_storage_account_use_presigned_uri": true
  },
注意:

Microsoft SQL Server を設定する際は、Airflow データベースと専用の Process Mining データベースがインストールされている SQL Server マシンのタイムゾーンが UTC に設定されていることを確認してください。

重要: テンプレート PYODBC 接続文字列 sql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc の名前と、独自のデータベースを利用するときに使用される PYODBC 接続文字列 sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str の名前は異なることに注意してください。また、テンプレート SQL sql_connection_string_template と、独自のデータベースを利用するときに使用される sql_connection_str でも、接続文字列名が異なります。
重要:
独自のデータベースを利用し、cluster_config.json ファイルの processmining セクションの接続文字列 sql_connection_strsqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str を使用してそのデータベースを設定した場合、テンプレート接続文字列 sql_connection_string_templatesql_connection_string_template_sqlalchemy_pyodbc は指定しても無視されます。
重要:
以下のデータベースには既定のサーバー ポート 1433 を使用する必要があります。
  • warehouse.sql_connection_str
  • warehouse.sqlalchemy_pyodbc_sql_connection_str
  • warehouse.master_sql_connection_str

非標準の SQL Server ポートはサポートされていません。

Automation Suite ロボット固有の構成

Automation Suite ロボットは、パッケージのキャッシュを使用してプロセスの実行を最適化し、実行速度を向上できます。NuGet パッケージは、インターネット/ネットワークからダウンロードするのではなく、ファイルシステムから取得します。そのためには 10 GiB 以上の領域が追加で必要で、その領域を専用ノードのホスト マシンのファイルシステム上のフォルダーに割り当てる必要があります。

パッケージのキャッシュを有効化するには、cluster_config.json の以下のパラメーターを更新する必要があります。

パラメーター

既定値

説明

packagecaching

true

true に設定すると、ロボットはローカル キャッシュを使用してパッケージを解決します。

packagecachefolder

/uipath_asrobots_package_cache

パッケージが保存されているサーバーレス エージェント ノード上のディスクの場所です。

AI Center 固有の構成

AI Center が正常に機能するには、cluster_config.json ファイルで aicenter.external_object_storage.port パラメーターと aicenter.external_object_storage.fqdn パラメーターを設定する必要があります。
手記:ファイルの external_object_storage セクションを構成した場合でも、cluster_config.json ファイルの aicenter セクションでパラメーターを構成する必要があります。
次のサンプルは、有効な cluster_config.jsonを示しています AI Center の構成
"aicenter": {
  "external_object_storage" {
    "port": 443,
    "fqdn": "s3.us-west-2.amazonaws.com"
  }
},
"external_object_storage": {
  "enabled": true,
  "create_bucket": false,
  "storage_type": "s3", 
  "region": "us-west-2", 
  "use_instance_profile": true
}
..."aicenter": {
  "external_object_storage" {
    "port": 443,
    "fqdn": "s3.us-west-2.amazonaws.com"
  }
},
"external_object_storage": {
  "enabled": true,
  "create_bucket": false,
  "storage_type": "s3", 
  "region": "us-west-2", 
  "use_instance_profile": true
}
...

監視の構成

監視のために十分なリソースをプロビジョニングするには (「監視スタックを使用する」参照)、クラスター内の vCPU の数と、メトリックの必要な保持日数について検討する必要があります。監視リソース構成の設定方法については、次の表をご覧ください。

次の表で、監視フィールドの詳細について説明します。

パラメーター

説明

prometheus_retention

日数単位。

Grafana での視覚化や Prometheus コンソールからの手動のクエリを目的として、メトリックが保持される日数です。

既定値は 7 です。

prometheus_storage_size

GiB 単位で指定します。

Prometheus レプリカ 1 つあたりに確保するストレージ容量です。

適切な経験則としては、この値を次のように設定します。

0.65 * vCPU cores * (prometheus_retention / 7)

例:

prometheus_retention を 14 日に設定し、クラスターが 5 つのマシンにまたがる 80 個のコアから構成されている場合は、次のようになります。

0.65 * 80 * (14 / 7)

52 * (2)

104

既定値は 45 で、これより小さな値は設定しないでください。

Prometheus でストレージ容量が不足しはじめると、具体的な修正策を含むアラートがトリガーされます。こちらをご覧ください。

prometheus_memory_limit

MiB 単位で指定します。

Prometheus レプリカ 1 つあたりのメモリ容量の制限値です。

適切な経験則としては、この値を次のように設定します。

100 * vCPU cores * (prometheus_retention / 7)

例:

prometheus_retention を 14 日に設定し、クラスターが 5 つのマシンにまたがる 80 個のコアから構成されている場合は、次のようになります。

100 * 80 * (14 / 7)

8000 * (2)

16000

既定値は、シングルノードの評価モードでは 3200 で、マルチノードの HA 対応の運用モードでは 6000 であり、これより小さい値に設定しないでください。

Prometheus でメモリが不足しはじめると、具体的な修正策を含むアラートがトリガーされます。こちらをご覧ください。

"monitoring": {
  "prometheus_retention": 14,
  "prometheus_memory_limit": 16000,
  "prometheus_storage_size": 104
}"monitoring": {
  "prometheus_retention": 14,
  "prometheus_memory_limit": 16000,
  "prometheus_storage_size": 104
}

任意: プロキシ サーバーを構成する

注:

インストールでプロキシ サーバーの構成を行う前に、プロキシ サーバーの要件が満たされていることを確認してください。

詳しくは、「手順 2: 各ノードにプロキシ構成を追加する」をご覧ください。

対話型のインストーラー ウィザードを実行中終了し、高度な構成手順で cluster_config.json を更新する必要があります。

vim またはお好みのエディターを使用して、構成ファイルに以下を追加する必要があります。

"proxy": {
  "enabled": true,
  "http_proxy": "http://<PROXY-SERVER-IP>:<PROXY-PORT>",
  "https_proxy": "http://<PROXY-SERVER-IP>:<PROXY-PORT>",
  "no_proxy": "alm.<fqdn>,<fixed_rke_address>:9345,<fixed_rke_address>:6443,<named server address>,<metadata server address>,<k8s address range>,<private_subnet_ip>,<sql server host>,<Comma separated list of ips that should not go through proxy server>"
}"proxy": {
  "enabled": true,
  "http_proxy": "http://<PROXY-SERVER-IP>:<PROXY-PORT>",
  "https_proxy": "http://<PROXY-SERVER-IP>:<PROXY-PORT>",
  "no_proxy": "alm.<fqdn>,<fixed_rke_address>:9345,<fixed_rke_address>:6443,<named server address>,<metadata server address>,<k8s address range>,<private_subnet_ip>,<sql server host>,<Comma separated list of ips that should not go through proxy server>"
}

必須パラメーター

説明

enabled

true または false を使用して、プロキシ設定を有効または無効化します。

http_proxy

クラスターからの HTTP アウトバウンド要求をルーティングするために使用します。これはプロキシ サーバーの FQDN とポートとする必要があります。

https_proxy

クラスターからの HTTPS アウトバウンド要求をルーティングするために使用します。これはプロキシ サーバーの FQDN とポートとする必要があります。

no_proxy

プロキシ サーバー経由でルーティングしない、ホスト、IP アドレス、CIDR 形式による IP 範囲のコンマ区切りリストです。プライベート サブネット範囲、SQL Server ホスト、名前付きサーバー アドレス、メタデータ サーバー アドレスを指定する必要があります (*.<fqdn>,<fixed_rke_address>:9345,<fixed_rke2_address>:6443)。
  • fqdn - cluster_config.json で定義したクラスターの FQDN
  • fixed_rke_address - cluster_config.json で定義した fixed_rke_address
  • named server address - /etc/resolv.conf の IP アドレス
  • private_subnet_ip - クラスターの VNet
  • sql server host - SQL Server のホスト
  • metadata server address - Azure や AWS などのクラウド サービスがマシンのメタデータの取得に使用する IP アドレス 169.254.169.254
  • k8s address range - Kubernetes ノードで使用される IP アドレス範囲 (つまり 10.0.0.0/8)
重要:
AI Center を外部 Orchestrator で使用する場合は、外部 Orchestrator ドメインを no_proxy リストに追加する必要があります。

任意: マルチノードの HA 対応の運用クラスターにおけるゾーン障害に対する復元設定を有効化する

マルチノード クラスターでゾーン障害に対する復元機能を有効化するには、次の手順を実行します。

  1. 使用可能な 3 つのゾーンにノードが均等に分散されていることを確認します。ベアメタル サーバーの場合、または AWS、Azure、GCP 以外のベンダーが提供する仮想マシンの場合、ゾーンのメタデータは、すべてのマシンの /etc/default/k8s-node-labels にある構成ファイルにより、次の形式で指定する必要があります。
    NODE_REGION_LABEL=<REGION_NAME>
    NODE_ZONE_LABEL=<ZONE_NAME>
    cat > /etc/default/k8s-node-labels <<EOF
    EXTRA_K8S_NODE_LABELS="topology.kubernetes.io/region=$NODE_REGION_LABEL,topology.kubernetes.io/zone=${NODE_ZONE_LABEL}"
    EOFNODE_REGION_LABEL=<REGION_NAME>
    NODE_ZONE_LABEL=<ZONE_NAME>
    cat > /etc/default/k8s-node-labels <<EOF
    EXTRA_K8S_NODE_LABELS="topology.kubernetes.io/region=$NODE_REGION_LABEL,topology.kubernetes.io/zone=${NODE_ZONE_LABEL}"
    EOF
  2. 高度な構成手順において、cluster_config.json ファイルを更新します。
対話型のインストール ウィザードで cluster_config.json を更新するには、高度な構成手順でウィザードを終了し、vim またはお好みのエディターで構成ファイルに以下を追加します。
"zone_resilience": true"zone_resilience": true

必須パラメーター

説明

zone_resilience

true または false を使用して、ゾーン障害に対する復元機能を有効または無効化します。
重要:
ゾーン障害に対する復元機能を有効化する場合、 --zone 引数と --region 引数を渡すことが推奨/必須となるのは以下のような場合です。
  • 推奨: マシンが AWS、Azure、または GCP でプロビジョニングされ、メタデータ サービスが有効化されている場合。この場合は、インストーラーがゾーンとリージョンの詳細を設定するためです。
  • 必須: マシンが AWS、Azure または GCP でプロビジョニングされ、メタデータ サービスが無効化されている場合、または別のクラウド プロバイダーを選択した場合.

任意: カスタムの Resolv.con を渡す

Automation Suite がデプロイする Kubernetes クラスターは、 /etc/resolv.conf で構成されたネーム サーバーを使用します。Kubernetes はローカル DNS リゾルバー (127.0.0.1 または 127.0.0.0/8) では動作しません。そのため、このようなネームサーバーが /etc/resolv.conf ファイル内で構成されている場合は、cluster_config.json.infra.custom_dns_resolver パラメーターに、仮想マシンのどこからでもアクセスできる適切なネームサーバー エントリを含むファイル参照を渡す必要があります。

既知の制限の詳細については、Kubernetes のドキュメントをご覧ください。

任意パラメーター

説明

.infra.custom_dns_resolver

仮想マシン上のどこからでもアクセスできる、適切なネーム サーバー エントリを含むファイルへのパスです。これらのネーム サーバー エントリは、 127.0.0.0/8 からは参照しないでください。

任意: フォールト トレランスを向上させる

既定では、マルチノードの HA 対応の運用プロファイルは、1 つのサーバー ノードのダウンを許容でき、デプロイは失敗しません。cluster_config.json ファイルの fault_tolerance パラメーターを使用して、サーバー ノードの障害耐性を向上できます。このパラメーターにより、クラスター内のストレージ コンポーネント (Ceph や Longhorn など) のレプリケーション係数を変更します。

ハードウェア要件

フォールト トレランスを 1 以上に向上させるには、環境が次の要件を満たしていることを確認します。
  • クラスターが少なくとも 2x+1 のサーバー ノードで構成されている。x はサーバー ノードに必要なフォールト トレランスです。
  • 各サーバー ノードに RAW デバイスが構成されている。

フォールト トレランスを向上させる方法

フォールト トレランスを 1 以上に向上させるには、次の手順を実行します。
  1. cluster_config.json ファイルで fault_tolerance を必要な値に設定します。インストールまたはアップグレード操作の開始前にこの値を設定しておけば、追加手順を実行する必要はありません。
  2. uipathctl.sh インストーラーを実行して、クラスター内 Ceph ObjectStore のレプリケーション係数を変更します。操作が正常に完了するまで待ちます。
  3. install-uipath.sh インストーラーを実行して、Longhorn ボリュームのレプリケーション係数を変更します。操作が正常に完了するまで待ちます。

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