パッチの適用

Automation Suite のパッチとは、バグやセキュリティの脆弱性に対処する、既存のバージョンに対する更新です。 たとえば、パッチ 2022.10.14+パッチ 1 です。 バージョン 2022.10.14 に影響を与える問題を修正します。

重要:

更新プログラムを適用する代わりに、同じ修正プログラムを含む累積的な更新プログラム (CU) にアップグレードすることをお勧めします。 パッチで提供されるすべての修正は、パッチのリリースノートに記載されているCUでも入手できます。

既存のバージョンの Automation Suite にパッチを適用するには、次の手順に従います。

1. レジストリを最新のイメージで更新します。

   1. パッチアーティファクトのダウンロードリンクから次のパッチアーティファクトをダウンロードします。パッチとレジストリ構成の種類に適用できるアーティファクトのセットを選択します。

      • sf.tar.gz

      • 任意の Document Understanding または Computer Vision バンドル (必要な場合)。

   2. オフラインの場合は、次の手順に従います。

      1. sf.tar.gz が /uipath/tmp フォルダーにあることを確認してください。次のコマンドを実行します。

         ./configureUiPathAS.sh registry upload --offline-bundle "/uipath/tmp/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder "/uipath/tmp"

      2. オプションのバンドルを読み込みます。

         1. 任意の Document Understanding バンドルを読み込むには、次のコマンドを実行します。

            ./configureUiPathAS.sh registry upload --optional-offline-bundle "/uipath/tmp/du-ondemand.tar.gz" --offline-tmp-folder "/uipath/tmp"

         2. 任意の Computer Vision バンドルを読み込むには、次のコマンドを実行します。

            ./configureUiPathAS.sh registry upload --optional-offline-bundle "/uipath/tmp/cv-ondemand.tar.gz" --offline-tmp-folder "/uipath/tmp"

2. versions.jsonをダウンロードします。手順については、「 パッチアーティファクトのダウンロードリンク」を参照してください。
3. 次のコマンドを実行してパッチを適用します。

   ./install-uipath.sh --patch /tmp/versions.json --install-type <INSTALL_TYPE> -i ./cluster_config.json -o ./output.json -s --accept-license-agreement

   INSTALL_TYPE を適切な値 (offline または online) に置き換えます。
4. 次の手順を実行して、パッチ操作が成功したかどうかを確認します。

   1. 次のコマンドを実行して、すべてのサービスのバージョンを一覧表示します。

      kubectl -n argocd get application -o wide

   2. パッチが適用されたサービスのバージョンが更新されていることを確認します。