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サポートされている SAP WinGUI 要素
SAP インターフェイスには、このページの例が示すような操作を可能とする、さまざまな固有コントロールがあります。
[SAP WinGUI] ウィンドウで使用される、任意のボタンを表します。複数の種類があり、それぞれが特定の要素によって定義されます。
SAP カレンダーでは単一の日付または期間を選択できます。
SAP カレンダーは、[カレンダーから日付を選択] アクティビティを使用して操作できます。
ボタン、テキスト メッセージ、ポップアップ ウィンドウなど、SAP の各種コントロールを含む外部ウィンドウを表します。
ダイアログ ボックス内のセレクターは、それらが表す要素に従って生成されます。
[閉じる] ボタンでダイアログ ボックスを閉じるには、AA 要素検出フレームワークが必要です。
HTML コントロールは、SAP WinGUI 内に HTML コンテンツを表示するために使用します。
SAP WinGUI 内の HTML ページを操作するには、AA 要素検出フレームワークが必要です。SAP HTML コンテンツ向けのプロセス作成には、UI Automation アクティビティを使用できます。
SAP ログオンは、SAP システムに直接ログオンするための、ローカルにインストールするプログラムです。
SAP を開くには、[SAP にログオン] アクティビティを使用します。
このアクティビティには、次の 2 つのパラメーターが必要です。
- SAP システムへのログオンに使用する SAP ログオンまたは SAP ログオン パッド ウィンドウから取得する、正確な SAP 接続名
-
SAP ログオンまたは SAP ログオン パッドのプログラムへのパス。既定のパスは対応するシステム レジストリのエントリから取得されます。
注: 画面上で指定する機能は不要です。SAP システムへの接続には、SAP スクリプト インターフェイスを使用します。
SAP システムへのログインを可能にします。
この後に、[SAP にログイン] アクティビティを使用できます。
[複数ログオン オプション] ドロップダウンでは、ユーザーが複数回システムへのログインを試み、複数のログオン ポップアップ ウィンドウでライセンス情報が表示された場合に、どのような操作を実行するかを指定できます。以下のオプションがあります。
- 他のログオンを終了しこのログオンで続行
- 他のログオンを終了せずにこのログオンで続行
- このログオンを終了
SAP メニューの項目を選択できます。SAP メニューは、SAP WinGUI のメイン ウィンドウでのみ使用できます。
メニュー項目は、SAP の [メニュー項目を選択] アクティビティを使用して操作できます。
SAP WinGUI に画像を表示します。
指定した画像をクリックするには、[SAP 画面上の画像をクリック] アクティビティを使用します。
SAP WinGUI ウィンドウ下部の、メッセージが表示される領域を示します。システムおよびログインに関する情報は表示されません。
[SAP ステータスバーを読み取り] アクティビティを使用すると、SAP のステータスバーからメッセージの種類、テキスト、データを抽出できます。
現在の SAP セッションの詳細情報、例えば、システム、クライアント、ログインしたユーザー、現在開いているプログラムやトランザクションなどを表示します。
SAP のオートメーションを作成する際、UIExplorer では、下記のオプションのセレクター属性を、[属性を取得] アクティビティなど、他のアクティビティと併用できます。
sapClient
、sapLanguage
, sapProgram
、sapScreen
, sapSession
、sapSysName
, sapSysNumber
、sapSysSessionId
, sapTransaction
、sapUser
SAP タブは、特定の情報やコントロールにアクセスできる一連のボタンを示します。
/
が含まれているため、セレクターでワイルドカードを使用するときに識別の問題が発生することがあります。
/COCKPIT/1
の場合、トランザクション内のある SAP タブのセレクターは次のようになります。
<sap id='usr/subSUB_MAIN:/COCKPIT/SAPLDISPLAY46:0389/subSUB_HDR:/COCKPIT/SAPLDISPLAY46:04051/tabsG_STRIP_HDR/tabpTAB4' />
セレクターの動的な部分は SAPLDISPLAY46:0389 です。数値 0389 は動的に変化するため、安定した識別を行うことができません。
セレクターの構造は次のとおりです。
?
で置き換える必要があります。<sap id='usr/subSUB_MAIN:/COCKPIT/SAPLDISPLAY46:0389/subSUB_HDR:/COCKPIT/SAPLDISPLAY46:04051/tabsG_STRIP_HDR/tabpTAB4' />
<sap id='usr/subSUB_MAIN:?COCKPIT?SAPLDISPLAY46:038*/subSUB_HDR:/COCKPIT/SAPLDISPLAY46:04051/tabsG_STRIP_HDR/tabpTAB4' />
SAP グリッド テーブルは、上で説明した利用可能なすべての一般的な操作のほかに、選択/選択解除操作とデータ スクレイピングもサポートしています。
- 列を選択/選択解除
- 行を選択/選択解除
- すべて選択/選択解除
上述のように、テーブルのセルでは共通の操作をすべて実行できます。
ColumnName
など) でも識別できます。また、列と行をフィルター処理し、他のプロパティを使用して要素を識別することもできます。
ColumnName
など) で識別できるように自動的に切り替わります。
データ スクレイピングを使用すると、SAP テーブルから構造化されたデータを抽出できます。以下に例を示します。
column1
、column2
、column3
)。
columns_name_source
パラメーターに次の値を指定することで、テーブルの情報を取得する方法を定義できます。
- 最長 - 完全な列名を抽出して使用します。
- 最短 - 短い列名を抽出して使用します。
- 表示 - SAP WinGUI に表示されている状態の名前を使用します。
- 技術 - 列の技術的ヘッダー名を抽出して使用します。
- ツールチップ - 列名の上にカーソルを合わせたときに表示されるツールチップ名です。
SAP ALV テーブルは、上で説明した利用可能なすべての一般的な操作のほかに、簡易ヘッダー テーブルおよび複数ヘッダー テーブルのデータ スクレイピングと画面スクレイピングもサポートしています。これにより、SAP 画面の 1 つ以上の ALV テーブルを抽出できます。
上で説明した SAP グリッド テーブルのデータ スクレイピングとまったく同じように機能します。場合によっては、列のツールチップ名が SAP ALV テーブルの表示名と異なることがあります。
columns_name_source='Tooltip'
パラメーターを使用して、テーブルの情報を取得する正しい方法を定義します。
複数ヘッダーのテーブル
Studio では、ヘッダーが 2 行以上にわたるテーブルから正しいデータを抽出できます。
そのために、メタデータは以下を表示します。
join_type = ['LeftOuter' | 'Inner']
null_value_text = ['(null)' | 'any other user provided value']
内部結合は、完全なデータを持つ行のみを抽出し、すべてのヘッダーについて、データがない行は無視します。
画面スクレイピングを使用する場合、推奨されるスクレイピング メソッドはフルテキストで、[非表示のテキストを無視] チェックボックスをオンにする必要があります。このメソッドで抽出されるのは、SAP 画面に表示中されているテキストのみであることに注意してください。
画面スクレイピングの詳細については、こちらのページをご覧ください。
ColorIndex
ColorIndex、ColorIntensified、および ColorInverse 属性によって、要素の背景色を識別できます。
これは、ロボティック プロセス オートメーションとテスト オートメーション両方のシナリオで使用できます。
属性名 |
オブジェクトの種類 |
---|---|
ColorIndex |
|
ColorIntensified |
|
ColorInverse |
|
SAP ALV 階層テーブルは、階層構造を持つテーブルに体系化された要素のリストを表します。
[ALV 階層テーブルを展開] アクティビティを使用して、SAP ALV 階層テーブル内にある任意のセルを識別できます。セルを識別した後に、[クリック]、[テキストを取得] などのすべての標準的な UI アクティビティを実行できます。
設計時と実行時のいずれかにアクティビティを操作できます。
SAP ALV ツリーは、ツリー構造に体系化された要素のリストを表します。
[ALV ツリーを展開] アクティビティを使用すると、ALV ノードを選択して、ノードのパスをアクティビティ内に表示することができます。これにより、サポートされているほかの任意のアクティビティを使用して、指定した要素を操作できるようになります。
SAP テキスト編集コントロールは、編集可能なテキスト フィールド/エディターを表します。
次のアクティビティを使用して、このコントロールを操作できます。
- テキスト フィールドに使用する[文字を入力] アクティビティ
- ホットキー対応のボタンに使用する [ホットキーを押下] アクティビティ、またはボタンに使用する [画像をクリック] アクティビティ
SAP ツールバーは、操作可能な一連のボタンを表します。SAP では、SAP トランザクションまたは SAP プログラムに応じて、さまざまな種類のツールバーがあります。
- SAP システム ツールバー (1)
- SAP アプリケーション ツールバー (2)
- SAP 特殊ツールバー (3)
- SAP グリッドテーブル ツールバー (4)
- SAP 汎用オブジェクト サービス (5)
ツールバー上のボタンは、[ツールバー ボタンをクリック] アクティビティを使用して操作できます。
SAP 機能へのアクセスや、SAP プログラムの実行を可能とする英数字のコードを表します。
[SAP トランザクションを呼び出し] アクティビティは、トランザクション コードさえあれば使用できます。
トランザクション コードは現在の SAP GUI ウィンドウで実行されます。
VA01
) を指定すると、アクティビティは /nVA01 + Enter (keystroke)
コマンドを送信して、トランザクションを呼び出します。
現在のトランザクションに対する未保存の変更は、警告なしに破棄されることに注意が必要です。
SAP ツリーは、ツリー構造に体系化された要素のリストを表します。SAP ツリーには数種類のコントロールが用意されています。
-
単純ツリー
-
リスト ツリー
-
列ツリー
ツリーに多数の子要素が含まれる場合、次のようにして選択します。
- SAP WinGUI でツリーを展開し、対象の要素を選択します。
- [画面上で指定] を使用して、SAP ツリー全体を選択します。
選択した項目のノードがアクティビティに表示されます。
ツリーが折りたたまれていて対象のノードまたは項目が表示されていない場合、[SAP ツリーを展開] アクティビティを使用する必要があります。このアクティビティは、親ツリーをアクティブなノードまたは項目まで展開します。
- SAP ボタン
- アイコン
- プッシュ ボタン
- ラジオ ボタン
- SAP カレンダー
- SAP チェックボックス
- SAP コンテキスト メニュー
- SAP ダイアログ・ボックス
- SAP ドロップダウン リスト
- SAP HTML コンテンツ
- SAP 入力フィールド
- SAP にログオン
- SAP にログイン
- SAP メニュー
- SAP 画像
- SAP ステータスバー
- SAP セッション情報
- SAP タブ
- 特殊なオートメーション ケース
- SAP テーブル
- 共通の操作
- SAP 標準テーブル
- SAP グリッド テーブル
- 選択/選択解除
- テーブルのセルのフィルター処理
- データ スクレイピング
- SAP ALV テーブル
- データ スクレイピング
- 画面スクレイピング
- SAP ALV 階層テーブル
- 設計時
- 実行時時間
- 表内を移動する
- SAP ALV ツリー リスト
- SAP テキスト編集
- SAP ツールバー
- SAP のトランザクション・コード
- SAP ツリー
- ツリーを展開