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UI Automation のアクティビティ
最終更新日 2024年4月26日

Computer Vision ローカル サーバー パッケージについて

UiPath.ComputerVision.LocalServer パッケージにはアクティビティが含まれていませんが、プロジェクトにインストールすると、ローカルの Computer Vision サーバーを使用できるようになります。Studio のパッケージ マネージャーによってインストールできます。
重要:

ローカルの Computer Vision モデルは、現在のサーバー モデルと機能的には同等です。これらのモデルのバージョン間には、以下のような若干の差異があります。

  • Computer Vision Local Server を使用すると、Computer Vision をインストールしたマシン上で直接使用できます。別のサーバー マシンや強力な GPU などの外部リソースは必要ありません。
  • ローカル サーバーは、利用可能な他の種類のサーバーよりも速度が遅くなります。
  • このモデルのバージョンで使用されるデータはすべて、そのモデルのバージョンがインストールされているマシン上でローカルに処理されます。データがマシン外に送信されて処理されることはありません。
  • このモデルのバージョンに関連するコストは大幅に低く抑えることができます。オンプレミスのサーバー バージョンと異なり、ハードウェアやメンテナンスの要件がないためです。
  • このモデルは、1 回の要求で最大 2,000 語を処理できます。要求がこの制限を超えても 2,000 語を返しますが、順序は保証されません。
  • v21.6 までは、Computer Vision ローカル サーバーは OCR をサポートしません。
  • v22.7 までは、Computer Vision ローカル サーバーは表抽出をサポートしません。

推奨ハードウェア仕様

以下のハードウェア仕様を満たすマシンが必要です。

  • 4 コア以上の CPU。複数の CPU によってパフォーマンスがスケールするため、8 コアであればさらに効果的です。ただし、16 コアを超えると、スケーリングによる速度の向上はほとんどまたはまったく見込めなくなります。
  • AVX2 のサポート: AVX2 命令に対応していない CPU はサポートされません。使用するとエラーが発生します。
  • 8 GB 以上の RAM。

このサーバー バージョンはどのような場合に使用するのですか?

  • Computer Vision Cloud サーバーまたはComputer Vision On-preises サーバーを使用できない場合。
  • セキュリティ上の問題により、オートメーション プロセスを実行しているマシンにデータを残したくない場合。
  • 使用するマシンに追加のソフトウェアをインストールできない場合でも、このバージョンはマシンに追加でインストールする必要がなく、パッケージ マネージャーを使用して Studio から簡単にインストールできます。

このサーバーはどのように使用するのですか?

パッケージ マネージャーを使用して、Studio プロジェクトに UiPath.ComputerVision.LocalServer アクティビティ パッケージをインストールします。

このパッケージをインストールすると、[CV 画面スコープ] アクティビティを [ローカル サーバーを使用] プロパティによって設定し、このローカル サーバーを使用できるようになります。

トラブルシューティング

UiPath.ComputerVision.LocalServer を適切に実行するには、このパッケージを使用するオペレーティング システム (x64 および x86 システムの両方) に 2015-2019 用 Visual C++ 再頒布可能パッケージがインストールされている必要があります。最新のバージョンは、こちらで確認できます。

UiPath.ComputerVision.LocalServer パッケージを使用しており、Response from server is not valid エラーが発生する場合は、ローカル サーバーの実行可能ファイルがウイルス対策ソフトウェアによってブロックされている可能性が最も高いと考えられます。その場合、
UiPath.CVLocalServer.Host.exe CurrentUser\.nuget\packages\uipath.computervision.localserver\20.10.0\lib\net461 (バージョン 20.10 の場合) または CurrentUser\.nuget\packages\uipath.computervision.localserver\USED_VERSION\build (バージョン 21.2 以降の場合) が、使用中のウイルス対策ソフトウェアによって信頼されていることを確認してください。
  • トラブルシューティング

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