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UI Automation のアクティビティ

最終更新日時 2025年12月12日

UI 要素を更新 (以前の名称は [値を設定])

UiPath.Semantic.Activities.NSetValue

説明

AI を使用して、入力ボックス、ドロップダウン、チェック ボックス、ラジオ ボタン、日付の選択などの任意の入力フィールドにシームレスに値を設定します。

Chrome、Edge、Firefox、Safari でのみ使用できます。

[フォームに入力] と同じ機能を使用しますが、要素レベルで使用します。

特定の入力フィールドごとに別のアクティビティ (例: 入力ボックスには [文字を入力]、チェック ボックスには [チェック/チェック解除] など) を使用するのではなく、1 つの汎用の [UI 要素を更新] アクティビティを使用できます。また、日付の選択やラジオ ボタンのグループも処理できます。

このアクティビティは [アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティに追加する必要があります。

このアクティビティはオブジェクト リポジトリに対応しています。

プロジェクトの対応 OS

Windows | クロスプラットフォーム

構成

  • 画面上でターゲットを指定 - ターゲットとして使用する UI 要素を指定します。

    ターゲットを指定したら、プラス ボタンをクリックします。以下のオプションが表示されます。

    • 画面上でターゲットを指定 - ターゲットをもう一度指定します。
    • ターゲットを編集 - 選択モードを開いて、ターゲットを設定します。
  • - フィールドに設定される値です。このフィールドは String 型の変数のみを受け入れます。
    指定したターゲットがチェックボックスの場合、次の値が受け入れられます。
    • True: "true""yes""checked""x"
    • False: "false""no""unchecked"
  • 検証を有効化 - トグル ボタンが [オン] に設定されている場合、実行時の値の実行検証を有効化します。実行後に内部検証メカニズムで無効な値が検出されると、例外がスローされます。既定のオプションは [オフ] です。

オプション

  • Healing Agent モード - プロセス レベルまたはジョブ レベルでのガバナンスまたは Orchestrator の設定に基づいて、このアクティビティでの Healing Agent の動作を設定します。
    • 無効化 - このアクティビティの Healing Agent をオフにします。
    • ジョブの設定を継承 - ガバナンスまたは Orchestrator で定義された設定を、プロセス レベルまたはジョブ レベルで適用します。
    • 推奨事項のみ - Healing Agent が、実行中のジョブの UI Automation の問題を修正するための推奨事項を提供できるようにします。ただし、ガバナンスまたは Orchestrator の設定で許可されている場合に限ります。
    • アプリ/ブラウザーと同一 - 親の [アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティの設定を継承します。
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは、Boolean 値 (TrueFalse) のみがサポートされています。既定値は False です。そのため、フィールドが空白でエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

ターゲット

  • ターゲットのプロパティを展開 - ターゲットとアンカーのプロパティを表示します。これにより、他のアクティビティのプロパティは非表示になり、ターゲットに関連するプロパティのみが表示されます。
  • ターゲットのプロパティを折りたたみ - ターゲットとアンカーのプロパティを非表示にします。これにより、ターゲットに関連するプロパティが非表示になり、アクティビティのプロパティが表示されます。
  • ターゲット メソッド - 要素の識別に使用するセレクターの種類です。このプロパティには、ドロップダウン メニュー内の任意の組み合わせを設定できます。
    • None
    • 厳密セレクター - ターゲット UI 要素に対して生成される厳密セレクターです。
    • あいまいセレクター - あいまいセレクターのパラメーターです。
    • Computer Vision - ターゲット メソッドとして Computer Vision を使用するには、[プロジェクト設定] > [Computer Vision] に移動し、正しいサーバー エンドポイントを設定する必要があります。このフィールドはそのままにして、既定で入力されている「UiPath Cloud」を使用するか、他のパブリック エンドポイントを選択して別の値を入力できます。別の値を入力する場合、サーバー リージョンまたは独自のオンプレミス サーバー専用のエンドポイントを選択します。

      Computer Vision をターゲット メソッドとして使用するもう 1 つの方法は、[ローカル サーバーを使用][True] に設定することです。これは、UiPath.ComputerVision.LocalServer パッケージがプロジェクトにインストールされていることを意味します。ローカル サーバーが有効な場合、サーバーの値は上書きされます。ただし、ローカル サーバーはクロスプラットフォーム プロジェクトでは利用できません。

      • CV コントロールの種類 - Computer Vision で識別するコントロールの種類を指定します。
      • CV テキスト - Computer Vision で識別するテキストを指定します。
      • CV テキストの出現 - 複数の一致が見つかった場合に使用する特定の出現を指定します。
      • CV テキストの精度 - OCR のテキストの一致精度レベルを指定します。
    • セマンティック セレクター - 大規模言語モデル (LLM) を活用して、人間が書くような UI 要素の機能的な記述を生成します。これらの記述は信頼性が高いため、UI の変更に適応でき、従来のセレクターが失敗した場合のオートメーションの回復性が大幅に向上します。
    • 画像 (Windows のみ)
      • 画像の精度 - 画像の一致精度レベルを指定します。
      • 画像の出現 - 複数の一致が見つかった場合に使用する特定の出現を指定します。
    • ネイティブ テキスト (Windows のみ)
      • ネイティブ テキスト - UI 要素を検出するために検索するテキストです。
      • ネイティブ テキストの出現 - 複数の一致が見つかった場合に使用する特定の出現を指定します。
  • ウィンドウ セレクター (アプリケーション インスタンス) - アプリケーション ウィンドウのセレクターです。[ウィンドウ アタッチ モード] が [アプリケーション インスタンス] に設定している場合にのみ適用されます。
  • ページの読み込みを待機 - アプリケーションが入力を受け入れる準備が完了するまで、アクションの実行を待機します。以下のオプションを利用できます。
    • なし - ターゲットの準備ができるまで待機しません。
    • 対話型 - アプリの一部のみが読み込まれるまで待機します。
    • 完了 - アプリ全体が読み込まれるまで待機します。
  • 可視性を確認 - 有効化すると、アクティビティは UI 要素が表示されているかどうかも確認します。ドロップダウン メニューの次の 3 つのオプションのいずれかを選択できます。
    • なし - 可視性を確認しません。
    • 対話型 (あいまいセレクター用) - 既定のオプションです。要素が表示される可能性があるかどうかを確認します。確認時、ページをスクロールしないと表示されない、他のアプリで隠れている、アプリケーションが最小化されているという点は無視されます。この確認は、DOM に存在するものの表示されていない非表示の要素をターゲット要素として設定しないようにする場合に便利です。
    • 完全に表示されている - UI 要素が表示されるかどうかを確認します。
  • レスポンシブ対応の Web サイト - レスポンシブ対応の Web サイトのレイアウトを有効化します。

タイミング

  • 実行前の待機時間 - 前のアクティビティが完了してから、現在のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.2 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

  • 実行後の待機時間 - 現在のアクティビティが完了してから、次のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.3 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

  • タイムアウト - エラーを発生させる前にアクティビティの実行を待機する時間を秒単位で指定します。既定値は 30 秒です。

  • 説明
  • プロジェクトの対応 OS
  • 構成

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