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UI Automation のアクティビティ
最終更新日 2024年4月26日

ブラウザーのデータを設定

UiPath.UIAutomationNext.Activities.NSetBrowserData

説明

指定されたブラウザー インスタンスにブラウザーのセッション データをインポートします。

This activity can be used both inside and outside a Use Application/Browser activity.

このアクティビティを [ブラウザーのデータを取得] アクティビティと組み合わせて使用すると、ピクチャ イン ピクチャ (PiP) 機能を使いやすくなります。特定のブラウザー プロファイルからクッキーをエクスポートして、オートメーションを実行するブラウザーにインポートできるからです。

注: このアクティビティは、ユーザー同期機能が有効化されている Chrome または Edge では使用できません。つまり、ブラウザーの 1 つのインスタンスにログインしたユーザーは、ログアウトしない限り、他のすべてのインスタンスにもログインしていると見なされます。
ヒント: ユーザーは、多要素認証を使用して Web ビジネス アプリケーションにログインする必要があります (例: Salesforce)。ロボットはユーザーの作業を干渉しないように、PIP でオートメーションの実行を継続する必要があります。PiP ブラウザー インスタンスでの再ログインを避けるために、[ブラウザーのデータを取得] アクティビティを使用して Windows のメイン セッション ブラウザー インスタンスからセッション データをエクスポートし、ログイン後に、さらに [ブラウザーのデータを設定] アクティビティを使用してセッション データを子 PiP ブラウザー セッションにインポートします。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows

Windows - レガシ、Windows での設定

デザイナー パネル
  • セッション データ - セッション データが保存される変数です。このフィールドでは String 型の変数のみがサポートされています。
プロパティ パネル

共通

  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは、Boolean 値 (TrueFalse) のみがサポートされています。既定値は False です。そのため、フィールドが空白でエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。
  • 実行後の待機時間 - 現在のアクティビティが完了してから、次のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.3 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

  • 実行前の待機時間 - 前のアクティビティが完了してから、現在のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.2 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

  • 表示名 - デザイナー パネルに表示される、アクティビティの名前です。表示名は、ターゲットを指定すると自動的に生成されます。

入力

  • ブラウザー - セッション データの入力先ブラウザーです。このフィールドは Browser オブジェクトのみをサポートします。
  • セッション データ - デザイナー パネルの [セッション データ] の説明をご覧ください。

その他

  • プライベート - オンにすると、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。このフィールドでは、Boolean 値 (TrueFalse) のみがサポートされています。既定値は False です。

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