activities
latest
false
重要 :
このコンテンツの一部は機械翻訳によって処理されており、完全な翻訳を保証するものではありません。 新しいコンテンツの翻訳は、およそ 1 ~ 2 週間で公開されます。
UiPath logo, featuring letters U and I in white

UI Automation のアクティビティ

最終更新日時 2025年6月5日

ブラウザー ダイアログ スコープ

UiPath.UIAutomationNext.Activities.NBrowserDialogScope

説明

アラート、確認、プロンプトなどの JavaScript ダイアログをキャプチャして処理します。このアクティビティは、ブラウザー ダイアログを生成するアクティビティのスコープとして使用する必要があります。そのため、ダイアログをトリガーするアクティビティは [ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティの本体に配置する必要があります。

このアクティビティは [アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティに追加する必要があります。

プロジェクトの対応 OS

Windows | クロスプラットフォーム

構成

デザイナー パネル
  • [ダイアログの種類] ドロップダウン メニューから、[ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティで処理する JavaScript ブラウザー ダイアログの種類を選択します。

    • アラート
    • 確認
    • プロンプト
  • ダイアログの応答 - JavaScript の確認ダイアログへの応答です。[キャンセル] または [OK] です。[確認] または [プロンプト] のダイアログの種類でのみ使用できます。
  • プロンプトの応答テキスト - JavaScript のプロンプト ダイアログのテキスト応答です。[プロンプト] のダイアログの種類でのみ使用できます。
  • ダイアログ メッセージ - ダイアログ スコープによって処理されるダイアログ メッセージを格納する文字列出力変数です。
プロパティ パネル

タイミング

  • ダイアログの表示待機のタイムアウト - エラーをスローする前に、ダイアログが表示されるまで待機する時間を秒単位で指定します。既定値は 30 秒です。

オプション

  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは、Boolean 値 (TrueFalse) のみがサポートされています。既定値は False です。そのため、フィールドが空白でエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

使用ガイド

業務プロセスのオートメーションにおいて、ブラウザー ダイアログが表示されるために現在のブラウザー ページの実行がブロックされることがあります。通常、ユーザーはブラウザー ダイアログを閉じて、ダイアログ メッセージを確認し、後でビジネス シナリオで使用できるようにします。

Windows プロジェクトの場合、この種類のシナリオを処理するには、[アプリケーション/ブラウザーを使用] コンテナー アクティビティで [ウィンドウ アタッチ モード][アプリケーション インスタンス] に設定し、Active Accessibility (AA) UI フレームワークを使用してブラウザー ダイアログ セレクターを生成します。

しかし、クロスプラットフォーム プロジェクト (Studio Web を含む) の場合は、この種類のシナリオを処理するためのソリューションがありませんでした。

JavaScript には、アラート、確認、プロンプトの 3 種類のポップアップ ボックスがあります。[ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティは、これらの種類のダイアログを処理することができ、ブラウザー ダイアログを生成するアクティビティのスコープとして使用する必要があります。

[ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティを [アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティ内に追加し、ダイアログをトリガーするアクティビティを [ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティの本体に配置する必要があります。

アラートの設定

アラート ダイアログは、情報をユーザーに確実に伝えるために使用します。ダイアログが表示された場合、操作を続けるには [OK] ボタンをクリックする必要があります。そうしないと実行がブロックされます。

次のように [ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティを設定し、送信ボタンをクリックしたときにトリガーされるアラート ダイアログを処理することができます。

図 1. docs image

確認の設定

確認ダイアログは、ユーザーが何かを検証または承認する必要がある場合に使用します。ダイアログが表示された場合、操作を続けるには [OK] ボタンまたは [キャンセル] ボタンをクリックする必要があります。

[ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティを次のように設定することで、Submit ボタンをクリックしたときにトリガーされる確認ダイアログを処理できます。

図 2. docs image

プロンプトの設定

プロンプト ダイアログは、操作のためにはユーザーがテキストを入力する必要がある場合に使用します。ダイアログが表示された場合、操作を続けるには、入力値を入力した後に [OK] または [キャンセル] をクリックする必要があります。

図 3. docs image

複数のダイアログ ボックスの例

まれに、ユーザーがボタンをクリックすると、1 つのページで複数のダイアログが 1 つずつ順番に開くことがあります。次のシナリオについて考えてみましょう。

  • [Submit Data] ボタンをクリックすると、ユーザーに名前を入力するよう求めるプロンプト ダイアログが開きます。

  • [OK] ボタンを押してプロンプト ダイアログを閉じた後、送信操作が終了すると、アラート ダイアログが表示されます。

[ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティを使用すると、複数のダイアログ スコープを入れ子にすることで、この状況を処理できます。アクティビティは、処理するダイアログがページに表示される順序と同じ順序で配置する必要があります。すべてのダイアログが処理されると、ワークフローが続行されます。上記のシナリオの場合、次のように作成します。

  1. まず、最初のダイアログ (この場合はプロンプト ダイアログ) を処理する [ブラウザー ダイアログ スコープ] を作成します。

  2. 最初のスコープ内に、2 番目のダイアログ (この場合はアラート ダイアログ) を処理する 2 つ目の [ブラウザー ダイアログ スコープ] を作成します。

  3. 2 番目のスコープ内に、ダイアログをトリガーするアクティビティを配置します。この場合は、[Submit Data] ボタンのクリックです。

図 4. docs image

[ダイアログの処理] アプリ カード オプション

[ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティ以外に、[アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティにブラウザー ダイアログの処理オプションを追加しました。

アプリ カードの新しい [ダイアログの処理] 設定では、ブラウザー ダイアログを自動的に閉じる方法 (閉じるダイアログの種類、および確認ダイアログとプロンプト ダイアログに対して指定する応答) をユーザーが記述できます。

  • アラートを閉じる

  • 確認ダイアログを閉じる + 確認ダイアログへの応答

  • プロンプト ダイアログを閉じる + プロンプトの応答テキスト + プロンプト ダイアログへの応答

図 5. docs image

[ダイアログの処理] アプリ カードのプロジェクト設定

同様のプロジェクト設定が [ダイアログの処理] に追加されました。これは、[アプリケーション/ブラウザーを使用] の [ダイアログの処理] オプションの既定値として機能します。

  • Windows プロジェクト: [UI Automation モダン] > [アプリケーション/ブラウザー]

  • クロスプラットフォーム プロジェクト: [UI オートメーション] > [アプリケーション/ブラウザー]

図 6. docs image

[ブラウザー ダイアログ スコープ] とアプリ カードの [ダイアログの処理] の優先度

複数の [ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティと、[ダイアログの処理] 機能を持つアプリ カードを入れ子にする場合、ダイアログの処理方法を決定するために、いくつかの点に留意することが重要です。

  1. [ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティは、アプリ カードの [ダイアログの処理] オプションよりも優先されます。

  2. [ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティが入れ子になっている場合、複数のダイアログは出現順に処理されます。つまり、最初のダイアログ スコープで 1 番目のダイアログ、2 番目のダイアログ スコープで 2 番目のダイアログというように処理されます。

  3. [ダイアログの処理] が含まれる入れ子になったアプリ カードは互いに上書きされます。つまり、内側のアプリ カードによって外側のアプリ カードの設定が上書きされます。たとえば、最上位のアプリ カードで、ワークフロー全体を通してすべてのダイアログを [キャンセル] で閉じるように設定します。その一方で、ワークフローの一部に対して、有効期間の短いアプリ カードを最上位のアプリ カード内で使用して、確認ダイアログに [OK] で同意できます。こうすることにより、ワークフローのその部分でのみ、ダイアログの処理を変更できます。アラートとプロンプトは、引き続き最上位のアプリ カードに従って閉じられます。

ブラウザー ダイアログが表示される場合に、ダイアログを処理できる [ブラウザー ダイアログ スコープ] と、[ダイアログの処理] が含まれるアプリ カードが複数存在する場合、ダイアログを処理する [ブラウザー ダイアログ スコープ] またはアプリ カードは次のように選択されます。

  1. 1 つ目の (最も外側の) [ブラウザー ダイアログ スコープ] アクティビティ: このアクティビティには一致するダイアログの種類があり、まだダイアログをキャプチャしていません。

  2. [ブラウザー ダイアログ スコープ] が見つからない場合は、そのダイアログの種類を処理するように設定された最後の (最も内側の) アプリ カードが使用されます。

  3. 実行可能な [ブラウザー ダイアログ スコープ] またはアプリ カードが見つからない場合、ダイアログは処理されず、ユーザーに表示されます。

このページは役に立ちましたか?

サポートを受ける
RPA について学ぶ - オートメーション コース
UiPath コミュニティ フォーラム
Uipath Logo White
信頼とセキュリティ
© 2005-2025 UiPath. All rights reserved.