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UI Automation のアクティビティ

最終更新日時 2024年12月20日

UI Automation プロジェクト設定

これらのプロジェクト設定は、クロスプラットフォーム プロジェクトでモダン アクティビティに適用されます。

[プロジェクト設定] を使用して、プロジェクト レベルで変更を設定します。これらのグローバル設定は、以下に示すプロパティを持つ、パッケージ内のすべてのアクティビティに影響を与えます。詳しくは、「アクティビティのプロジェクト設定を行う」をご覧ください。

重要: [プロジェクト設定] 内で設定されたプロパティは、ワークフローのアクティビティにおいて、プロパティが編集されていない場合にのみ有効化されます。プロパティを手動で編集すると、プロジェクトの設定が適用されなくなります。

UI Automation モダンのプロジェクト設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. [プロジェクト] パネルの [プロジェクト設定] に移動します。
  2. [アクティビティ設定] > [UI Automation] に移動します。
  3. 変更する内容に従って設定を行います。
  4. [OK] をクリックして変更を保存します。

ウィンドウ上部の [一括処理] ドロップダウン メニューを使用すると、すべての設定を既定値にリセットしたり、デバッグ用と運用環境のフィールド間ですべての値をコピーしたりすることができます。

一般

以下の設定は、クロスプラットフォーム プロジェクトの UI Automation モダン アクティビティのうち、以下のいずれかのプロパティを持つものに適用されます。

プロパティ名説明
実行後の待機時間 (秒)現在のアクティビティと次のアクティビティの間の遅延時間です。
実行前の待機時間 (秒)前のアクティビティと現在のアクティビティの間の遅延時間です。
タイムアウト (秒)エラーをスローする前に現在のアクティビティの実行を待機する時間です。
ページの読み込みを待機アプリケーションが入力を受け入れる準備が完了するまで、アクションの実行を待機します。次のオプションが利用可能です。
  • なし - ターゲットの準備ができるまで待機しません。
  • 対話型 - アプリの一部のみが読み込まれるまで待機します。
  • 完了 - アプリ全体が読み込まれるまで待機します。
スクリーンショットをキャプチャこの機能をサポートするすべてのアクティビティで、設計時にスクリーンショットをキャプチャするかどうかを指定します。[False] に設定すると、コンテキスト メニューの [参考スクリーンショットを削除] オプションは無効化されます。
無効化された要素を変更[True] に設定すると、指定した UI 要素が無効化されていても項目の選択が実行されます。このプロパティは、[入力モード] プロパティが [ハードウェア イベント] に設定されている場合は適用されません。
プライマリ ターゲット メソッドがタイムアウトするまで待機します。この設定を [True] に設定すると、フォールバック ターゲット メソッドを使用できるようになるまで、プライマリ ターゲット メソッドで完全タイムアウトを使用できます。
Java オートメーションを有効化 (プレビュー) [True] に設定すると、Java アプリケーションを指定できます。[False] に設定すると、Chrome ブラウザー ウィンドウのみを指定できます。
UI 要素をオブジェクト リポジトリに自動的に追加[True] に設定すると、すべての UI 要素が自動的にオブジェクト リポジトリに追加されます。

ターゲット メソッド - Web ブラウザー

以下の設定は、デスクトップ アプリケーションで指定したターゲットとアンカーに適用されます。

プロパティ名説明
Edge、Chrome の入力モードアクションの実行方法を選択します。
  • シミュレート - アクセシビリティ API を使用してクリックをシミュレートします。ブラウザー操作のオートメーション、Java アプリ、SAP に適しています。ハードウェア イベントよりも信頼性が高いメソッドです。対象のアプリケーションにフォーカスしていなくても動作します。対象のアプリケーションの UI 要素がこのメソッドをサポートしているかどうかをテストしてください。
  • Chromium API - デバッガー API を使用してアクションを実行します。Chromium の要素に対してのみ動作します。すべてのテキストを一度に送信します。対象のアプリケーションにフォーカスしていなくても動作します。詳しくは、「Chromium API」をご覧ください。

    注: Chromium API でブラウザーを起動すると、ブラウザーがデバッグ モードで起動されたことを示すリボンが表示されます。このメッセージは、ポリシーを使用して拡張機能がインストールされている場合は表示されません。

厳密セレクター[True] に設定すると、厳密セレクター メソッドが使用されます。
あいまいセレクター[True] に設定すると、あいまいセレクター メソッドが使用されます。

Computer Vision

True に設定すると、Computer Vision メソッドが使用されます。既定値は True です。
idx / tableRow / tableCol 属性のセレクターを無視ターゲット セレクターの属性が tableRowtableColidx のいずれかで、その値が 1 より大きく、アンカーが存在する場合、完全セレクターを無効化します。

ターゲット メソッド - SAP

以下の設定は、SAP で指定したターゲットとアンカーに適用されます。

プロパティ名説明
入力モード
  • シミュレート - アクセシビリティ API を使用してクリックをシミュレートします。ブラウザー操作のオートメーション、Java アプリ、SAP に適しています。ハードウェア イベントよりも信頼性が高いメソッドです。対象のアプリケーションにフォーカスしていなくても動作します。対象のアプリケーションの UI 要素がこのメソッドをサポートしているかどうかをテストしてください。
厳密セレクター[True] に設定すると、厳密セレクター メソッドが使用されます。
あいまいセレクター[True] に設定すると、あいまいセレクター メソッドが使用されます。
Computer VisionTrue に設定すると、Computer Vision メソッドが使用されます。既定値は False です。
idx / tableRow / tableCol 属性のセレクターを無視ターゲット セレクターの属性が tableRowtableColidx のいずれかで、その値が 1 より大きく、アンカーが存在する場合、完全セレクターを無効化します。

ターゲット メソッド - Java

以下の設定は、Java アプリケーションで指定したターゲットとアンカーに適用されます。

プロパティ名説明
入力モード
  • シミュレート - アクセシビリティ API を使用してクリックをシミュレートします。ブラウザー操作のオートメーション、Java アプリ、SAP に適しています。ハードウェア イベントよりも信頼性が高いメソッドです。対象のアプリケーションにフォーカスしていなくても動作します。対象のアプリケーションの UI 要素がこのメソッドをサポートしているかどうかをテストしてください。
厳密セレクター[True] に設定すると、厳密セレクター メソッドが使用されます。
あいまいセレクター[True] に設定すると、あいまいセレクター メソッドが使用されます。
Computer VisionTrue に設定すると、Computer Vision メソッドが使用されます。既定値は True です。
idx / tableRow / tableCol 属性のセレクターを無視ターゲット セレクターの属性が tableRowtableColidx のいずれかで、その値が 1 より大きく、アンカーが存在する場合、完全セレクターを無効化します。

ブラウザー

以下の設定は [ブラウザーを使用] アクティビティに適用されます。

プロパティ名説明
開くアクティビティを実行する前に対象のアプリケーションを開くケースを指定します。 次のオプションが利用できます。
  • 開いていない場合
  • Never
  • 常時
閉じるアクティビティを実行した後に対象のアプリケーションを閉じるケースを指定します。 次のオプションが利用できます。
  • [ブラウザーを使用] により開かれた場合
  • Never
  • 常時
ユーザー データ フォルダー モード設定するユーザー データ フォルダー モードです。特定のユーザー データ フォルダーでブラウザーを開始するために使用します。
  • Automatic - ピクチャ イン ピクチャ モードの場合は既定のモードと異なるフォルダーを使用します。[ユーザー データ フォルダー パス] が設定されていない場合はフォルダーが自動で生成されます。
  • DefaultFolder - ブラウザーがメインまたは PIP セッションのどちらで実行されても、既定のブラウザー フォルダーを使用します。
  • CustomFolder - [ユーザー データ フォルダー パス] で指定したフォルダー、または [ユーザー データ フォルダー パス] が設定されていない場に自動生成されるパスを使用します。
ユーザー データ フォルダー パスブラウザーが使用するユーザー データ フォルダーへのパスです。
[ブラウザーを開く] アクティビティのタイムアウト (秒)ブラウザー起動時のタイムアウト値を設定します。

キーボード イベント

以下の設定は、[文字を入力] アクティビティと [キーボード ショートカット] アクティビティに適用されます。

プロパティ名説明
文字を入力 - 入力前にクリック指定された UI 要素をテキストの入力前にクリックするかどうかと、実行するクリックの種類です。 次のオプションが利用できます。
  • None
  • Single
  • Double
文字を入力 - フィールド内を削除既存のコンテンツをテキストの入力前に削除するかどうかと、フィールドをクリアする方法です。 次のオプションが利用できます。
  • None
  • 単一行 (End、Shift+Home、Del)
  • 複数行 (Ctrl+A、Del)
キーボード ショートカット - ショートカット キー入力間の待機時間 (秒)2 つの連続する特殊キー入力の間の待機時間です。

その他のアクティビティ

以下の設定は、[アプリのステートを確認][表データを抽出][強調表示][ホバー][JS スクリプトを挿入][ポップアップを閉じる][SAP にログオン] の各アクティビティに適用されます。

プロパティ名説明
アプリのステートを確認 - タイムアウト (秒)ターゲット要素が出現/消滅するまでの待機時間です。
表データを抽出 - ページ間の待機時間 (秒)データが複数ページにまたがる場合に、各ページが読み込まれるまでの待機時間です。
強調表示 - 期間 (秒)ターゲット要素を強調表示する時間です。
ホバー - 期間 (秒)ターゲット要素にマウス ポインターを合わせる時間です。
JS スクリプトを挿入 - 実行環境InjectJs.ExecutionWorld 設定をグローバルに適用します。詳しくは、「JS スクリプトを挿入」をご覧ください。
ポップアップを閉じる - ポップアップの表示のタイムアウトポップアップが表示されるまで待機する時間 (秒) です。
SAP にログオン - リトライの回数このアクティビティが SAP Scripting のインターフェイスに接続を試みる回数です。
SAP にログオン - リトライの間隔各エントリの間の時間 (秒単位) を指定します。

ロボット ログ

ターゲットとアンカーの識別に使用されるメソッド、および各メソッドの実行時のパフォーマンスに関する情報は、ロボットの実行ログに保存できます。オプションは、サポートされるすべてのアクティビティに適用されます。

プロパティ名プロパティの説明影響を受けるアクティビティ
ターゲットおよびアンカーの検出手順をログ記録ターゲットとアンカーの識別に使用されたメソッドをログに記録します。
  • チェック/チェック解除
  • アプリのステートを確認
  • クリック
  • 表データを抽出
  • テキストを取得
  • 強調表示
  • ホバー
  • キーボード ショートカット
  • 項目を選択
  • 文字を入力
ターゲット メソッドのタイミングをログ記録各ターゲット メソッドのパフォーマンスをログに記録します。
  • チェック/チェック解除
  • アプリのステートを確認
  • クリック
  • 表データを抽出
  • テキストを取得
  • 強調表示
  • ホバー
  • キーボード ショートカット
  • 項目を選択
  • 文字を入力
監査情報をログ記録[ブラウザーを使用] アクティビティによって生成されたログをどのレベルで保存するかを指定します。次のオプションを使用できます。
  • Off
  • Info
  • Trace (トレース)
ブラウザーを使用

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