要素を探す

UiPath.UIAutomationNext.Activities.NFindElements

説明

指定したスコープとフィルター条件に従って、子、子孫、または最上位レベルの UI 要素のコレクションを取得します。

このアクティビティはオブジェクト リポジトリに対応しています。

プロジェクトの対応 OS

Windows | クロスプラットフォーム

構成

• モード - コレクションにある UI 要素の検索モードを設定できます。次のオプションが利用できます。
  • 子要素を探す - 指定したターゲット、要素、スコープのフィルターに一致する第 1 レベルの要素を検索します。
  • 子孫を検索 - 指定したターゲット、要素、スコープのフィルターに一致するすべての要素を検索します。
  • 最上位レベルを検索 - 開いているすべてのアプリケーションで、フィルターに一致するすべての要素を検索します。

• フィルター - コレクションにあるすべての要素が満たす必要がある条件を指定する XML 文字列です。フィルターはセレクターです。このアクティビティは、ターゲット要素でセレクターに一致するすべての子または子孫を検索します。

  たとえば、<webctrl tag='UL' /> を使用すると、特定の Web ページ上にある記号付きリスト要素の検索が始まります。
  注: 使用しているフィルター条件ですべての可能な要素を除外した場合、空の要素リストが返されます。

プロパティ パネル

オプション

• Healing Agent モード - プロセス レベルまたはジョブ レベルでのガバナンスまたは Orchestrator の設定に基づいて、このアクティビティでの Healing Agent の動作を設定します。
  • 無効化 - このアクティビティの Healing Agent をオフにします。
  • ジョブの設定を継承 - ガバナンスまたは Orchestrator で定義された設定を、プロセス レベルまたはジョブ レベルで適用します。
  • 推奨事項のみ - Healing Agent が、実行中のジョブの UI Automation の問題を修正するための推奨事項を提供できるようにします。ただし、ガバナンスまたは Orchestrator の設定で許可されている場合に限ります。
  • アプリ/ブラウザーと同一 - 親の [アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティの設定を継承します。

• エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは、Boolean 値 (True、False) のみがサポートされています。既定値は False です。そのため、フィールドが空白でエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

タイミング

• 実行前の待機時間 - 前のアクティビティが完了してから、現在のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.2 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

• タイムアウト - エラーを発生させる前にアクティビティの実行を待機する時間を秒単位で指定します。既定値は 30 秒です。

入力/出力

• 入力要素 - アクティビティの実行対象となる UI 要素で、UIElement オブジェクトに保存されます。このフィールドでは UIElement オブジェクトのみがサポートされています。このオブジェクトは、他の UI Automation アクティビティの [出力要素] プロパティ フィールドから取得できます。
• 出力要素 - ターゲット UI 要素を出力して、UIElement オブジェクトに保存し、他のアクティビティで同じ要素をターゲットとして使用できるようにします。

出力

子 - 設定されたフィルターとスコープに従って見つけられたすべての子 UI です。このフィールドでは、IEnumerable<UiElement> 型の変数のみがサポートされています。