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UI Automation のアクティビティ
Last updated 2024年8月13日

テキストをクリック

UiPath.Core.Activities.ClickText

指定した UI 要素の中で指定の文字列を検索し、文字列をクリックします。

重要:

[テキストをダブルクリック] アクティビティは [テキストをクリック] アクティビティと同じ機能を持ちますが、唯一の違いは [テキストをダブルクリック] アクティビティでは、[クリックの種類] が既定で CLICK_DOUBLE に設定されている点です。一方、[テキストをクリック] アクティビティでは、[クリックの種類] が既定で CLICK_SINGLE に設定されています。

警告: このアクティビティは、ChromeFirefoxEdgeなど、操作の自動化に拡張機能を必要とするブラウザーで使用すると、正しく機能しません。

プロパティ

共通
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは Boolean 値 (True、False) のみサポートされています。既定値は False です。その結果、フィールドが空白の場合にエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。
    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。
  • 実行後の待機時間 - アクティビティの実行後の遅延時間 (ミリ秒単位) です。既定の時間は 300 ミリ秒です。
  • 実行前の待機時間 - アクティビティが何らかの操作の実行を開始する前の遅延時間 (ミリ秒単位) です。既定の時間は 200 ミリ秒です。
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
入力
  • クリックの種類 - クリック イベントのシミュレート時に使用するマウス クリックの種類 (シングル、ダブル、マウス アップ、マウス ダウン) を指定します。既定ではシングルクリックが選択されます。
  • マウス ボタン - クリック アクションに使用するマウスボタン (左、右、中央) です。既定ではマウスの左ボタンが選択されます。
  • Occurrence - Text フィールドの文字列が、指定した UI 要素の中で複数回出現する場合は、クリックを必要とする出現回数をここに指定します。たとえば、文字列が 4 回出現し、1 回目に出現した文字列をクリックする必要がある場合は、このフィールドに 1 を入力します。既定値は 1 です。
  • Target.ClippingRegion - UiElement を基準とし、左、上、右、下の方向で、クリッピング四角形 (ピクセル単位) を定義します。正と負の両方の値をサポートしています。
  • Target.Element - 別のアクティビティから返される UiElement 変数を使用します。このプロパティを Selector プロパティと一緒に使用することはできません。このフィールドでは UiElement 変数のみサポートされています。
  • Target.Selector - アクティビティの実行時に特定の UI 要素の検索に使用する Text プロパティです。実際には、検索しようとする GUI 要素とそのいくつかの親要素の属性を指定する XML フラグメントです。
  • タイムアウト (ミリ秒) - SelectorNotFoundException エラーがスローされるまでにアクティビティが待機する時間 (単位: ミリ秒) を指定します。既定値は、30000 ミリ秒 (30 秒) です。既定値は 30000 ミリ秒 (30 秒) です。
  • Target.WaitForReady - アクティビティを実行する前にターゲットが準備完了になるまで待機します。既定では、このフィールドは Interactive/Complete に設定されています。次のオプションが利用できます。
    • NONE - ターゲット要素以外の要素の読み込みを待たずに、アクションを実行します。たとえば、UI 要素がすべて読み込まれるまで待つことなく、Web ページからテキストを取得したり、特定のボタンをクリックしたりする場合に、このオプションを使用できます。ボタンがまだ読み込まれていない要素 (スクリプトなど) に依存している場合、これは望ましくない結果を招く可能性があります。
    • 対話型 - アプリの一部のみが読み込まれるまで待機します。
    • 完了 - アプリ全体が読み込まれるまで待機します。
  • Text - クリックする文字列です。 文字列はすべて引用符で囲む必要があります。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。

オプション

  • CursorPosition.OffsetX - Position フィールドで選択したオプションに従って生じるカーソル位置の水平方向の変位です。
  • CursorPosition.OffsetY - Position フィールドで選択したオプションに従って生じるカーソル位置の垂直方向の変位です。
  • カーソル位置の位置 - [X のオフセット] プロパティと [Y のオフセット] プロパティで設定したオフセットが追加される、カーソルの開始位置を表します。指定できるオプションは、TopLeftTopRightBottomLeftBottomRight および Center です。既定のオプションは Center です。
  • FormattedText - このチェック ボックスをオンにした場合は、選択したテキストの画面レイアウトが保存されます。
  • 使用できるオプションとして NoneAltCtrlShiftWin があります。既定のオプションは None です。

    注: キー修飾子は、[ウィンドウ メッセージを送信] オプションと共に使用できません。このオプションの組み合わせを含むアクティビティを含むワークフローを実行しても、例外はスローされません。
  • ウィンドウ メッセージを送信 - このチェック ボックスをオンにした場合は、ターゲット アプリケーションに指定のメッセージを送信してクリックを実行します。この入力メソッドの方が高速であり、バックグラウンドで動作します。既定では、このチェック ボックスはオフになっています。チェック ボックスがオフの場合は、既定のメソッドがハードウェア ドライバーを使用してクリックを実行します。既定のメソッドの方が低速であり、バックグラウンドで動作できませんが、すべてのデスクトップ アプリケーションに対して使用できます。
  • プロパティ

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