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SAP WinGUI の操作の自動化について
SAP WinGUI の API スクリプティングを有効化すると、信頼性の高い SAP WinGUI のオートメーションを作成できます。Studio と Robot を使用するには、ローカル マシンとサーバー側の両方で SAP WinGUI スクリプティングを有効化する必要があります。SAP 用の最初のオートメーション プロジェクトを作成する前に、実行しなければならない設定手順があります。
SAP の UI 要素はコントロールと呼ばれ、それらを検出して使用するには、固有の手法やアクティビティが必要になる場合があります。詳しくは、サポートされる SAP 要素をご覧ください。
以下に示す SAP WinGUI のバージョンは、Windows 7 と Windows 10 の 2 つのアーキテクチャの種類 (32 ビットと 64 ビット) の両方に対応しています。SAP ログオンおよび SAP ログオン パッドは、すべてのバージョンが対応しています。
- SAP WinGUI 7.40
- SAP WinGUI 7.50
- SAP WinGUI 7.60
- SAP WinGUI 7.70
- SAP WinGUI 8.00
提供中のすべてのテーマ (Quartz、Belize、Blue Crystal、Corbu など) を SAP のオートメーションに使用できます。
以下のアクティビティは、SAP のオートメーション向けに特別に調整されています。
- SAP にログオン
- SAP にログイン
- SAP - ツリーを展開
- 表のセル スコープ
- SAP - トランザクションを呼び出し
- SAP - ツールバー ボタンをクリック
- SAP - ステータス バーを読み取り
- SAP - メニュー項目を選択
- ALV ツリーを展開
- ALV 階層テーブルを展開
- SAP - カレンダーから日付を選択
- SAP - 画面上の画像をクリック
上記の SAP WinGUI アクティビティはすべてサポートされており、オブジェクト リポジトリで操作できます。
technical ID
属性だけでなく Text
、Tooltip
、および Type of SAP control
属性もサポートしています。SAP テーブル、SAP グリッド、SAP ツリーなどの複雑な SAP コントロールでは、これらの属性は使用できません。異なる方法で識別が行われるためです。
SAP WinGUI の API スクリプティングがアクティブ化されていない場合、または組織で許可されていない場合は、Computer Vision アクティビティを使用して SAP WinGUI インターフェイスを操作できます。
設定が間違っていたり不完全だったりするために、SAP WinGUI を SAP API スクリプティングで自動化できない場合には、以下のエラー メッセージが表示されます。
設定を確認し、修正するには、「設定手順」に従ってください。
[ハード タイムアウトを強制] の設定は、[プロジェクト設定] > [UI Automation クラシック] > [SAP] にあります。この設定を [True] に設定すると、Robot は SAP アクティビティの実行を終了し、アクティビティ ターゲットで指定されたタイムアウト後にエラーをスローします。このエラー メッセージは、[トライ キャッチ] アクティビティでキャッチして処理できます。既定では、この設定は [False] に設定されています。
この設定は、実行時間の長い SAP アクティビティを終了する場合や、SAP がスタックしたか応答しなくなった場合、またはネットワークや接続の問題が発生した場合に役立ちます。
Elevation level determines whether an application is running with user permissions or with administrator permissions, the latter allowing you to perform more powerful tasks.
The elevation level for UiPath Studio and SAP needs to match. If there is an elevation level mismatch between these applications, the automation is not possible.