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UI Automation のアクティビティ

最終更新日時 2024年12月20日

アプリのステートを確認

UiPath.UIAutomationNext.Activities.NCheckState

説明

要素がユーザー インターフェイスに表示されているかいないかを検証することにより、アプリケーションまたは Web ブラウザーのステートを確認します。要素が見つかった場合はアクティビティのセットを 1 つ実行でき、要素が見つからなかった場合は別のアクティビティのセットを実行できます。

1 つの UI 要素だけでなく、アプリケーション全体で変更がないかを監視できます。

このアクティビティは、[ アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティの内部と外部の両方で使用できます。

[リトライ スコープ] アクティビティの条件としても使用できます。

このアクティビティはオブジェクト リポジトリに対応しています。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows | クロスプラットフォーム

Windows - レガシ、Windows での設定

デザイナー パネル
  • [アプリ/ブラウザーで指定] をクリックして、ターゲットとして使用する UI 要素を指定します。

    ターゲットを指定したら、メニュー ボタンをクリックします。以下のオプションが表示されます。

    • 画面上でターゲットを指定 - ターゲットをもう一度指定します。
    • ターゲットを編集 - 選択モードを開いて、ターゲットを設定します。
    • すべてのアプリで指定 - [アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティ内で使用すると、新しいアプリケーション カードを追加することなく、現在のアプリケーション インスタンスに関連付けられていないウィンドウや要素でアプリケーションのステートを確認できます。
    • 参考スクリーンショットを削除 - 対象のアプリケーションまたは Web ページのスクリーンショットを削除します。
    • オブジェクト リポジトリに追加 - 現在の UI 要素をライブラリ プロジェクトに追加し、オートメーション プロセス全体で要素を再利用することができます。
  • 待機対象 - アプリケーションまたはブラウザーのステートを特定するために使用するイベントを選択します。

    • 出現する要素 - 要素がユーザー インターフェイスに出現するまで待機します。このオプションを選択する場合、以下の操作を行います。

      • 要素が出現した場合に実行するアクティビティを [ターゲットが出現] ブロックに追加します。
      • 要素が出現しない場合に実行するアクティビティを [ターゲットが出現しない] ブロックに追加します。
    • 消滅する要素 - 要素がユーザー インターフェイスから消滅するまで待機します。このオプションを選択する場合、以下の操作を行います。

      • 要素が消滅した場合に実行するアクティビティを [ターゲットが消滅] ブロックに追加します。
      • 要素が消滅しない場合に実行するアクティビティを [ターゲットが消滅しない] ブロックに追加します。
  • - 要素が出現/消滅するまで待機する時間です。待機後に 2 つのアクティビティ ブロックのうちの 1 つを実行します。ドロップダウン メニューから、あらかじめ定義された値を選択できます。既定値は 5 秒です。
  • ステートに応じて実行するアクティビティを追加できる [ターゲットが出現] および [ターゲットが出現しない] コンテナーの表示は、アクティビティの本体の [分岐を切り替え] をクリックして切り替えることができます。両方のコンテナーを使用することも、どちらか 1 つのみを使用することも、どちらも使用しないこともできます。既定では、両方のブロックが表示されます。
プロパティ パネル

共通

  • 実行前の待機時間 - 前のアクティビティが完了してから、現在のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.2 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

  • 表示名 - デザイナー パネルに表示される、アクティビティの名前です。表示名は、ターゲットを指定すると自動的に生成されます。

入力

  • ターゲット - ターゲット要素です。ターゲット要素を設定する必要があります。画面で指定する前は、このフィールドは (null) に設定されています。ターゲットを指定すると、指定した要素に関連するすべてのプロパティが表示されます。
    • CV コントロールの種類 - Computer Vision で識別するコントロールの種類を指定します。
    • CV テキスト - Computer Vision で識別するテキストを指定します。
    • あいまいセレクター - あいまいセレクターのパラメーターです。
    • ネイティブ テキスト - UI 要素の識別に使用されるテキストです。
    • レスポンシブ対応の Web サイト - レスポンシブ対応の Web サイトのレイアウトを有効化します。
    • 厳密セレクター - UI 要素に対して生成される厳密セレクターです。
    • ターゲット メソッド - 要素の識別に使用するセレクターの種類です。このプロパティには、ドロップダウン メニュー内の任意の組み合わせを設定できます。
      • None
      • 厳密セレクター
      • あいまいセレクター
      • 画像
      • ネイティブ テキスト
      • Computer Vision - ターゲット メソッドとして Computer Vision を使用するには、[プロジェクト設定] > [Computer Vision] に移動し、正しいサーバー エンドポイントを設定する必要があります。このフィールドはそのままにして、既定で入力されている「UiPath Cloud」を使用するか、他のパブリック エンドポイントを選択して別の値を入力できます。別の値を入力する場合、サーバー リージョンまたは独自のオンプレミス サーバー専用のエンドポイントを選択します。

        Computer Vision をターゲット メソッドとして使用するもう 1 つの方法は、[ローカル サーバーを使用][True] に設定することです。これは、UiPath.ComputerVision.LocalServer パッケージがプロジェクトにインストールされていることを意味します。ローカル サーバーが有効な場合、サーバーの値は上書きされます。ただし、ローカル サーバーはクロスプラットフォーム プロジェクトでは利用できません。

    • 可視性を確認 - UI 要素が表示されているかどうかを確認します。ドロップダウン メニューの次の 3 つのオプションのいずれかを選択できます。
      • なし - 可視性を確認しません。
      • 対話型 (あいまいセレクター用) - 既定のオプションです。要素が表示される可能性があるかどうかを確認します。確認時、ページをスクロールしないと表示されない、他のアプリで隠れている、アプリケーションが最小化されているという点は無視されます。この確認は、DOM に存在するものの表示されていない非表示の要素をターゲット要素として設定しないようにする場合に便利です。
      • 完全に表示されている - UI 要素が表示されるかどうかを確認します。
    • ページの読み込みを待機 - アプリケーションが入力を受け入れる準備が完了するまで、アクションの実行を待機します。ドロップダウン メニューの次の 3 つのオプションのいずれかを選択できます。
      • なし - ターゲットの準備ができるまで待機しません。
      • 対話型 - アプリの一部のみが読み込まれるまで待機します。
      • 完了 - アプリ全体が読み込まれるまで待機します。
    • ウィンドウ セレクター (アプリケーション インスタンス) - アプリケーション ウィンドウに使用されるセレクターです。[ウィンドウ アタッチ モード] が [アプリケーション インスタンス] に設定されている場合にのみ適用されます。

入力/出力要素

  • 入力要素 - アクティビティの実行対象となる UI 要素で、UIElement オブジェクトに保存されます。このフィールドでは UIElement オブジェクトのみがサポートされています。このオブジェクトは、他の UI Automation アクティビティの [出力要素] プロパティ フィールドから取得できます。
  • 出力要素 - ターゲット UI 要素を出力して、UIElement オブジェクトに保存し、他のアクティビティで同じ要素をターゲットとして使用できるようにします。

その他

  • プライベート - オンにすると、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。このフィールドでは、Boolean 値 (TrueFalse) のみがサポートされています。既定値は False です。

オプション

  • タイムアウト (秒) - デザイナー パネルの [秒] の説明をご覧ください。
  • 待機対象 (出現/消滅) - デザイナー パネルの [待機対象] の説明をご覧ください。

出力

  • 結果 - 要素が存在するかどうかを示します。このフィールドでは、Boolean 型の変数のみがサポートされています。必要に応じて、後で使用するためにこの値 (True/False) を保存したり、親の Excel ファイルまたはプロジェクト ノートブックのセルに保存したりできます。

クロスプラットフォームでの設定

  • 作業スコープ - 自動化対象の Web アプリケーションを表示するブラウザー タブを選択します。
  • 画面上でターゲットを指定 - ターゲットとして使用する UI 要素を指定します。

    ターゲットを指定したら、プラス ボタンをクリックします。以下のオプションが表示されます。

    • 画面上でターゲットを指定 - ターゲットをもう一度指定します。
    • ターゲットを編集 - 選択モードを開いて、ターゲットを設定します。
  • 待機対象 (出現/消滅) - アプリケーションまたはブラウザーのステートを特定するために使用するイベントを選択します。

    • 出現する要素 - 要素がユーザー インターフェイスに出現するまで待機します。このオプションを選択する場合、以下の操作を行います。

      • 要素が出現した場合に実行するアクティビティを [IfExists] ブロックに追加します。
      • 要素が出現しない場合に実行するアクティビティを [IfNotExists] ブロックに追加します。
    • 消滅する要素 - 要素がユーザー インターフェイスから消滅するまで待機します。このオプションを選択する場合、以下の操作を行います。

      • 要素が消滅した場合に実行するアクティビティを [IfExists] ブロックに追加します。
      • 要素が消滅しない場合に実行するアクティビティを [IfNotExists] ブロックに追加します。
  • タイムアウト (秒) - 要素が出現/消滅するまで待機する時間です。待機後に 2 つのアクティビティ ブロックのうちの 1 つを実行します。既定値は 5 秒です。
その他のオプション

タイミング

  • 実行前の待機時間 - 前のアクティビティが完了してから、現在のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.2 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

オプション

  • 可視性を確認 - 有効化すると、アクティビティは UI 要素が表示されているかどうかも確認します。

入力/出力

  • ステート - 検出されたターゲットのステートを示す true または false の値です。
  • 入力要素 - アクティビティの実行対象となる UI 要素で、UIElement オブジェクトに保存されます。このフィールドでは UIElement オブジェクトのみがサポートされています。このオブジェクトは、他の UI Automation アクティビティの [出力要素] プロパティ フィールドから取得できます。
  • 出力要素 - ターゲット UI 要素を出力して、UIElement オブジェクトに保存し、他のアクティビティで同じ要素をターゲットとして使用できるようにします。

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