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手動レコーディング
「レコーディングの種類について」の項で説明したように、一部のアクションは自動レコーダーで処理できません。これらのアクションは、シングル アクションまたは手動レコーディングと呼ばれています。タスクを完全に自動化するために、オートメーションで手動レコーディングと自動レコーディングの両方を使用できます。シングル アクションは、レコーディング ツールバーの [アクション] グループにあります。
これらの単一アクションでは、アプリケーションやブラウザーをポイントしてクリックすることで開くまたは閉じることができます。
デスクトップおよび Web の手動レコーダーを使用して生成されるアクティビティには、部分セレクターとコンテナーが含まれます (1 つ目のスクリーンショット)。一方、ベーシックレコーダーを使用して生成されるアクティビティには、自動レコーディングとまったく同様に、完全セレクターが含まれ、コンテナーは含まれません (3つ目のスクリーンショット)。セレクターの詳細については、「セレクターについて」ページをご覧ください。
例内の [クリック] アクティビティの部分セレクター:
これらの種類のアクションでは、デスクトップや実行中のアプリケーションでのクリック、ドロップダウン リストやコンボ ボックスのオプションの選択、チェック ボックスやラジオ ボタンの選択を記録できます。
これらの単一アクションには、キーボード ショートカットやキー押下など、キーボードからの入力を必要とするアクションが含まれます。このアクションを実行するには、2 つのポップアップ ウィンドウを使用してキーボード入力を取得します。
これらのアクションでは、開いているアプリケーションや Web ブラウザーから、選択したテキストをコピーし、後でプロジェクトで使用することができます。また、[コピー] メニューの下にある画面スクレイピングも実行でき、アプリケーションや Web ブラウザーから画像やテキストを抽出することができます。
詳細については、「画面スクレイピング」をご覧ください。
これらの種類の単一アクションでは、特定の UI 要素を識別することができます。また、特定のウィンドウが閉じるまで、または UI 要素が表示されなくなるまで、オートメーションを一時停止することができます。相対要素検検出のアクションは、UI 要素を直接操作できない Citrix などのアプリケーションの場合に便利です。
テキストの単一アクションでは、テキストの選択、テキスト上でホバーしてツールヒントを表示しスクレイピングする操作、右クリックしてコンテキスト メニューを表示する操作、テキストのコピーと貼り付けなど、数多くのアクションを行うことができます。