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UI Automation のアクティビティ
Last updated 2024年10月28日

プロセスを開始

UiPath.Core.Activities.StartProcess

指定したアプリケーションを起動します。必要に応じて、引数のリストをアプリケーションに渡すこともできます。

プロパティ

共通
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティが例外をスローした場合でも、ワークフローを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは Boolean 値 (True、False) のみサポートされています。既定値は False です。その結果、フィールドが空白で例外がスローされると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
入力
  • Arguments - 起動時にアプリケーションに渡すことができるパラメーターです。
  • ファイル名 - 開こうとするアプリケーションの実行可能ファイルがある完全なファイル パスです。

    注: このフィールドでは、あらゆる種類の拡張子を持つファイルをサポートしています。実行可能ファイル以外の種類の拡張子を持つファイルを追加すると、対応するアプリケーションによってファイルが開かれます (そのアプリケーションを使用できる場合)。
  • WorkingDirectory - 現在の作業ディレクトリのパスです。このフィールドは String 型変数のみ受け取ります。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
オプション
  • 実行の種類 - プロセスの実行の種類を指定します。プロセスは非同期的に実行できます。つまり、アクティビティはプロセスを開始しますが、プロセスの実行が完了するまで待機しません。またはプロセスを同期的に実行することもできます。つまり、アクティビティはプロセスを開始し、割り当てられた時間内はプロセスの実行が完了するまで待機します。既定では、プロセスは非同期的に実行されます。
  • タイムアウト (ミリ秒) - プロセスの実行が完了するまで待機する時間をミリ秒で指定します。指定した時間が経過しても実行が完了しない場合には例外をスローします。このプロパティは同期的な実行を選択した場合にのみ有効です。既定値は 30000 ミリ秒 (30 秒) です。値に -1 を設定すると、アクティビティはプロセスが完了するまで無期限に待機します。

[プロセスを開始] アクティビティの使用例

以下の例では、メモ帳アプリケーションを開くための [プロセスを開始] アクティビティを使用する方法について説明しています。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。プロセスの既定の名前は Main です。

    注: 新しい .txt ファイルを作成し、StartProcess.txt という名前で保存し、プロジェクト フォルダーに入れます。
  2. デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      NotepadPath

      GenericValue

       

      NotepadFilePath

      GenericValue

       
  3. [代入] アクティビティを [シーケンス] 内部にドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、[左辺値 (To)] フィールドに変数 NotepadPath を、[右辺値 (Value)] フィールドに変更可能アプリケーション (この場合は "notepad.exe") を追加します。
  4. もう 1 つの [代入] アクティビティを追加し、1 つ目のアクティビティの下に配置します。

    • [プロパティ] パネルで、[左辺値 (To)] フィールドに変数 NotepadFilePath を、[右辺値 (Value)] フィールドにファイルの実際のパス (この例では "StartProcess.txt") を追加します。
  5. [プロセスを開始] アクティビティを、[代入] アクティビティの下にドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、[引数] フィールドに変数 NotepadFilePath を追加します。
    • FileName フィールドに NotepadPath 変数を追加します。
  6. プロセスを実行します。オートメーション プロセスが StartProcess.txt ファイルを開きます。

  • プロパティ
  • [プロセスを開始] アクティビティの使用例

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