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UI Automation のアクティビティ
最終更新日 2024年4月3日

クリック

UiPath.UIAutomationNext.Activities.NClick

説明

ボタンやリンクなど、指定した UI 要素をクリックします。任意のマウスボタン操作またはダブルクリック操作を使用するように構成でき、修飾キーと組み合わせた操作も可能です。

このアクティビティは [アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティに追加する必要があります。

このアクティビティはオブジェクト リポジトリに対応しています。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows | クロスプラットフォーム

Windows - レガシ、Windows での設定

デザイナー パネル
  • [アプリ/ブラウザーで指定] をクリックして、ターゲットとして使用する UI 要素を指定します。

    ターゲットを指定したら、メニュー ボタンをクリックします。以下のオプションが表示されます。

    • 画面上でターゲットを指定 - ターゲットをもう一度指定します。
    • ターゲットを編集 - 選択モードを開いて、ターゲットを設定します。
    • 検証を追加/検証を削除 - アクティビティ カードの [画面上で検証ターゲットを指定] 機能を追加または削除します。
    • 参考スクリーンショットを削除 - 対象のアプリケーションまたは Web ページのスクリーンショットを削除します。
    • オブジェクト リポジトリに追加 - 現在の UI 要素をライブラリ プロジェクトに追加し、オートメーション プロセス全体で要素を再利用することができます。
  • クリックの種類 - 実行するクリックの種類をドロップダウンから選択します。[シングル][ダブル][マウス ダウン]、または [マウス アップ] から選択します。既定のオプションは [シングル]です。

  • マウス ボタン - クリックするマウス ボタンをドロップダウン メニューから選択します。 [左][中央][右] から選択します。既定のオプションは [左] です。
  • 画面上で検証ターゲットを指定 - ターゲットとして使用し、操作の実行後に表示または非表示にする必要のある UI 要素を指定します。この機能は、アクティビティによって実行される特定の操作が実行時に正しく実行されたことを確認する場合に使用します。この機能は特に、自動化されたプロセスで、ある操作の結果として特定の UI 要素が表示されたか、または表示されなくなったかを確認する必要がある場合に便利です。プロセスが期待どおりに実行されていることを確認するための検証レイヤーを追加できます。オートメーション プロセスが特定の手順が正しく実行されることに依存している場合は、実行を検証することをお勧めします。この機能は [プロジェクト設定] で鵜有効化するか、アクティビティの本体で [検証を追加] を選択して有効化できます。
プロパティ パネル

共通

  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは、Boolean 値 (TrueFalse) のみがサポートされています。既定値は False です。そのため、フィールドが空白でエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。
  • 実行後の待機時間 - 現在のアクティビティが完了してから、次のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.3 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

  • 実行前の待機時間 - 前のアクティビティが完了してから、現在のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.2 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

  • 表示名 - デザイナー パネルに表示される、アクティビティの名前です。表示名は、ターゲットを指定すると自動的に生成されます。

  • タイムアウト - エラーを発生させる前にアクティビティの実行を待機する時間を秒単位で指定します。既定値は 30 秒です。

入力

  • クリックの種類 - デザイナー パネルの [クリックの種類] の説明をご覧ください。
  • カーソルの動きの種類 - マウス カーソルにより実行される動きの種類を指定します。次の 2 つの利用可能なオプションがあります。

    • Instant - カーソルは要素にジャンプします。これは既定のオプションです。
    • Smooth - カーソルは要素まで滑らかに移動します。この設定は、[ハードウェア イベント] 入力モードが使用されている場合にのみ有効です。
  • マウス ボタン - デザイナー パネルの [マウス ボタン] の説明をご覧ください。
  • ターゲット - ターゲット要素です。ターゲット要素を設定する必要があります。画面で指定する前は、このフィールドは (null) に設定されています。ターゲットを指定すると、指定した要素に関連するすべてのプロパティが表示されます。
    • クリックのオフセット - [クリック] アクティビティのオフセットを詳細に設定できます。
      • アンカー ポイント - [X のオフセット] プロパティと [Y のオフセット] プロパティで設定したオフセットが追加される、カーソルの開始位置を表します。指定できるオプションは、TopLeftTopRightBottomLeftBottomRight および Center です。既定では、Center が選択されています。
      • X のオフセット - カーソルの位置を、[アンカー ポイント] プロパティで選択した位置から水平方向にずらす距離を指定します。このフィールドでは、Int32 型の変数のみがサポートされています。
      • Y のオフセット - カーソルの位置を、[アンカー ポイント] プロパティで選択した位置から垂直方向にずらす距離を指定します。このフィールドでは、Int32 型の変数のみがサポートされています。
    • CV コントロールの種類 - Computer Vision で識別するコントロールの種類を指定します。
    • CV テキスト - Computer Vision で識別するテキストを指定します。
    • あいまいセレクター - あいまいセレクターのパラメーターです。
    • ネイティブ テキスト - UI 要素の識別に使用されるテキストです。
    • レスポンシブ対応の Web サイト - レスポンシブ対応の Web サイトのレイアウトを有効化します。
    • 厳密セレクター - UI 要素に対して生成される厳密セレクターです。
    • ターゲット メソッド - 要素の識別に使用するセレクターの種類です。このプロパティには、ドロップダウン メニュー内の任意の組み合わせを設定できます。
      • None
      • 厳密セレクター
      • あいまいセレクター
      • 画像
      • ネイティブ テキスト
      • Computer Vision
    • 可視性を確認 - UI 要素が表示されているかどうかを確認します。ドロップダウン メニューの次の 3 つのオプションのいずれかを選択できます。
      • なし - 可視性を確認しません。
      • 対話型 (あいまいセレクター用) - 既定のオプションです。要素が表示される可能性があるかどうかを確認します。確認時、ページをスクロールしないと表示されない、他のアプリで隠れている、アプリケーションが最小化されているという点は無視されます。この確認は、DOM に存在するものの表示されていない非表示の要素をターゲット要素として設定しないようにする場合に便利です。
      • 完全に表示されている - UI 要素が表示されるかどうかを確認します。
    • ページの読み込みを待機 - アプリケーションが入力を受け入れる準備が完了するまで、アクションの実行を待機します。ドロップダウン メニューの次の 3 つのオプションのいずれかを選択できます。
      • なし - ターゲットの準備ができるまで待機しません。
      • 対話型 - アプリの一部のみが読み込まれるまで待機します。
      • 完了 - アプリ全体が読み込まれるまで待機します。
    • ウィンドウ セレクター (アプリケーション インスタンス) - アプリケーション ウィンドウに使用されるセレクターです。[ウィンドウ アタッチ モード] が [アプリケーション インスタンス] に設定されている場合にのみ適用されます。
  • 実行を検証 - 実行時に、アクティビティによって実行された操作が正しいかどうかを検証します。それには、操作の実行後も表示されている必要のある要素、または表示されている必要のない要素を指定して、それをアクティビティの実行後に監視および検証します。この機能は [プロジェクト設定] で有効化するか、アクティビティの本体でコンテキスト メニューから [検証を追加] を選択して有効化します。

    • 表示名 - 検証アクションの表示名です。このフィールドは、選択した検証アクションと要素に基づいて自動入力されます。実行の検証を設定すると、この表示名がアクティビティ カード内に表示されます。
    • リトライ - オンにすると、期待される結果が達成されない場合は、アクティビティのタイムアウトまでの期間、アクションがリトライされます。既定では、このチェック ボックスはオンになっています。
    • ターゲット - このターゲットを使用して、実行時に検証する要素を指定します。このプロパティの下で展開できるプロパティ フィールドの詳細については、上の [ターゲット] プロパティをご覧ください。プロパティの機能は同じです。
    • タイムアウト - 検証対象の要素が出現、消滅、または変化するまで待機する時間 (秒) です。[リトライ] チェックボックスをオンにすると、アクションが再度実行された後、アクティビティの [タイムアウト] プロパティで指定した時間の間、検証が行われます。既定値は 10 秒です。

入力/出力要素

  • 入力要素 - アクティビティの実行対象となる UI 要素で、UIElement オブジェクトに保存されます。このフィールドでは UIElement オブジェクトのみがサポートされています。このオブジェクトは、他の UI Automation アクティビティの [出力要素] プロパティ フィールドから取得できます。
  • 出力要素 - ターゲット UI 要素を出力して、UIElement オブジェクトに保存し、他のアクティビティで同じ要素をターゲットとして使用できるようにします。

その他

  • プライベート - オンにすると、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。このフィールドでは、Boolean 値 (TrueFalse) のみがサポートされています。既定値は False です。

オプション

  • アクティブ化 - クリックする前に UI 要素をフォアグラウンドに移動し、アクティブ化します。このフィールドでは、Boolean 値 (TrueFalse) のみがサポートされています。既定値は True です。
  • 無効化された要素を変更 - オンにすると、指定した UI 要素が無効化されていても、アクションが実行されます。このフィールドでは Boolean 値 (TrueFalse) のみがサポートされています。既定値は False です。

    このプロパティは、[入力モード] プロパティが [ハードウェア イベント] に設定されている場合は適用されません。

  • 入力モード - ロボットが対象のアプリケーションと対話するメソッドを、以下より選択します。

    • アプリ/ブラウザーと同一 - [アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティと同じ入力モードを使用します。

    • ハードウェア イベント - ハードウェア ドライバーを使用してアクションを実行します。動作が極めて遅く、バックグラウンドでは動作しませんが、すべてのデスクトップ アプリに対して使用できます。

      [クリックの種類][マウス ボタン]、または [キー修飾子] プロパティの既定の設定を変更した場合、このオプションが既定で選択されます。

    • シミュレート - アクセシビリティ API を使用してシミュレートします。ブラウザー、Java ベースのアプリケーション、および SAP を使用する場合に推奨されます。通常はハードウェア イベントよりも信頼性が高くなります。すべてのテキストを 1 回の操作で送信します。対象のアプリにフォーカスしていなくても動作します。対象のアプリケーションの UI 要素がこの方法をサポートしているかどうかをテストしてください。

      [シミュレート] は、クリックの種類がシングルクリックで、マウス ボタンのオプションが左ボタンの場合にのみ使用できます。

    • Chromium API - デバッガー API を使用して操作を実行します。これは、Chromium の要素に対してのみ動作します。すべてのテキストを一度に送信します。対象のアプリにフォーカスしていなくても動作します。詳しくは、こちらのページをご覧ください。

      Chromium API でブラウザーを起動すると、ブラウザーがデバッグ モードで起動されたことを示すリボンが表示されます。このメッセージは、ポリシーを使用して拡張機能がインストールされている場合は表示されません。

    • ウィンドウ メッセージ - Win32 メッセージを使用してシミュレートします。デスクトップ アプリに適しています。通常はハードウェア イベントよりも信頼性が高くなります。すべてのテキストを 1 回の操作で送信します。対象のアプリにフォーカスしていなくても動作します。対象のアプリケーションの UI 要素がこの方法をサポートしているかどうかをテストしてください。

  • キー修飾子 - アクティビティのアクションと組み合わせて使用する修飾キーを 1 つ以上追加します。使用できるオプションは、[なし][Alt][Ctrl][Shift]、および [Win] です。既定のオプションは [なし] です。

    キー修飾子は、入力モードが [シミュレート] の場合は使用できません。

クロスプラットフォームでの設定

  • 作業スコープ - 自動化対象の Web アプリケーションを表示するブラウザー タブを選択します。
  • 画面上でターゲットを指定 - ターゲットとして使用する UI 要素を指定します。

    ターゲットを指定したら、プラス ボタンをクリックします。以下のオプションが表示されます。

    • 画面上でターゲットを指定 - ターゲットをもう一度指定します。
    • ターゲットを編集 - 選択モードを開いて、ターゲットを設定します。
その他のオプション

タイミング

  • 実行前の待機時間 - 前のアクティビティが完了してから、現在のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.2 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

  • 実行後の待機時間 - 現在のアクティビティが完了してから、次のアクティビティが何らかの操作を開始するまでの遅延時間を秒単位で指定します。既定値は 0.3 秒です。アクティビティとアクティビティの間に遅延を追加すると、次のアクティビティを開始する前に、現在のアクティビティを確実に終了できる時間を確保できます。

  • タイムアウト - エラーを発生させる前にアクティビティの実行を待機する時間を秒単位で指定します。既定値は 30 秒です。

  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは、Boolean 値 (TrueFalse) のみがサポートされています。既定値は False です。そのため、フィールドが空白でエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

オプション

  • クリックの種類 - 実行するクリックの種類をドロップダウンから選択します。[シングル][ダブル][マウス ダウン]、または [マウス アップ] から選択します。既定のオプションは [シングル]です。
  • マウス ボタン - クリックするマウス ボタンをドロップダウン メニューから選択します。 [左][中央][右] から選択します。既定のオプションは [左] です。
  • キー修飾子 - クリックと組み合わせて使用する修飾キーを 1 つ以上追加します。使用できるオプションは、[Alt][Ctrl][Shift][Win] です。
  • 入力モード - ロボットが対象のアプリケーションと対話するメソッドを、以下より選択します。

    • ブラウザーと同一 - 親の [ブラウザーを使用] アクティビティの [入力モード] の設定に使用します。
    • Chromium API - デバッガー API を使用してアクションを実行します。Chrome および Edge の要素にのみ使用できます。すべてのテキストを一度に送信します。対象のアプリにフォーカスしていなくても動作します。
    • シミュレート - アクセシビリティ API を使用してクリックをシミュレートします。ブラウザーに使用できます。すべてのテキストを一度に送信します。この入力メソッドは、バックグラウンドで (対象のアプリにフォーカスしていなくても) 動作します。

入力/出力

  • 入力要素 - アクティビティの実行対象となる UI 要素で、UIElement オブジェクトに保存されます。このフィールドでは UIElement オブジェクトのみがサポートされています。このオブジェクトは、他の UI Automation アクティビティの [出力要素] プロパティ フィールドから取得できます。
  • 出力要素 - ターゲット UI 要素を出力して、UIElement オブジェクトに保存し、他のアクティビティで同じ要素をターゲットとして使用できるようにします。

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