UI ベースのオートメーション プロファイルのデータ収集

データ プライバシー

UiPath はデータ プライバシーを重視しており、UiPath Ui Automation 機能の使用中にデータ共有を行う際のすべてのユーザーのプライバシー権の保護を目指しています。

UiPath は、GDPR などのグローバルなデータ保護規制への準拠をはじめとする包括的なアプローチを通じてデータのセキュリティとプライバシーを確保し、データ処理の法的基準を確実に満たします。このプラットフォームでは、転送中と保存中のデータの両方にデータ暗号化を採用し、不正アクセスから保護します。さらに、ロールベースのアクセス制御 (RBAC) などの堅牢なアクセス制御メカニズムにより、システムとデータへのアクセスを許可されたユーザーのみに制限し、データのセキュリティを強化します。

また、このプラットフォームは安全な開発手法に準拠しており、ソフトウェアの脆弱性のリスクが最小限に抑えられています。定期的なセキュリティ監査と更新により、新たな脅威に対するプラットフォームの回復力が維持されています。さらに、システムへの不正なアクセスを防ぐために、強力なユーザー認証および承認プロセスが導入されています。セキュリティ侵害が発生した場合も、UiPath ではインシデント対応計画が用意されており、データのセキュリティとプライバシーに対する潜在的な影響を効果的に軽減します。

オートメーションの実行中に UiPath によって処理されるデータ

UI Automation アクティビティの場合、Orchestrator から開始される無人オートメーションの実行中にジョブ プロファイリング データが収集されます。たとえば、アクティビティのプロパティの実行時の値、実行時間、実行中に取得されたアプリケーションのスクリーンショットなどの情報が収集されます。つまり、無人オートメーションの実行中には、環境のスクリーンショットがキャプチャされます。キャプチャは、システム プロセス、アクション、および応答に対して集中的に実行されます。

プロファイル ファイルの例

スクリーンショットの例

処理の目的

UiPath のデータ処理の主な目的は、ユーザー独自のユーザー エクスペリエンスの観点から UI ベースのオートメーションの信頼性を向上させることです。このアプローチはお客様の特定のニーズをより深く理解するために役立つものであり、最終的に特定のコンテキストでお客様の期待に沿った出力を作成できるようにすることを目標としています。

データは誰と共有されますか?

UiPath が収集するデータは内部使用のみを目的としており、必要に応じて、データ処理作業をサポートする UiPath の副処理者にのみ提供されます。組織内でこのデータにアクセスできるのは、製品開発チームの一員である許可された担当者に限られます。

コミュニティ サービスを使用する際には、個人データや機密データなどのセンシティブ データを使用しないでください。

UiPath のホスティング場所は EU と米国にあります。

データを保護するために UiPath ではどのようなセキュリティ対策を実施していますか?

データの安全性を確保するために、以下のような厳格なセキュリティ対策を実施しています。

• データ転送のための暗号化された TLS 1.2 プロトコルの使用。
• アクセス制御によってセキュリティで保護されたストレージ。ストレージ アカウントと Data Lake Gen2 は、Azure の暗号化メカニズムを利用するように設計されています。Azure Storage では、データは 256 ビット AES 暗号化アルゴリズムを使用して透過的に暗号化および複合されます。
• 違反や誤用がないことを確認するための定期的なデータ監査。ストレージへのアクセスは、ロールベースのアクセス制御 (RBAC) と Privileged Identity Management (PIM) によって厳しく規制されています。昇格は、この権利を付与された個人にのみ許可されます。