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モバイル デバイス マネージャーを管理する
モバイル デバイス マネージャー (MDM) を使用してデバイスとアプリケーションを管理できます。
モバイル デバイス マネージャーが起動し、[ようこそ] タブが表示されます。このタブでは、いくつかのアクション (アプリケーションを開始する、ログを開く、など) をすばやく実行できます。
以下に、[ようこそ] タブで実行できる操作のリストを示します。
操作 |
説明 |
---|---|
デバイスを開く |
[デバイス] タブを開きます。詳しくは、「デバイスを管理する」をご覧ください。 |
アプリケーションを開く |
[アプリケーション] タブを開きます。詳しくは、「アプリケーションを管理する」をご覧ください。 |
アプリケーションを開始 |
デバイスとアプリケーションを選択し、ログ設定を切り替えて、接続を作成します。 アプリケーションを開始するその他の方法は、「アプリケーションを開始する」をご覧ください。 |
ログを開く |
ログを選択して新しいタブで開き、操作、要求、イベントをレビューすることができます。詳細については、「ログおよび実行タイムライン」をご覧ください。 |
設定をエクスポート |
設定したデバイスとアプリケーションのリストを JSON ファイルとしてエクスポートします。 |
設定をインポート |
設定したデバイスとアプリケーションのリストを JSON ファイルとしてインポートします。新しい設定は、必要に応じて既存の設定に追加されます。インポート中に重複するデバイスやアプリケーションが見つかると削除されます。 |
プロジェクト設定を構成するには、モバイル デバイス マネージャーを開き、[プロジェクト設定] > [プロジェクト レベル設定] に移動します。以下に、プロジェクト レベルで構成できる設定のリストを示します。
設定 |
説明 |
---|---|
ログのパス |
既定のログのパスを変更します。ログへのパスを共有ネットワーク ドライブに設定すれば、メンバーが広くリソースにアクセスできるようになります。詳細については、「ログおよび実行タイムライン」をご覧ください。 |
コンテキスト対応の要素を発見 |
デバイス上にマウスをホバーさせて、コンテキスト対応の要素をより簡単に検出することができます。この機能は、既定でアクティブに設定されています。詳細については、「デバイスとの対話」をご覧ください。 |
許容される ID の最大の長さ |
要素 ID の文字数として実用的な値を設定します。既定値は
40 です。
|
スライダーの値を正規化 |
スライダーの値を 0 ~ 1 の範囲で設定します。 |
動的な値を作成するには変数を定義します。たとえば、Appium エンドポイントを使用している場合、すべてのデバイスで使用する変数を定義できます。変数は、デバイスとアプリケーションの両方の設定に使用できます。
変数を設定するには、以下の手順を実行します。
- Studio を開き、[モバイル オートメーション] > [モバイル デバイス マネージャー] に移動します。
- [プロジェクト設定] > [変数] に移動します。
- [名前] と [値] を設定します。入力できるのは英数字だけです。
- [保存して閉じる] をクリックします。
デバイスを設定する場合、次のフィールドでは変数を使用できます。
- 名前
- デバイス名
- プラットフォーム バージョン
アプリケーションを設定する場合、次のフィールドでは変数を使用できます。
- アプリ
- アプリのパッケージ
- アプリのアクティビティ
- 開始ページ
Appium により生成される既定のヘッダーにカスタム HTTP ヘッダーを追加して、プロキシの背後でのモバイル テストを実行しやすくします。カスタム HTTP ヘッダーを使用すると、特定のヘッダーのみを受け入れるプロキシを追加して、モバイル テストを実行できるようになります。追加するカスタム ヘッダーは既存のヘッダーを上書きしませんが、ヘッダーがサポートする値のコレクションに追加されます。
- Studio を開き、[モバイル オートメーション] > [モバイル デバイス マネージャー] に移動します。
- [プロジェクト設定] > [HTTP ヘッダー] に移動します。
-
[キー] (カスタム ヘッダーの名前) と [値] (カスタム ヘッダーの実際の値) を設定します。
[値] フィールド内に変数を追加することはできません。
- [保存して閉じる] をクリックします。
- [モバイル デバイスの接続] アクティビティ内の接続の詳細を選択します。
MDM 内に追加したカスタム HTTP ヘッダーは、アクティビティの [HTTP ヘッダー] コレクション内にインポートされます。
- アクティビティの [HTTP ヘッダー] コレクションに、さらにカスタム HTTP ヘッダーを追加します。
これらのヘッダーは MDM には表示されませんが、ヘッダーの追加前に作成したモバイル デバイス接続に適用されます。警告:
モバイル デバイス接続の詳細を変更すると、以下が発生します。
- [モバイル デバイスの接続] アクティビティの [HTTP ヘッダー] コレクション内で直接作成された HTTP ヘッダーが失われます。
- MDM 内で直接作成された HTTP ヘッダーは保持されます。
特定のエラーや警告をデバッグする場合は、モバイル デバイス マネージャーの [出力] パネルに表示されるメッセージをコピーして、トラブルシューティングを行うことができます。さらに、そのオートメーションのログと実行タイムラインを確認することもできます。