VerifyIsLess

最初の式が 2 番目の式より小さいかどうかを検証します。

定義

名前 空間： UiPath.Testing.API

アセンブリ： UiPath.Testing.Activities.Api (UiPath.Testing.Activities.Api.dll の場合)

VerifyIsLess(object, object, string)

bool VerifyIsLess(
       object firstExpression,
       object secondExpression
       string outputMessageFormat = null
)

最初の式 オブジェクト

検証プロセスの 1 つ目の式です。

2 番目の式 オブジェクト

検証プロセスの 2 番目の式です。

出力メッセージの書式 文字列

出力メッセージの形式です。次の引数がサポートされています。

• {LeftExpression}
• {LeftExpressionText}
• {RightExpression}
• {RightExpressionText}
• {Result}

詳しくは、「outputMessageFormatを設定する」をご覧ください。

戻り値

Boolean

最初の式が 2 番目の式より小さい場合は True 、最初の式が 2 番目の式以上の場合は False です。

outputMessageFormat の設定

outputMessageFormat パラメーターには、検証操作で使用される値のプレースホルダーとして機能する、サポートされている引数を使用して設定できます。これらのプレースホルダーには、実行時に API を呼び出すときに定義された変数または値が自動的に入力されます。

VerifyIsLess API では、出力メッセージの作成時に、サポートされている次の引数を実装できます。

• {LeftExpression}: [ firstExpression ] パラメーターに指定した最初の式の値を表します。
• {LeftExpressionText}: [ firstExpression ] パラメーターに挿入した最初の式のテキストを表します。
• {RightExpression}: [ secondExpression ] パラメーターに指定した 2 番目の式の値を表します。
• {RightExpressionText}: [ secondExpression ] パラメーターに挿入した 2 番目の式のテキストを表します。
• {Result}: 検証結果である API の戻り値を表します。

以下は、 outputMessageFormat パラメーターの設定を含む VerifyIsLess API の使用方法の例です。

// Initialize variables for the expressions to be verified
var expression1 = 4;
var expression2 = 5;

// Employ the VerifyIsLess API, with the last string parameter being the outputMessageFormat
testing.VerifyIsLess(expression1, expression2, "{LeftExpression} should be lower than {LowerLimitText}, and the result to this is {Result}");

この例では、中括弧内のプレースホルダーが実行時に対応する変数名とその値に置き換えられ、カスタマイズされた出力メッセージが提供されます。