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最終更新日 2024年4月17日

データ変換

変換をローカルで編集する

アプリ テンプレートからプロセス アプリを作成する際は、プロセス アプリで使用されているデータが、業務プロセスを正しい方法で反映していることを確認する必要があります。データ変換によって、Process Mining で使用されるデータをカスタマイズできます。

Process Mining 内でデータ変換を使用して変換をカスタマイズするか、ローカルのデスクトップで編集することができます。詳しくは、「ローカル環境でデータ変換を編集する」をご覧ください。

このページでは、Process Mining 内でデータ変換をカスタマイズする方法について説明します。データ変換はダッシュボード エディターに統合されました。詳しくは、「ダッシュボード エディターを使用する」をご覧ください。

データ変換では、以下のことが可能です。

  • group by とフィルターの新しいフィールドを追加する。例: 品質チェックの種類
  • イベントを追加する。例: 請求書の品質チェックの完了

  • タグを追加する。例: SLA の達成に失敗複数名確認違反

  • KPI を計算するためのビジネス ロジックを追加する。例: Case_has_maverick_buying

前提条件

データ変換の編集を開始する際は、以下のことを強くお勧めします。

  • SQL に精通している。

  • データ抽出に使用するソース システムに精通している。

データ変換を開く

  1. ダッシュボード エディターの右上隅にある [データ変換] ボタンを選択してデータ変換を開きます。

注:

インライン エディターを初めて開く場合は、エディターの読み込みに時間がかかります。

インライン データ変換エディターが表示されます。

入力データ

入力データ パネルの入力テーブルには、プロセス アプリに読み込まれたデータがそのまま表示されます。テーブルを選択して、データのプレビューでフィールドとデータの内容を確認します。データ プレビューを使用すると、入力データが予想どおりに表示されるかどうかを確認できます。

注:

プレビューには、1,000 件のレコードのデータが表示されます。特定のデータをフィルター処理したり、一時的なデバッグ クエリを作成したりする場合は、「データ変換」をご覧ください。

注:

[プレビュー] パネルには、このテーブルが再計算された最後のデータ実行のデータが表示されます。最近変更を行った場合は、新しいデータ実行を開始して結果を表示します。詳しくは、「データ変換を編集およびテストする」をご覧ください。

変換

  1. [変換] を選択すると、変換の構造を参照し、.sql ファイルを表示することができます。

変換の構造について詳しくは、「変換の構造」をご覧ください。

.sql ファイルは、データ モデル内に新しいテーブルを定義します。[変換] パネルで .sql ファイルを選択すると、SQL クエリが [変換] に表示され、編集しているデータ ファイルのプレビューが [プレビュー] パネルに表示されます。以下の画像の例をご確認ください。


クエリを編集するときに、[プレビュー] パネルで前回クエリが実行されたときのデータのプレビューを確認できます。
重要:

変換に未保存の変更がある場合は、[保存] ボタンが有効化されます。[保存] を選択して変更を保存します。変換のステータスが [最新] に設定されます。

表示する列を選択する

[プレビュー] パネルに表示する列を選択できます。

表示される列を変更するには、以下の手順に従います。

手順操作

1

[列] を選択すると、列のリストが表示されます。

2

[プレビュー] パネルに表示する列をリストから選択します。

データ モデルを表示および編集する

重要:

必ず、データ モデルが要件に準拠していることを確認してください。「データ モデルの要件」をご覧ください。

  1. [データ モデル] を選択して、プロセス アプリのデータ モデルを表示します。

docs image

データ モデルの変更方法について詳しくは、「データ変換を編集およびテストする」をご覧ください。

検証の確認

データ モデルが要件を満たしていない場合は、通知が表示されます。

データ モデルの要件」をご覧ください。

テーブルを追加する

  1. [+ テーブルを追加] を選択します。[テーブルを追加] ダイアログが表示されます。

  2. 新しい出力テーブルを定義するテーブルを選択します。

  3. 新しいテーブルの主キーを選択し、[完了] を選択します。

変換にテーブルを追加する方法について詳しくは、「テーブルを追加する」をご覧ください。

リレーションを追加する

  1. 別のテーブルに関連付けるテーブルを選択します。

    [テーブルを編集] パネルが表示されます。

  2. [テーブルを編集] パネルで、[+ 新規追加] を選択して新しいリレーションを作成します。

  3. このテーブルで使用するフィールドを [キー] リストから選択します。

  4. 接続先のテーブルを選択し、接続に使用するフィールドを [キー] リストから選択します。

  5. [適用] を選択します。

テーブルのキーを変更する

  1. キーを変更するテーブルを選択します。

    [テーブルを編集] パネルが表示されます。

  2. [テーブルを編集] パネルで、キーを変更するリレーションを見つけます。

  3. テーブルを結合するためのキーとして使用する新しいフィールドを選択します。

  4. [適用] を選択します。

注:
主キーを変更すると、新しい主キーとして選択したフィールドがテーブル内で複製されます。元のフィールドはデータ マネージャーで削除できます。


リレーションを削除する

  1. 外向きのリレーションを削除するテーブルを選択します。

    [テーブルを編集] パネルが表示されます。

  2. [テーブルを編集] パネルで、削除するリレーションを見つけて [リレーションを削除] を選択します。

  3. [適用] を選択します。

テーブルを削除する

  1. データ モデル エディターで削除するテーブルを選択します。

    [テーブルを編集] パネルが表示されます。

  2. [テーブルを削除] を選択します。

    確認メッセージが表示されます。

  3. [削除] を選択して続行します。

テーブルとリレーションがデータ モデルから削除されます。

新しいデータ モデルをダッシュボードで使用できるようにする

  1. [保存] を選択してデータ モデルを保存します。

  2. [ダッシュボードに適用] を選択し、変換を実行して新しいテーブルをダッシュボードで使用できるようにします。

    注:

    これには数分かかる場合があります。実行が正常に完了すると、データ モデルに対する変更がデータ マネージャーに表示されます。

注:

[保存] オプションは、データ モデルに変更を加えた後にのみ有効になります。

変換をエクスポートおよびインポートする

変換をエクスポートする

プロセス アプリから変換をエクスポートするには、以下の手順に従います。

手順

操作

1

[変換] パネルに移動し、[変換をインポートまたはエクスポート] アイコンを選択してメニューを開きます。

2

[変換をエクスポート] オプションを選択します。

docs image
最後のデータの全体実行に使用される変換は、既定のダウンロード フォルダーに .zip ファイルとしてエクスポートされ、ダウンロードされます。

変換をインポートする

カスタマイズ済みの変換をプロセス アプリにインポートするには、以下の手順に従います。

手順

操作

1

[変換] パネルに移動し、[変換をインポートまたはエクスポート] アイコンを選択してメニューを開きます。

2

注: 新しい入力テーブルまたは既存のテーブルの新しい入力フィールドをデータ変換に追加した場合、データ変換をインポートする前に新しいデータセットをアップロードする必要があります。

[変換をインポート] オプションを選択します。



変換がインポートされた後に実行され、新しいデータがプロセス アプリに表示されます。

重要:

変換がインポートされると、新しい変換が自動的に実行されます。これにより、パブリッシュ済みのプロセス アプリに表示されるデータは直ちに影響を受けます。エラーの発生を防ぐために、個別のテスト プロセス アプリで新しい変換をテストすることを強くお勧めします。

誤った変換を実行すると、パブリッシュ済みのアプリがエンド ユーザーに表示されなくなります。

注:

[インポート成功] メッセージ ダイアログで [キャンセル] を選択すると、インポートした変換をデータ変換エディターで利用することはできますが、変換は実行されません。

変換ログを表示する

[ログ] パネルには、バックグラウンドでの処理が表示されます。[ログ] パネルは、数秒ごとに自動的に更新されます。以下の画像の例をご確認ください。
docs image

ログ レベル

ログには、メッセージの重要度を示すさまざまなログ レベルが含まれています。
ログ レベル説明

データ実行のステータス

Information

Information メッセージには、データ実行の進行状況に関する有用な情報が含まれています。

成功

Warning

Warning は、パブリッシュ済みのプロセス アプリ内のグラフに表示される内容に影響を与える可能性がある、データの潜在的な問題を意味します。将来発生する可能性のある問題を防ぐために Warning をすべて解決することをお勧めします。

成功

Error

Error は、プロセス アプリでデータを読み込んだり、変換を実行したりできなくなる、データの誤りを意味します。

データ実行を成功させるには、すべての Error を解決する必要があります。

失敗

ログをフィルター処理する

[フィルター] メニューを使用してログ レベルを変更できます。以下の画像で例をご確認ください。

docs image

ログ ファイルを保存する

アイコンを選択すると、ログ ファイルの内容をコピーして、コンピューターに保存できるメモ帳ファイルなどに貼り付けることができます。これにより、Error や Warning の原因となる問題の解決に向けて取り組む際にメッセージを確認できます。

注:

たとえばサポートが必要な場合などにもログ ファイルの内容を共有できます。

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