ファイル・ストレージの管理

[テーブル データを管理 ] を使用すると、Azure BLOB ストレージから直接データ ファイルをプレビュー、ダウンロード、削除できます。これは、たとえば、データのアップロードで問題が発生し、データの間違いを修正する必要がある場合に便利です。

[ テーブルデータの管理 ] ウィンドウでは、テーブルにアップロードされた生データ ファイルの履歴を確認し、ファイルの内容を分析できます。プロセス アプリのすべてのデータをアップロードすることなく、単一のデータ ファイルを Azure BLOB ストレージに直接アップロードしてデータ実行をトリガーできます。プロセス アプリのファイルとフォルダーをすべて削除するオプションを使用すると、プロセス アプリを再作成しなくても抽出の問題を修正できます。

ファイルストレージを開く

気を付け：[ファイル ストレージを管理] 機能が利用可能になる前に作成された既存のアプリの [ テーブル データを管理] ページを開く場合、[ テーブル データを管理] ページに入力ファイルを表示するには、アプリの新しいデータをアップロードする必要があります。

[データ変換] からファイル ストレージを開く

データ トランスフォーメーションからファイル ストレージを直接開くことができます。

[ テーブル データを管理 ] ページを開くには、以下の手順に従います。

1. [入力] セクションの [表] フォルダーに移動し、[表データを管理] で開くファイルを見つけます。
2. [その他のアクション メニューを開き、[ファイル ストレージを管理] を選択します。

パブリッシュ済みのプロセス アプリのファイル ストレージを開く

パブリッシュ済みのプロセス アプリのファイル ストレージは、Process apps タブの Process Mining ポータルから開くことができます。

パブリッシュ済みのプロセス アプリの [テーブル データを管理 ] ページを開くには、以下の手順に従います。

1. テーブル データを管理するプロセス アプリのカードを見つけます。
2. [その他のアクション メニューを開き、[ファイル ストレージを管理] を選択します。

[ テーブル データを管理 ] ページが表示され、選択したテーブル用にアップロードされた生データ ファイルが表示されます。

既定では、次の列が表示され、各ファイルのプロパティが表示されます。

列	説明
ファイル名	ソース ファイルの名前。
ファイル サイズ	ファイルに含まれるデータの量を示すファイルのサイズです。
フォルダー パス	BLOB ストレージ内のファイルの場所です。
最終変更日	ファイルがアップロードされた日時、または最後に変更された日時。

他のテーブルの生データファイルの表示

[ファイル ストレージを管理] ページには、選択したテーブルの生データ ファイルが表示されます。テーブル セレクターから別のテーブルを選択して、別のテーブルの生データ ファイルを表示および管理できます。

ファイルストレージを閉じる

階層リンク パスで [ データ変換 ] を選択してファイル ストレージ マネージャーを終了し 、[データ変換] に戻ります。[ファイル ストレージの管理] ページが閉じます。

注意:

ファイルをアップロードしたとき、または 1 つ以上のファイルを削除した場合は、[ 変更をロード] を選択する必要があります。[データ変換] の [ テーブル] ページが表示され、入力データのテーブルとフィールドをマッピングして設定します。詳しくは、「 入力データを管理する 」をご覧ください。

生データファイルの内容の表示

[プレビュー] オプションを使用すると、外部プログラムでファイルを開かなくても、ファイルの内容をすばやく確認できます。

テーブル ファイルの内容を表示するには、次の手順に従います。

1. 内容を表示するファイルを見つけます。

2. ファイルの [アクション] 列で [ファイルをプレビュー] アイコンを選択します。

[ プレビュー] ウィンドウが表示され、生データ ファイルの内容が最大 1000 行まで表示されます。

ファイルストレージからファイルをダウンロードする

1 つのファイルをダウンロードする

ファイルストレージからコンピューターに1つのファイルをダウンロードできます。これは、ファイルの間違いを修正する場合などに役立ちます。必要な修正を行ったら、ファイルを再アップロードできます。

1 つのファイルをダウンロードするには、以下の手順に従います。

1. ダウンロードするファイルを見つけます。

2. ファイルのアクション列で [ファイルをダウンロード] アイコンを選択します。

ファイルがコンピューターに直接ダウンロードされます。

生データ ファイルをアップロードする

注:

異なるテーブルに関連する複数のファイルをアップロードする場合は、[ データ変換] の[ファイルを追加] オプション、または [ 入力データの設定を管理] の [ ファイルをアップロード] オプションを使用する必要があります。

テーブルの生データ ファイルをコンピューターからファイル ストレージにアップロードできます。これは、ファイル内の間違いを修正した後などに役立ちます。

ファイルをアップロードするには、以下の手順に従います。

1. [ ファイル ストレージを管理 ] ページのヘッダー バーにある [アップロード] ボタンを選択します。

2. パソコンからアップロードするファイルを選択します。

3. [アップロード] を選択します。

ファイルはファイルストレージに直接アップロードされます。

ファイルストレージからファイルを削除する

1 つのファイルを削除する

ファイル ストレージから 1 つのファイルを削除するには、以下の手順に従います。

1. 削除する生データ ファイルを見つけます。

2. ファイルの [アクション] 列で [ファイルを削除] アイコン を選択します。

   確認メッセージが表示されます。

3. [ 削除 ] を選択してファイルを削除します。

生データ ファイルはデータ ストレージで使用できなくなりました。

注:

ファイルを削除した後に、データ実行を実行する必要があります。

テーブルのすべてのファイルを削除する

テーブルに表示されているすべてのファイルをダウンロードするには、以下の手順に従います。

1. [ ファイル ストレージを管理 ] ページのヘッダー バーにある [削除] ボタンを選択します。

   確認メッセージが表示されます。

2. [ 削除 ] を選択してファイルを削除します。

テーブルのすべての生データ ファイルがファイル ストレージから削除されます。