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Process Mining

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最終更新日時 2024年12月12日

DataUploader を使用してデータを読み込む

DataUploader では、最大 5 TB の各データ ファイルを Process Mining のプロセス アプリに直接アップロードできます。DataUploader を使用したデータの読み込みは、 Process Mining[データをアップロード] オプションを使用したデータの読み込みよりも安定します。小さいデータ ファイルの場合でも同様です。もし、DataUploader を使用したアップロードが不安定な接続などを理由に失敗した場合、DataUploader はアップロードを最大で 4 回リトライします。

注:

データが、プロセス アプリに使用するアプリ テンプレートで求められる形式であることを必ず確認してください。詳しくは、「アプリ テンプレート」をご覧ください。

パラメーター

DataUploader のパラメーターの概要は以下のとおりです。

パラメーター形式説明必須 Y/N

-c

--csv-dir

<csv dir value>

アップロードする CSV ファイルを含むディレクトリです。
注:

相対パスも指定できます。

Y

C:\P2P データ

-s

--sas-url

<sas url value>

ファイルをアップロードする必要がある Azure BLOB ストレージ コンテナーの共有アクセス署名 (SAS) の URL です。「Azure BLOB ストレージの資格情報を取得する」をご覧ください。

Y

 

-e

--end-of-upload-api

<value>

ファイルが正常にアップロードされたときに呼び出される End-of-Upload-API の URL です。

Y

 

-d

--delimiter

<delimiter value>

入力ファイルで使用される区切り文字の ASII コードです。

注:
これは、0 から 127 の範囲の ASCII 値でなければなりません。既定値は 9 (タブ) です。

n

44 (= コンマ)
9 (= Tab)

-p

--proxy

<proxy value>

プロキシの URL です。

n

 

-u

--proxy-username

<proxy username>

プロキシ サーバーに接続するために認証が必要な場合のユーザー名です。

n

 

-P

--proxy-password

<proxy password>プロキシ サーバーに接続するために認証が必要な場合のパスワードです。

n

 

-r

--recursive

 

指定したフォルダー内のすべてのファイルを、サブフォルダーを含めて検索します。

注意:

重複する名前のファイルが異なるフォルダーに存在する場合、想定外の挙動が発生する可能性があります。

注:

既定では、指定したフォルダー内のファイルのみがアップロードされ、サブフォルダーは無視されます。

  

-f

--config-file

<config file value>

インライン パラメーターの代わりに構成ファイルを使用できます。

注意:

インライン パラメーターは、構成ファイルの値を上書きします。

  

-h

 DataUploader コマンドのヘルプを表示できます。   

DataUploader をダウンロードする

DataUploader を使用してデータを読み込む

DataUploader を使用してデータを読み込むには、以下の手順に従います。

  1. DataUploader をダウンロードします。

  2. フォルダーを作成し、DataUploader を使用してアップロードする入力ファイルをこのフォルダーにコピーします。

  3. Windows PowerShell を開きます。

  4. DataUploader をダウンロードした場所に移動します。

  5. 次のいずれかのコマンドを実行します。

重要:

各パラメーター値は引用符で囲んでください。

process-mining-data-uploader.exe "<csv dir>" "<sas url>" "<end-of-upload api>"process-mining-data-uploader.exe "<csv dir>" "<sas url>" "<end-of-upload api>"
process-mining-data-uploader.exe -c "<myfolder>" -s "<my-sas-uri>" -e "<my-end-of-upload-api>"process-mining-data-uploader.exe -c "<myfolder>" -s "<my-sas-uri>" -e "<my-end-of-upload-api>"
process-mining-data-uploader.exe --config-file "path\to\config\file"process-mining-data-uploader.exe --config-file "path\to\config\file"

ファイルのアップロードそれぞれに対して進行状況バーが表示されます。

コマンド文字列の例

./process-mining-data-uploader.exe "data" "https://asdf.blob.core.windows.net/a28d10b0-6822-4xxy-a197-02zz39824ad4?sv=2020-06-12&si=sap-a58d10b0-6822-4ffc-a197-02ed649824ad4&sr=c&sig=WELk3bW8zpY5rL71lJ8pPPhlOq0odLNoQleY%2BL3nPqek%3D" "https://asdf.uipath.com/org/tenant/processmining_/api/v4.0/apps/a28d10b0-6822-4ffc-a197-02ed39824ad4/ingest/authenticated?AppSecretToken=A5B221CD00E77F02677G36H572IJKLM61N2440320O44666PQ4RS3T0U81410VW" "44"./process-mining-data-uploader.exe "data" "https://asdf.blob.core.windows.net/a28d10b0-6822-4xxy-a197-02zz39824ad4?sv=2020-06-12&si=sap-a58d10b0-6822-4ffc-a197-02ed649824ad4&sr=c&sig=WELk3bW8zpY5rL71lJ8pPPhlOq0odLNoQleY%2BL3nPqek%3D" "https://asdf.uipath.com/org/tenant/processmining_/api/v4.0/apps/a28d10b0-6822-4ffc-a197-02ed39824ad4/ingest/authenticated?AppSecretToken=A5B221CD00E77F02677G36H572IJKLM61N2440320O44666PQ4RS3T0U81410VW" "44"

トラブルシューティング

最大ファイルサイズ

最大ファイル サイズ (ファイルあたり) は 5 TB です。

リトライの回数

もしアップロードが不安定な接続などを理由に失敗した場合、DataUploader はアップロードを最大で 4 回リトライします。5 回試行してもデータのアップロードが成功しなかった場合、レポートが作成されます。

警告:
特定のネットワーク構成では、自己署名証明書が原因で DataUploader が end-of-upload API に到達できず、UNABLE_TO_GET_ISSUER_CERT_LOCALLY などのエラーが発生します。

これは、DataUploader が組織の証明機関 (CA) の証明書を指定することで解決できます。

次の手順を実行します。

  1. NODE_EXTRA_CA_CERTS という環境変数を作成します。

  2. 新しい環境変数の値を CA 証明書のファイル パスに設定します。

アップロードに失敗したファイルがある場合は、同じコマンドと同じファイルを使用して DataUploader を再度開始できます。

end of upload API の呼び出し

ファイルがアップロードされているのに、end of upload エンドポイントが呼び出されない場合はどうすればよいですか?

すべてのファイルがアップロードされた後でも、end of upload API が正常に呼び出されないことがあります。 データ アップローダーからファイルをアップロードした後に次のログが表示されない場合は、end of upload API が正常に呼び出されなかったことを意味します。

End-of-upload API reached successfully, data transformation started.

この場合、PowerShell セッションで次のコードをコピーして実行し、end of upload API を呼び出すことができます。

$endOfUploadUri = "*******"
$delimiter = 9 # you can change this to the ascii of the character of your choice
$fullUri = "$endOfUploadUri&dataLoadOptionsJson=%7B%22UseSampleData%22%3Afalse%2C%22FileFormatOptions%22%3A%7B%22FieldDelimiter%22%3A%22$delimiter%22%7D%7D"
$response = Invoke-WebRequest -Uri $fullUri -Method POST
Write-Output $response.StatusCode$endOfUploadUri = "*******"
$delimiter = 9 # you can change this to the ascii of the character of your choice
$fullUri = "$endOfUploadUri&dataLoadOptionsJson=%7B%22UseSampleData%22%3Afalse%2C%22FileFormatOptions%22%3A%7B%22FieldDelimiter%22%3A%22$delimiter%22%7D%7D"
$response = Invoke-WebRequest -Uri $fullUri -Method POST
Write-Output $response.StatusCode

証明書

警告:
ネットワーク構成によっては、自己署名証明書が原因で DataUploader が end-of-upload API に到達できず、次のようなエラーが発生します。UNABLE_TO_GET_ISSUER_CERT_LOCALLY

有効な証明書チェーンを DataUploader に指定することで、この問題を修正できます。

有効な証明書チェーンを DataUploader に指定するには以下の手順に従います。

  1. Process Mining ポータルに移動し、[プロセス アプリ] タブからプロセス アプリを開きます。

  2. Web ブラウザーでアドレス バーに移動し、その左側にある [サイト情報を表示] アイコンを選択します。


  3. [この接続は保護されています] を選択し、[証明書は有効です] を選択して証明書を表示します。



  4. [詳細] タブに移動し、[証明書の階層] を展開します。

  5. cloud.uipath.com エントリを選択し、[エクスポート...] を選択します。


  6. コンピューター上で証明書ファイルの保存先とする場所を選択し、必ず Base64 エンコードの ASCII による証明書チェーン (*.pem;*crt) タイプとして保存されるようにします。

    選択した場所に cloud.uipath.crt ファイルが表示されます。
  7. 環境変数 NODE_EXTRA_CA_CERTS を作成し、その値を、手順 6 で選択した証明書ファイルのフル パス (フォルダー パス、ファイル名、ファイル拡張子で構成するパス) に設定します。

    1. Windows の [システムのプロパティ] を開きます。

    2. [Advanced] タブに移動します。

    3. [環境変数] を選択します。

    4. [新規] を選択して、新しいシステム変数を追加します。


  8. 新しい PowerShell セッションを開始して、この環境変数が DataUploader で認識されることを確認します。

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