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Process Mining
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Last updated 2024年10月15日

DataUploader を使用してデータを読み込む

DataUploader では、最大 5 TB の各データ ファイルを Process Mining のプロセス アプリに直接アップロードできます。DataUploader を使用したデータの読み込みは、 Process Mining[データをアップロード] オプションを使用したデータの読み込みよりも安定します。小さいデータ ファイルの場合でも同様です。もし、DataUploader を使用したアップロードが不安定な接続などを理由に失敗した場合、DataUploader はアップロードを最大で 4 回リトライします。

注:

データが、プロセス アプリに使用するアプリ テンプレートで求められる形式であることを必ず確認してください。詳しくは、「アプリ テンプレート」をご覧ください。

パラメーター

DataUploader のパラメーターの概要は以下のとおりです。

パラメーター形式説明必須 Y/N

-c

--csv-dir

<csv dir value>

アップロードする CSV ファイルを含むディレクトリです。
注:

相対パスも指定できます。

Y

C:\P2P データ

-s

--sas-url

<sas url value>

ファイルをアップロードする必要がある Azure BLOB ストレージ コンテナーの共有アクセス署名 (SAS) の URL です。「Azure BLOB ストレージの資格情報を取得する」をご覧ください。

Y

 

-e

--end-of-upload-api

<value>

ファイルが正常にアップロードされたときに呼び出される End-of-Upload-API の URL です。

Y

 

-d

--delimiter

<delimiter value>

入力ファイルで使用される区切り文字の ASII コードです。

注:
これは、0 から 127 の範囲の ASCII 値でなければなりません。既定値は 9 (タブ) です。

n

44 (= コンマ)
9 (= Tab)

-p

--proxy

<proxy value>

プロキシの URL です。

n

 

-u

--proxy-username

<proxy username>

プロキシ サーバーに接続するために認証が必要な場合のユーザー名です。

n

 

-P

--proxy-password

<proxy password>プロキシ サーバーに接続するために認証が必要な場合のパスワードです。

n

 

-r

--recursive

 

指定したフォルダー内のすべてのファイルを、サブフォルダーを含めて検索します。

注意:

重複する名前のファイルが異なるフォルダーに存在する場合、想定外の挙動が発生する可能性があります。

注:

既定では、指定したフォルダー内のファイルのみがアップロードされ、サブフォルダーは無視されます。

  

-f

--config-file

<config file value>

インライン パラメーターの代わりに構成ファイルを使用できます。

注意:

インライン パラメーターは、構成ファイルの値を上書きします。

  

-h

 DataUploader コマンドのヘルプを表示できます。   

DataUploader をダウンロードする

DataUploader を使用してデータを読み込む

DataUploader を使用してデータを読み込むには、以下の手順に従います。

  1. DataUploader をダウンロードします。

  2. フォルダーを作成し、DataUploader を使用してアップロードする入力ファイルをこのフォルダーにコピーします。

  3. Windows PowerShell を開きます。

  4. DataUploader をダウンロードした場所に移動します。

  5. 次のいずれかのコマンドを実行します。

重要:

各パラメーター値は引用符で囲んでください。

process-mining-data-uploader.exe "<csv dir>" "<sas url>" "<end-of-upload api>"process-mining-data-uploader.exe "<csv dir>" "<sas url>" "<end-of-upload api>"
process-mining-data-uploader.exe -c "<myfolder>" -s "<my-sas-uri>" -e "<my-end-of-upload-api>"process-mining-data-uploader.exe -c "<myfolder>" -s "<my-sas-uri>" -e "<my-end-of-upload-api>"
process-mining-data-uploader.exe --config-file "path\to\config\file"process-mining-data-uploader.exe --config-file "path\to\config\file"

ファイルのアップロードそれぞれに対して進行状況バーが表示されます。

コマンド文字列の例

./process-mining-data-uploader.exe "data" "https://asdf.blob.core.windows.net/a28d10b0-6822-4xxy-a197-02zz39824ad4?sv=2020-06-12&si=sap-a58d10b0-6822-4ffc-a197-02ed649824ad4&sr=c&sig=WELk3bW8zpY5rL71lJ8pPPhlOq0odLNoQleY%2BL3nPqek%3D" "https://asdf.uipath.com/org/tenant/processmining_/api/v4.0/apps/a28d10b0-6822-4ffc-a197-02ed39824ad4/ingest/authenticated?AppSecretToken=A5B221CD00E77F02677G36H572IJKLM61N2440320O44666PQ4RS3T0U81410VW" "44"./process-mining-data-uploader.exe "data" "https://asdf.blob.core.windows.net/a28d10b0-6822-4xxy-a197-02zz39824ad4?sv=2020-06-12&si=sap-a58d10b0-6822-4ffc-a197-02ed649824ad4&sr=c&sig=WELk3bW8zpY5rL71lJ8pPPhlOq0odLNoQleY%2BL3nPqek%3D" "https://asdf.uipath.com/org/tenant/processmining_/api/v4.0/apps/a28d10b0-6822-4ffc-a197-02ed39824ad4/ingest/authenticated?AppSecretToken=A5B221CD00E77F02677G36H572IJKLM61N2440320O44666PQ4RS3T0U81410VW" "44"

トラブルシューティング

最大ファイル サイズ (ファイルあたり) は 5 TB です。

もしアップロードが不安定な接続などを理由に失敗した場合、DataUploader はアップロードを最大で 4 回リトライします。5 回試行してもデータのアップロードが成功しなかった場合、レポートが作成されます。

警告:
特定のネットワーク構成では、自己署名証明書が原因で DataUploader が end-of-upload API に到達できず、UNABLE_TO_GET_ISSUER_CERT_LOCALLY などのエラーが発生します。

これは、DataUploader が組織の証明機関 (CA) の証明書を指定することで解決できます。

次の手順を実行します。

  1. NODE_EXTRA_CA_CERTS という環境変数を作成します。

  2. 新しい環境変数の値を CA 証明書のファイル パスに設定します。

アップロードに失敗したファイルがある場合は、同じコマンドと同じファイルを使用して DataUploader を再度開始できます。

証明書

警告:
ネットワーク構成によっては、自己署名証明書が原因で DataUploader が end-of-upload API に到達できず、次のようなエラーが発生します。UNABLE_TO_GET_ISSUER_CERT_LOCALLY

有効な証明書チェーンを DataUploader に指定することで、この問題を修正できます。

有効な証明書チェーンを DataUploader に指定するには以下の手順に従います。

  1. Process Mining ポータルに移動し、[プロセス アプリ] タブからプロセス アプリを開きます。

  2. Web ブラウザーでアドレス バーに移動し、その左側にある [サイト情報を表示] アイコンを選択します。


  3. [この接続は保護されています] を選択し、[証明書は有効です] を選択して証明書を表示します。



  4. [詳細] タブに移動し、[証明書の階層] を展開します。

  5. cloud.uipath.com エントリを選択し、[エクスポート...] を選択します。


  6. コンピューター上で証明書ファイルの保存先とする場所を選択し、必ず Base64 エンコードの ASCII による証明書チェーン (*.pem;*crt) タイプとして保存されるようにします。

    選択した場所に cloud.uipath.crt ファイルが表示されます。
  7. 環境変数 NODE_EXTRA_CA_CERTS を作成し、その値を、手順 6 で選択した証明書ファイルのフル パス (フォルダー パス、ファイル名、ファイル拡張子で構成するパス) に設定します。

    1. Windows の [システムのプロパティ] を開きます。

    2. [Advanced] タブに移動します。

    3. [環境変数] を選択します。

    4. [新規] を選択して、新しいシステム変数を追加します。


  8. 新しい PowerShell セッションを開始して、この環境変数が DataUploader で認識されることを確認します。

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