データ実行をスケジュール設定する

運用環境では通常、プロセス アプリのデータは定期的に更新されます。たとえば、毎日、毎週などです。確実に定期更新が行われるよう、抽出プロセスをスケジュール設定できます。このプロセスでは、アプリをトリガーしてデータ変換を開始し、Process Mining のプロセス アプリ内のデータを更新します。詳しくは、「Azure BLOB ストレージの資格情報を取得する」をご覧ください。

ほとんどの場合、Windows のタスク スケジューラは抽出スクリプトまたはプロセスを定期的にスケジュールするために使用されます。

CData Sync スケジューラ

CData Sync を使用してデータ抽出を実行する場合は、CData Sync スケジューラを使用して、抽出ジョブを定期的に実行するスケジュールを定義できます。「ジョブを実行する」の「ジョブをスケジュール設定する」をご覧ください。

Theobald Xtract Universal の PowerShell スクリプトを Windows のタスク スケジューラで実行する

1. PowerShell バージョン 6 以降がインストールされていることを確認します。詳しくは、Microsoft の公式ドキュメントの「Installing PowerShell on Windows」をご覧ください。

2. データ アップローダーが、extract_theobald.ps1 スクリプトおよび config.json ファイルと同じフォルダーに保存されていることを確認してください。たとえば、C:\Scripts\SAP P2P です。

   詳しくは、「抽出スクリプトを設定する」および「DataUploader をセットアップする」をご覧ください。

3. Windows のタスク スケジューラでタスクのアクションを定義する際は、以下のパラメーターを使用します。

パラメーター	説明	例
プログラム	スクリプトの実行に使用するプログラムです。(例: PowerShell )	pwsh
引数	スクリプトの実行に必要な入力引数です。	"C:\Scripts\SAP P2P\extract_theobald.ps1" >> "C:\Scripts\SAP P2P\run.log"
開始	DataUploader、extract_theobald.ps1 スクリプト、および config.json が保存されるフォルダーの名前です。	C:\Scripts\SAP P2P