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最終更新日 2024年4月17日

Process Mining で使用するためにアプリを移行する

はじめに

このページでは、オンプレミス (スタンドアロン) の Process Mining から Process Mining Automation CloudTM にアプリを移行する方法について説明します。Process Mining オンプレミス (スタンドアロン) および Process Mining Automation CloudTM は、異なる技術スタックで構築されています。Process Mining Automation CloudTM では、データ変換とダッシュボードの両方が 1 つのプロセス アプリに結合されています。Process Mining スタンドアロンでは、データ変換とダッシュボードはコネクタ (.mvp) とアプリ (.mvp) で分離されています。新しい技術スタックに移行するには、Process Mining スタンドアロンの主要なアーティファクト、アプリ、コネクタを、Process Mining Automation CloudTM のプロセス アプリに移行する必要があります。

Process Mining スタンドアロン

Process Mining Automation CloudTM

connector.mvp

データ変換

app.mvp

ダッシュボード

データ変換

Process Mining では、DataBridgeAgent を使用して、既存の Process Mining オンプレミス (スタンドアロン) のコネクタ (.mvp ファイル) を読み込むことができます。これにより、既存のデータ変換を再利用し、出力データを Process Mining のプロセス アプリに読み込むことができます。

DataBridgeAgent

オンプレミスの Process Mining (スタンドアロン) で作成した.mvp コネクタ ファイルは DataBridgeAgent に追加できます。詳しくは、「DataBridgeAgent にカスタム コネクタを追加する」と「DataBridgeAgent を使用してデータを読み込む」をご覧ください。

アプリ テンプレート

Process Mining のアプリ テンプレートにはプロセスを分析するためのダッシュボードや KPI が事前定義されており、プロセス アプリを作成する際の最初のベースとして使用できます。利用可能な場合は、プロセスとソース システムの特定の組み合わせに対応した組み込みコネクタをアプリ テンプレートに含めることができます。

Process Mining には、プロセス アプリを作成する開始点として使用できる、いくつかのプロセスおよびソース システム用の、すぐに使えるアプリ テンプレートが用意されています。

以下に、Process Mining オンプレミス (スタンドアロン) の .mvp コネクタと、既存の .mvp コネクタからデータを読み込む際に使用する、対応するアプリ テンプレートの概要を示します。

.mvp コネクタの用途

アプリ テンプレート

TemplateOne

イベント ログ

カスタム プロセス

AppOne

イベント ログ

カスタム プロセス

Purchase-to-Pay

Purchase-to-Pay

Order-to-Cash

Order-to-Cash

注: Process Mining Automation CloudTM のアプリ テンプレートのデータ モデルは Process Mining オンプレミス (スタンドアロン) に似ていますが、Process Mining Automation CloudTM のプロセス アプリのデータ モデル用にデータを調整するため、既存の .mvp コネクタでマイナーな変更を加える必要がある場合があります。

SQL ベースの変換

既存の .mvp コネクタの内容を移行するには、変換を SQL ベースの言語でリライトする必要があります。こうすることで、データ変換を編集するために Process Mining スタンドアロンを使用する必要がなくなります。

SQL ベースの変換について詳しくは、『Process Mining ガイド』の「ローカル環境でデータ変換を編集する」をご覧ください。

ダッシュボード

既存の .mvp コネクタからデータを読み込む新しいアプリを作成したら、すべてのカスタム ダッシュボードをステップ バイ ステップで追加できます。各カスタム ダッシュボードは、ダッシュボード エディターを使用して再作成できます。詳しくは、「新しいプロセス アプリを作成する」および「ダッシュボードを作成する」をご覧ください。
注: Process Mining オンプレミス (スタンドアロン) の技術スタックは異なるため、作成できるダッシュボードの種類とそれらを設定する固有の機能に違いがあります。Process Mining オンプレミス (スタンドアロン) とまったく同じダッシュボードを作り直すことは不可能である場合があります。

カスタム式を移行する

以前 .mvp アプリで定義されていた KPI 式を Process Mining Automation CloudTM の新しいダッシュボードで使用するには、これらの KPI 式を .mvp コネクタに移動する必要があります。こうすることで、新しいプロセス アプリに KPI を入力データとして読み込むことができます。

カスタム フィールド

KPI に計算値が必要な場合 (例: Cost_per_case) はカスタム フィールドを使用できます。このフィールドの値を使用すると、たとえば、プロセス アプリの平均値を計算できます。

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