UpWire

概要

Upwire は、カスタマーサービス用のSMSチャットボット、SMSを介した一時的なPINによる2要素認証、通話メニューの対話型音声応答(IVR)など、ユーザーがインテリジェントな顧客コミュニケーションワークフロー(テンプレート)を構築できるようにするクラウドベースのプラットフォームです。

Upwire アクティビティ パッケージの連携機能を使用すると、[ ジョブを開始] および [ジョブ を停止] アクティビティを使用してフロー テンプレートを開始および 停止 できます。 開始/停止機能を連携させることにより、既存または新規の UiPath オートメーション プロジェクトの結果に基づいて通信ワークフローをトリガーできます。

既存の Upwire テンプレートと直接対話するほかに、[SMS を送信] アクティビティを使用して UiPath のオートメーション プロジェクトに SMS 通信を追加することもできます。 オートメーションに SMS 機能を追加することで、ロボットから携帯電話に直接通信できます。

動作のしくみ

Upwire アクティビティ パッケージは、[Upwire スコープ] アクティビティを介して Upwire アカウントへの認証された接続を確立することにより、UiPath と Upwire の間のアウトバウンド (UiPath から Upwire ) の自動化を可能にします。

接続が確立されたら、他のUpwireアクティビティを追加して新しいオートメーションプロジェクトを作成したり、既存のプロジェクトに追加して、オートメーション機能を拡張して1対双方向の通信を含めることができます。

例

たとえば、ビジネスに不可欠な既存のオートメーション プロジェクトが、毎日実行しているとします。 ジョブが失敗した場合やエラーが発生した場合は、すぐに通知を受け、迅速に対応する必要があります。

現在は、ジョブのステータスが変更されたときには、UiPath Orchestrator Webhook や [アラートを生成] アクティビティを使用してメール通知を受け取ることができます。 追加の保証のために、[SMS を送信] アクティビティを使用して、自分とチームに SMS 通知を送信 できます。

[SMS を送信] アクティビティを使用すると、ジョブの完了を待たずに、特定のアクティビティが完了した後にメッセージを送信することもできます。エンドツーエンドの通知機能を提供します。

はじめに

「セットアップ」ガイドの手順を完了しておく必要があります。

セットアップが完了したら、「 クイックスタート 」ガイドをご覧ください。 このガイドには、各種アクティビティの実用的なサンプルを作成するためのステップバイステップの手順が記載されており、Upwire アカウントへの接続を確認したり、アクティビティに習熟したりできます。

Upwire アクティビティについて詳しくは「アクティビティ」ページをご覧ください。 すべての アクティビティの一覧と、アクティビティの詳細ページへのリンクが記載されています。