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Marketplace ユーザー ガイド

最終更新日時 2024年9月5日

セットアップ

概要

接続を確立して Form Recognizer API に要求を送信するには、[ Azure Form Recognizer スコープ] アクティビティで Azure Form Recognizer サービスのサブスクリプションを検証するサブスクリプション キーを指定する必要があります。

サブスクリプション キーを生成し、他のアクティビティがフォーム認識器の API 操作に要求を正常に送信できるようにするには、以下の前提条件と手順を完了する必要があります。

  1. フォーム認識器の Azure リソースを作成する
  2. トレーニング データ セットを構築およびアップロードする
  3. Shared Access Signature を取得する


1. フォーム認識器の Azure リソースを作成する

フォーム認識エンジンのリソースを作成するには、Microsoft のドキュメントに記載された手順を完了します。

メモ: Azure フォーム 認識器サービスは、制限付きのプレビューで利用できます。 このため、リソースを作成するプロセスは、他の Azure サービスと比較して異なる場合があります (詳細については、Microsoft ドキュメントの 「アクセスをリクエスト する」をご覧ください)。

フォーム認識器のリソースがデプロイを完了したら、以下の手順を実行します。

  1. ポータルの [ すべてのリソース ] リストから検索して選択します。
  2. サブスクリプションのデータを表示するには、[ RESOURCE MANAGEMENT ] の下の [クイック スタート ] タブをクリックします。
  3. 注: Key1Endpoint の値 (これらは [ Azure フォーム認識器スコープ] アクティビティに入力します)。


2. トレーニング データセットを構築およびアップロードする

Microsoft のドキュメントに記載されたヒントと入力要件に従って 、カスタム モデル用のトレーニング データ セットを構築します。

メモ: 今回の例のトレーニング データ セットを構築するために、Microsoft が提供する サンプル データ セットTrain フォルダーにあるファイルを使用しました。

トレーニング データ セットを構築したら、Microsoft のドキュメントに記載された手順に従って コンテナーを作成 します (ストレージ アカウントがない場合は、最初に ストレージ アカウントの作成 が必要になることがあります)。

コンテナーを作成したら、以下の手順を実行します。

  1. Azure Portal の [Storage Explorer] に移動します。
  2. [ サブスクリプション]で、コンテナーを作成したストレージ アカウントを検索して選択します。
  3. アカウントの BLOB コンテナーで、作成したコンテナーを選択します。
  4. トレーニング データ セットをアップロード します (PDF の請求書 5 件など)。



3. Shared Access Signature を取得する

[ モデルをトレーニング ] アクティビティには、トレーニング データ セットが設定されているコンテナーの URI が必要です。

コンテナー URI を取得するには、以下の手順を実行します。

  1. Azure Portal の [Storage Explorer] に移動します。
  2. [ サブスクリプション]で、コンテナーを作成したストレージ アカウントを検索して選択します。
  3. アカウントの BLOB コンテナーの下、作成したコンテナーを右クリックします。
  4. [ Shared Access Signature (共有アクセス署名を取得 )] をクリックします ([Shared Access Signature] ウィンドウが開きます)。
  5. アクセス ポリシー開始時刻有効期限時間タイム ゾーンおよび権限を入力します。

    • 少なくとも、[権限] リストから [ 読み取り ] と [ リスト ] を選択します。
  6. [作成] をクリックします。
  7. 注: URI の値。


4. プロジェクトを構築する

  1. 新しいオートメーション プロジェクトを作成します。

    1. UiPath Studio を開きます。
    2. [新しいプロジェクト][プロセス] をクリックします ([新しい空のプロセス] ウィンドウが開きます)。
    3. プロジェクトの [名前][場所][説明] を入力します。
    4. [作成] をクリックします。



  2. UiPath.AzureFormRecognizer.Activities パッケージをインストールします。

    1. [デザイン] リボンの [パッケージを管理] をクリックします ([パッケージを管理] ウィンドウが開きます)。
    2. [すべてのパッケージ] の下の [Go] をクリックします。
    3. [検索 ] バーに「 Azure」と入力します。
    4. [インストール] をクリックし UiPath.AzureFormRecognizer.Activitiesのライセンスに同意します。

      • UiPath Studio パッケージの詳細については、『Studio ガイド』の「パッケージの管理」をご覧ください。



完了です!

以上で設定が完了したので、プロジェクトへの Azure フォーム認識アクティビティの追加を開始できます。

次の手順

Azure Form Recognizer アクティビティの詳細 (プロパティの入力/出力の例を含む) については「 アクティビティ 」をご覧ください。アクティビティの全リストと詳細な説明ページへのリンクが記載されています。

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