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Marketplace ユーザー ガイド
Last updated 2024年9月5日

Get Chat

概要

[ チャットを取得] アクティビティは、Microsoft Graph の GetChat API を呼び出して、指定したチャット ([ChatId]) のプロパティを取得します。

チャットの取得後、アクティビティはそのプロパティを Chat オブジェクト ([チャット]) で返します。これは、後続のアクティビティ (例: [メッセージを取得] 、[メッセージを送信]など) で入力変数として使用できます。
ユーザーが所属するチャットのリスト (Chat[]) を返す [ チャットを取得 ] アクティビティとは異なり、[ チャットを取得 ] アクティビティは、指定された ChatIdを使用して、指定した 1 つのチャット (Chat) を取得します。 [チャット ID]アクティビティがない場合は、[ チャットを取得 ] アクティビティを使用して、同じチャット プロパティを取得できます。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. セットアップ」の手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Microsoft Teams スコープ] アクティビティを追加します。
  3. Chat.Id の値を出力するアクティビティを追加するか外部プロセスを実行します (例: [チャットを取得])。
  4. [ Microsoft Teams スコープ] アクティビティ内に [ チャットを取得 ] アクティビティを追加します。
  5. [ 入力] セクションのプロパティに値を入力します。
  6. [ 出力] セクションのプロパティのために Chat 変数を作成し、入力します。
  7. アクティビティを実行します。

    • 入力したプロパティ値は、 GetChat API に送信されます。
    • API は、[出力] セクションのプロパティ変数に Chat の値を返します。


プロパティ

以下のプロパティの値は、このアクティビティを UiPath Studio でプロジェクトに追加するときに指定します。



共通

表示名

アクティビティの表示名です。

属性

詳細

入力

String

Required

はい

既定値

Get Chat

許容値

String または String 型変数を入力します。

備考

N/A

入力

ChatId

取得するチャットの ID です。

属性

詳細

入力

String

Required

はい

既定値

許容値

String または String 型変数を入力します。

備考

Chat.Id 値を取得するには、外部プロセス、または出力に Chat.Id の値を含むアクティビティを使用します (例: [チャットを取得] 、または [外部 API 呼び出し])。

その他

プライベート (Private)

選択すると、変数と引数の値が Verbose レベルでログ記録されなくなります。

属性

詳細

入力

チェックボックス

Required

いいえ

既定値

非選択

許容値

選択または非選択

備考

N/A

出力

チャット

取得したチャットを表す Chat オブジェクト。

属性

詳細

入力

Chat

Required

いいえ (後続のアクティビティで出力データを使用する予定がある場合は必須)

既定値

許容値

Chat 型変数を入力します。

備考

  • このプロパティ用に作成した変数は、後続のアクティビティ ([メッセージを 取得]、[ メッセージを送信]など) で入力変数として使用できます。
  • Chat オブジェクトには、他のアクティビティで使用できる複数のプロパティが含まれます。下の画像の例に、返すことができるプロパティの一部を示します。
  • 注 - デザイナーに表示されている一部のプロパティは、 Chat オブジェクトには適用されません (例: ODatatType)。 適用できる Team プロパティのリストは、上記のリンクから確認できます。

次の画像は、アクティビティの依存関係と入力/出力プロパティの値の例です。

ステップバイステップの手順および例は、「クイックスタート」ページをご覧ください。



  • 概要
  • 動作のしくみ
  • プロパティ
  • 共通
  • 入力
  • その他
  • 出力

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