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Marketplace ユーザー ガイド
最終更新日 2024年4月16日

認証 - オンプレミスの Orchestrator (フォルダーを使用)

以下の例を確認する前に、認証方法のチュートリアルをお読みになることをお勧めします。

以下に、ユーザーがインスタンスの種類として On-premise Orchestrator を選択し、フォルダーの値を入力したときの認証操作の例を示します。

動作のしくみ

以下の手順および画像は、設計時 (つまり、ユーザー入力) から実行時 (つまり、HTTP 要求の送信) に至るまでの、コネクタのしくみの例を示したものです。

  1. 接続先の接続の種類を選択します。

    • この選択により、コネクタが要求を送信する Orchestrator API のエンドポイントが決定します。
    • この例では、オンプレミスが選択されており、使用するエンドポイントが https://{{orchestrator-url}}/api/Account/Authenticate であることを示しています。
  2. [接続名] を入力します。

    • この名前はアプリケーション内で接続を特定するために使用されます。
    • コネクタは、同一または異なる Orchestrator テナントに対して複数の接続を確立できます。各接続には個別の接続設定が必要で、同じまたは異なる資格情報 (ユーザー名、パスワード) を含めることができます。複数のユーザーが個別に接続を管理できるようにする場合は、同じテナントに対して複数の接続を追加すると便利です。
  3. [UiPath Orchestrator URL][テナント名] に値を入力します。
  4. [メール アドレス] または [ユーザー名][パスワード] のフィールドに値を入力します。
  5. 完全修飾フォルダー名を入力します。
  6. [接続] をクリックします。

    • フォルダー入力を使用して、コネクタが以下の要求を構成し、送信します。これにより、ユーザーがフォルダーへのアクセス権を持っているかどうかを検証します。

      • GET https://{{orchestrator-url}}/odata/Folders?$filter=FullyQualifiedName eq ‘{{FolderName}}’
        • Orchestrator API がフォルダー Id で応答します。
      • GET https://{{orchestrator-url}}/Users/Users_GetCurrentUser
        • Orchestrator API がユーザー Id で応答します。
      • GET https://{{orchestrator-url}}/Folders/UiPath.Server.Configuration.OData.GetUsersForFolder(key=‘{{folder_Id}}’,includeInherited=true)?$filter=Id eq {{user_Id}
        • Orchestrator API が odata.count (ユーザーに権限がない場合、この値は 0) およびユーザー情報で応答します。
      • ユーザーの権限を確認した後、コネクタは入力された内容で要求を構成し、https://{{orchestrator-url}}/api/Account/Authenticate に送信します。
    • 後続のすべての API 要求に使用する access_token で、Orchestrator API が応答します。


  • 動作のしくみ

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