ビジネス ソリューションの収益化

1. ビジネス ソリューションとは何ですか?

ソリューションは、特定の問題を解決するソフトウェア成果物の一部として定義できます。ソリューションは単一の製品エコシステムに縛られることなく、複数の製品に関わる可能性があります。入出力データの転送のために複数の製品に接続することができ、さまざまなプロセス間でデータを交換する必要があります。特定の業種 (例: 医療) に関連することもあります。

ビジネス ソリューションは、顧客に非常に多くの価値を提供し、価格/価値比率を考慮して購入される傾向が強くあります。カスタマイズや設定をほとんど行わなくても動作するため、実際に使用するまでの時間が短縮され、お客様にとっての価値実現までの時間が非常に短くなります。

ビジネス ソリューションを収益化することで、ベンダーは他の関連サービス (セットアップ、カスタマイズ、プレミアム サポートなど) を販売することもできます。アセットに関連するこれらのサービスはすべて、ベンダーに対して多くの収益を生み出します。

Marketplace でビジネス ソリューションを公開すると、UiPath の見積エンジンを使用できるようになるため、ベンダーは以下のことが可能になります。

• 複数の SKU およびその組み合わせを販売する。
• 見積を注文に変換し、Marketplace での支払いを受け入れる。
• Marketplace の 1 つのセクションですべての見積のリクエストを追跡および管理する。
• 見積のリクエストに基づいてカスタム価格と割引を提供する。
• サービスのコスト (例:実装、カスタマイズなど) を販売および/または見積に含める。

2. 請求シナリオ

ビジネス ソリューションでは、既定で、1 年ごとに自動更新可能な固定価格のサブスクリプションが生成されます。しかし見積機能を活用すると、これらを利用前の請求、利用後の請求、さらにユーザーベースの請求に拡張できます。

3. 技術的適用と IP 保護

ビジネス ソリューションのフルフィルメント プロセスは、Marketplace 外で行われます。つまり、ベンダーは自身のライセンス方式を利用して、成果物の使用を管理します。

Marketplace で販売される製品に対するベンダーの知的財産権は、ライセンス契約および UiPath Marketplace 契約で定められた関連する製品条件によって保護されます。

4. ビジネス ソリューションの提出

有料ビジネス ソリューションでは、パッケージまたはソース コードを提出する必要はありません。ベンダーは、ソリューションの納品/注文フルフィルメントが Marketplace 外で行われるコンポーネントを作成します。

フルフィルメント メッセージには、トランザクションが成功した後に顧客が受け取る情報が含まれます。

注: ビジネス ソリューションを提出できるのは、UiPath Marketplace ベンダーだけです。ビジネス ソリューションを提出する前に、ベンダー プロフィールを作成してください。ベンダー アカウントを作成するには、こちらのガイドに従ってください。

1. UiPath Marketplace にアクセスします。

2. [コンポーネントを作成] をクリックします。[コンポーネントを作成] オプションは、[公開者アカウント] タブのドロップダウン リストで使用できます。

   
   

   

   
   

コンポーネントの作成フォームは複数のセクションから成ります。これらのセクションを使用すると、提出プロセスを迅速かつ簡単に完了できます。

• パート 1: ファイルを選択する
• パート 2: 説明
• パート 3: ファイルおよび利用規約
• パート 4: 料金