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2023.4
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Linux の Automation Suite のインストール ガイド
Last updated 2024年10月4日

手順 4: DNS を構成する

運用環境のデプロイの場合: DNS を構成する

運用環境のデプロイの場合、DNS の構成は必須です。DNS を構成する」の手順に従い、お使いの環境専用のプロバイダーを使用して DNS を構成します。

テストまたは評価目的の場合は、回避策として Azure でプライベート DNS ゾーンを作成することもできます。詳しい手順は、次のセクションをご覧ください。

テストまたは評価環境のデプロイの場合: プライベート DNS ゾーンを作成する

これはテスト目的の場合の回避策です。運用環境の場合は、環境に固有の DNS 構成ガイドに従ってください。

DNS ゾーンが作成されたら、必ずクライアント マシンでホスト エントリを構成してください。これはどのタイプのデプロイでも必要です。

プライベート DNS ゾーンを作成する

  1. 検索バーでプライベート DNS ゾーンを検索します。


  2. [作成] をクリックします。


  3. 同じリソース グループにプライベート DNS ゾーンを作成します。
    • シングルノードの評価の場合: プライベート DNS ゾーンの名前は、VM の DNS 名にする必要があります。
    • マルチノードの高可用性対応の運用環境の場合: プライベート DNS ゾーンの名前は、ロード バランサーの DNS 名にする必要があります。



  4. [レビューと作成] をクリックします。
  5. [作成] をクリックします。
  6. プライベート DNS ゾーンが作成されたら、[リソースに移動] を選択します。


すべてのサブドメイン用のレコード セットを追加する

  1. [レコード セット] をクリックします。


  2. [名前] フィールドに * を入力します。
  3. レコード セットの IP アドレスは、VM の IP アドレス (シングルノードの評価の場合) またはロード バランサーの IP アドレス (マルチノードの高可用性対応の運用環境の場合) である必要があります。


  4. [OK] をクリックします。

ルート ドメイン用のレコード セットを追加する

  1. @A Record を追加します。これは、ルートを含み、トラフィックをクラスターにリダイレクトします。
  2. [レコード セット] に移動します。
  3. IP アドレスを VM の IP アドレスに設定する (シングルノードの評価の場合) か、ロード バランサーの IP アドレスに設定します (マルチノードの高可用性対応の運用環境の場合)。


  4. すべての VM は、既に 1 つの仮想ネットワーク下にある必要があります。

仮想ネットワーク リンクをプライベート DNS ゾーンに追加する

  1. [設定] の下の [Virtual network Links] に移動します。


  2. [追加] をクリックします。


  3. 新しいリンクの名前を作成し、VM が属する仮想ネットワークを指定します。


  4. 仮想ネットワーク リンクを見つけるには、VM のホームページで、以下を参ご覧ください。


  5. リンクが作成され、次のように表示されるのを待ちます。


クラスターにアクセスするようにクライアント マシンを構成する

DNS 構成したら、ホスト エントリをクライアント マシンに追加する必要があります。

注:

これは、評価/テストと運用の両方のすべてのデプロイで実行する必要があります。

/etc/hosts ホスト エントリの追加は、クライアント マシンでのみ必要です。クラスター ノードでは必要ありません。

Windows

  1. 管理者権限で PowerShell から以下のコマンドを (管理者として) 実行し、\etc\hosts ファイルにホスト エントリを追加します。
    ヒント:
    • 10.10.10.10 を、VM の IP アドレス (シングルノードの評価の場合)、またはロード バランサーの IP アドレス (マルチノードの高可用性対応の運用環境の場合) に置き換えます。
    • dns-123.eastus.cloudapp.azure.com を、クラスターの FQDN (シングルノードの評価の場合は VM の DNS 名、マルチノードの高可用性対応の運用環境の場合はロード バランサーの FQDN) に置き換えます。
    • IP アドレスの前には「`n」 (バッククォート + n) が必要です。
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    alm.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    objectstore.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    registry.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    monitoring.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    insights.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -ForceAdd-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    alm.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    objectstore.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    registry.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    monitoring.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
    Add-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts -Value "`n10.10.10.10    insights.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com" -Force
  2. 上記エントリが \etc\hosts ファイルの下部に追加されていることを確認します。
    Get-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hostsGet-Content -Path $env:windir\System32\drivers\etc\hosts

MacOS または Linux

  1. ターミナルから以下のコマンドを実行します。これにより、/etc/hosts ファイルにホスト エントリが追加されます。
    ヒント:
    • 10.10.10.10 を、VM の IP アドレス (シングルノードの評価の場合)、またはロード バランサーの IP アドレス (マルチノードの高可用性対応の運用環境の場合) に置き換えます。
    • dns-123.eastus.cloudapp.azure.com を、クラスターの FQDN (シングルノードの評価の場合は VM の DNS 名、マルチノードの高可用性対応の運用環境の場合はロード バランサーの FQDN) に置き換えます。
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    alm.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    objectstore.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    registry.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    monitoring.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    insights.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    alm.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    objectstore.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    registry.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    monitoring.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
    sudo bash -c "echo \"10.10.10.10    insights.dns-123.eastus.cloudapp.azure.com\" >> /etc/hosts"
  2. 上記エントリが /etc/hosts ファイルの下部に追加されていることを確認します。
    cat /etc/hostscat /etc/hosts

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