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Linux の Automation Suite のインストール ガイド
Last updated 2024年10月2日

ノード メンテナンスを実行する

ノード メンテナンス アクティビティを実行するシナリオとして、次のようなものがあります。

  • セキュリティ パッチを適用する場合
  • オペレーティング システムのアップグレードを実行する場合
  • ネットワーク構成を変更する場合
  • 組織で義務付けられているその他のアクティビティを実行する場合

ノード メンテナンス操作を実行中に、誤ってクラスターを破損することがあります。問題を避けるには、ここに示すガイダンスに従ってください。

注:
  • UiPath® では、ノード メンテナンス アクティビティの実行方法に関するガイダンスを提供していません。このガイダンスについては、IT チームに問い合わせる必要があります。
  • 以下のガイドラインには、クラスターの健全性を確保するために、ノード メンテナンス操作の前後に実行する必要のある手順のみを記載しています。
  • ノード メンテナンス アクティビティは、一度に 1 つのノードに対して実行することをお勧めします。

ノード メンテナンス前のアクティビティ

  1. ノード メンテナンス アクティビティの実行中にクラスターの健全性を確保するためには、そのノードで実行されているワークロードを他のノードにドレインする必要があります。ノードのドレインを行うには、次のコマンドを実行します。
    systemctl stop node-drainsystemctl stop node-drain
  2. ノードで実行されている Kubernetes プロセスを停止します。次のいずれかのコマンドを実行します。
    • サーバー ノード:

      systemctl stop rke2-serversystemctl stop rke2-server
    • エージェント ノード:

      systemctl stop rke2-agentsystemctl stop rke2-agent
  3. メンテナンス アクティビティにマシン上の RPM パッケージのアップグレードが含まれる場合は、互換性の問題を回避するために、rke2 パッケージのアップグレードをスキップする必要があります。
    • rke2 パッケージを RPM アップグレードの除外リストに追加することをお勧めします。/etc/yum.conf ファイルを変更するには、rke2 を除外対象に追加します。詳しくは、こちらの手順をご覧ください。
    • または、次のコマンドを使用して、yum upgrade 中に rke2 を一時的に除外できます。
      yum upgrade --exclude "rke2-*"yum upgrade --exclude "rke2-*"
      重要: 除外しない場合、rke2- パッケージが最新バージョンにアップグレードされ、Automation Suite クラスターに問題が発生する可能性があります。rke2-* パッケージのアップグレードは、Automation Suite のアップグレードにより処理されます。
  4. ノード メンテナンス アクティビティを続行します。アップグレードが完了したら、ノード メンテナンス後のアクティビティに進みます。

ノード メンテナンス後のアクティビティ

  1. sudo reboot を実行するか、他の安全な再起動メカニズムを使用して、ノードを再起動します。
  2. RKE2 サービスが自動的に開始されます。RKE2 サービスのステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。
    • サーバー ノード:

      systemctl is-active rke2-server.service || systemctl start rke2-server.servicesystemctl is-active rke2-server.service || systemctl start rke2-server.service
    • エージェント ノード:

      systemctl is-active rke2-agent.service || systemctl start rke2-agent.servicesystemctl is-active rke2-agent.service || systemctl start rke2-agent.service
  3. RKE2 サービスが自動的に開始しなかった場合は、次のコマンドを実行して手動で開始します。
    • サーバー ノード:

      systemctl start rke2-serversystemctl start rke2-server
    • エージェント ノード:

      systemctl start rke2-agentsystemctl start rke2-agent
  4. RKE2 サービスが開始したら、ノードの遮断を解除して、Kubernetes がこのノードでワークロードをスケジュールできるようにする必要があります。遮断を解除するには、次のコマンドを実行します。
    systemctl start node-uncordonsystemctl start node-uncordon

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