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Linux の Automation Suite のインストール ガイド
Last updated 2024年10月4日

Longhorn 物理ディスクを LVM に移行する

注: この手順は任意ですが、Automation Suite をアップグレードする際には強くお勧めします。

概要

2021.10.0 リリースでは、ブロック ストレージ/データディスク用に物理ディスクを用意する必要がありました。しかし、物理ディスクでは、作成できるボリューム/PVC のサイズが、基になるディスクのサイズに制限されていました。また、垂直方向のスケーリングのみが可能でした。そのため、Longhorn では LVM を使用してすべてのデータ ディスクを 1 つのパーティションに集約することを強くお勧めしています。これにより、今後の Longhorn のベスト プラクティスで、ブロック ストレージを容易に拡張できます。

Longhorn に 2TiB のストレージを割り当て、ストレージ要件が低い場合は、LVM に移行することをお勧めします。

前提条件

  • クラスターはマルチノードの HA 対応運用環境クラスターである必要があります。つまり、クラスターに 3 つ以上のサーバー ノードが含まれている必要があります。
  • ノード ローテーションの際に、どの AI ファミリ ワークロード (AI Center、DU、TM) も実行されていないことを確認してください。そうでない場合、これらのワークロードは突然失敗します。
  • Automation Suite を 2021.10.1 にアップグレードする必要があります。
  • cluster_config.json の下でクラスターを fixed_rke2_address として設定している場合は、最初のマシンの IP や FQDN をハードコーディングする代わりに、LB URL を使用します。
  • 元のサーバー ノードを置き換える 3 つのスタンバイ マシンをプロビジョニングします。これらのマシンのハードウェア構成は、既存のサーバー ノードのハードウェア構成と同じである必要があります。マシンは、同じ VPC、サブネット、ネットワーク セキュリティ グループなどの下に配置し、接続されるディスクの数とそのサイズも同じである必要があります。
  • マシン上のすべてのポートにアクセスできることを確認します。詳しくは、「マシンを構成する」をご覧ください。
  • 新しいマシン上で手動でディスク パーティションを作成しないでください。代わりに、「ディスクを構成する」に記載されているディスクのパーティション設定スクリプトを使用します。
  • マシンのホスト名が同一であることを確認します。たとえば、古いサーバーの名前が server0server1、および server2 である場合、新しいサーバー ノードにも同じホスト名を指定します。
  • インストーラー フォルダーを、cluster_config.json とともに、既存の最初のサーバーから、新規作成された 3 つすべてのマシンにコピーします。
  • サーバー ローテーションを進める前に、既存のいずれかのサーバーからこの健全性チェック スクリプトを実行します。スクリプトでエラーがスローされてはいけません。「All Deployments are Healthy」というメッセージが表示されるはずです。

ノード ローテーション プロセス

  • サーバー ノードは 1 つずつローテートする必要があります。ノード ローテーション プロセスは、エージェント ノードには適用されません。
  • 古い server-N ノードをシャットダウンし、ノードで実行されているワークロードが適切に削除されるようにします (N は n 番目のサーバー ノードです。例: server0)。
  • 次のコマンドを実行して、クラスターからサーバーを削除します。

    #where N is the nth server node Ex: server0 
    kubectl delete node server-N#where N is the nth server node Ex: server0 
    kubectl delete node server-N
  • ロード バランサーのバックエンド プールから (つまり、サーバーとノード プールの両方から) サーバー N を削除します。詳しくは、「ロード バランサーを構成する」をご覧ください。
  • 新しいサーバー N ノードで Kubernetes をインストールし、この新しいノードをサーバーとして構成します。詳しくは、「クラスターに新しいノードを追加する」をご覧ください。
  • Kubernetes インストールに成功したら、kubectl get nodes を実行して、新しいノードが実際に元のクラスターに参加していることを確認します。
  • 新たに追加されたノードから健全性チェック スクリプトを実行し、クラスターの健全性を監視します。このスクリプトにより、「All Deployments are Healthy」というメッセージが表示されます。
  • 健全性チェック スクリプトが成功を返したら、新しいサーバー ノードをロード バランサーの下のサーバーおよびノード プールに追加します。詳しくは、「ロード バランサーを構成する」をご覧ください。
  • server1、server2、 server-N など、他のサーバー ノードに対して、ノード ローテーション プロセスを繰り返します。
  • すべてのサーバー ノードがローテートされたら、シャットダウン ステートの古いサーバー ノードを削除できます。
  • 概要
  • 前提条件
  • ノード ローテーション プロセス

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