既存のインストールをマルチサイト設定に変換する

Automation Suite の設定を終了した場合は、次の手順を実行してマルチサイトに変換できます。

1. スタンドアロンの Automation Suite クラスターをプライマリ クラスターに変換します。詳しくは、以下のセクションをご覧ください。

2. セカンダリの Automation Suite クラスターをインストールします。詳しくは、「Disaster Recovery - セカンダリ クラスターをインストールする」をご覧ください。

スタンドアロン クラスターをプライマリ クラスターに変換する

既存の Automation Suite クラスターをマルチサイト デプロイのプライマリ クラスターに変換するには、次の手順を実行します。

1. 最初のサーバー ノードで必要な cluster_config.json のパラメーターを追加または変更します。詳細については、「高度なインストール」をご覧ください。

   {
     "fabric": {
       "redis": {
         "ha": true,
         "license": "xyz" //base64 encoded redis license
       }
     },
     "cluster_fqdn": "automationsuite-primary.mycompany.com",
     "multisite": {
       "enabled": true,
       "primary": true,
       "other_site_kubeconfig": xxx,  //another cluster kubeconfig
     },
     "fixed_rke_address": "automationsuite-primary.mycompany.com"
   }

   注:

   すべてのロボットを再構成しなくても済むように、既存の Automation Suite 設定の FQDN を保持することをお勧めします。

オンライン

最初のサーバー ノードでインフラストラクチャを構成する

1. インストーラー フォルダーに移動します。

   cd /opt/UiPathAutomationSuite/{version}/installer

2. 最初のサーバー ノードで次のコマンドを実行します。

   ./install-uipath.sh -i cluster_config.json -o output.json -k --skip-compare-config --force-update-fqdn --accept-license-agreement

残りのクラスター ノードでインフラストラクチャを構成する

1. インストーラー フォルダーに移動します。

   cd /opt/UiPathAutomationSuite/{version}/installer

2. cluster_config.json ファイルを最初のサーバー ノードから他のすべてのノードにコピーします。

3. 他のすべてのノード上で、次のコマンドを実行します。

   ./install-uipath.sh -i cluster_config.json -o output.json -k -j <node_type> --skip-compare-config --force-update-fqdn --accept-license-agreement

   注:

   <node_type> は、以下のように適切なノードの種類に置き換えます。

   • server – 他のサーバー ノードの場合
   • agent – エージェント ノードの場合
   • task-mining – Task Mining ノードの場合
   • gpu – GPU ノードの場合
   • asrobots – Automation Suite ロボット ノードの場合

最初のサーバー ノードでファブリックとサービスを構成する

最初のサーバー ノードでファブリックとサービスを構成するには、次のコマンドを実行します。

./install-uipath.sh -i cluster_config.json -o output.json -f -s --skip-compare-config --force-update-fqdn --accept-license-agreement

オフライン

最初のサーバー ノードでインフラストラクチャを構成する

1. インストーラー フォルダーに移動します。

   cd /opt/UiPathAutomationSuite/{version}/installer

2. 最初のサーバー ノードで次のコマンドを実行します。

   ./install-uipath.sh -i cluster_config.json -o output.json -k --offline-bundle ./sf-infra.tar.gz --offline-tmp-folder /uipath/tmp --skip-compare-config --force-update-fqdn --accept-license-agreement

残りのクラスター ノードでインフラストラクチャを構成する

• インストーラー フォルダーに移動します。

  cd /opt/UiPathAutomationSuite/{version}/installer

• cluster_config.json ファイルを最初のサーバー ノードから他のすべてのノードにコピーします。

• 他のすべてのノード上で、次のコマンドを実行します。

  ./install-uipath.sh -i cluster_config.json -o output.json -k -j <node_type> --offline-bundle ./sf-infra.tar.gz --offline-tmp-folder /uipath/tmp --accept-license-agreement

  注:

  <node_type> は、以下のように適切なノードの種類に置き換えます。

  • server – 他のサーバー ノードの場合
  • agent – エージェント ノードの場合
  • task-mining – Task Mining ノードの場合
  • gpu – GPU ノードの場合
  • asrobots – Automation Suite ロボット ノードの場合

最初のサーバー ノードでファブリックとサービスを構成する

最初のサーバー ノードでファブリックとサービスを構成するには、次のコマンドを実行します。

./install-uipath.sh -i cluster_config.json -o output.json -f -s --install-type offline --skip-compare-config --force-update-fqdn --accept-license-agreement