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UI Automation のアクティビティ
Last updated 2024年11月22日

画像を検索する

以下の例は、異なる名前を持つ同じ画像の出現回数を識別する方法を説明しています。[一致する画像を探す] および [画像を探す] などのアクティビティを使用します。これらのアクティビティは、UiPath.UIAutomation.Activities パッケージに含まれています。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。

    注: この例を実行するには、定義済みのデザインを備えたシンプルな Web ページが必要です。必ず独自の Web ページを作成/使用するか、ダウンロード可能な例で提供されている Web ページを使用してください。
  2. ワークフロー デザイナー[シーケンス] コンテナーをドラッグし、「Count Errors」という名前を付けます。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      CurrentDirectory

      文字列

       

      XMatches

      System.Collections.Generic.IEnumerable<UiPath.Core.UiElement>

       

      PagePath

      文字列

       
  3. [Count Errors] コンテナー内部に [シーケンス] コンテナーをドラッグして、その名前を「Init PagePath」とします。
  4. [Init PagePath] シーケンスを開き、中に [代入] アクティビティを追加します。

    • [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数 CurrentDirectory を追加します。
    • Environment.CurrentDirectoryValue (値) フィールドに追加します。
  5. 前のアクティビティの下に別の [代入] アクティビティを配置します。

    • [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数 PagePath を追加します。
    • Path.Combine(CurrentDirectory,"DemoPage","Table.html")Value (値) フィールドに追加します。
    • Init PagePath シーケンスは、次のようになります。



  6. Main (メイン) 画面に戻ります。
  7. [ブラウザーを開く] アクティビティをドラッグし、[Init PagePath] シーケンスの下に配置します。

    • [URL] フィールドに変数 PagePath を追加します。
  8. [ブラウザーを開く] アクティビティの [Do] コンテナーを選択して、次の変数を作成します。

    変数名

    変数の型

    既定値

    Type1Err

    Int32

    0

    Type2Err

    Int32

    0

  9. [Do] コンテナー内部に [ウィンドウを最大化] アクティビティをドラッグします。
  10. [クリック] アクティビティを、[ウィンドウを最大化] アクティビティの下に配置します。

    • アクティビティ内部の [ブラウザー内で要素を指定] オプションをクリックします。以下の GIF のように、[ブロックされたコンテンツを許可する] ボタンを選択します。



    • [プロパティ] パネルで、[エラー発生時に実行を継続] フィールドに値 True を追加します。
    • [クリックをシミュレート] オプションのチェック ボックスを選択します。そうすることで、クリックは対象のアプリケーションのテクノロジを使用します。これは最速の方法で、バックグラウンドでも機能します。このオプション、また[ウィンドウ メッセージを送信] オプションのどちらも選択されていない場合は、クリックが最も遅いハードウェア メソッドを使い、バックグラウンドで実行することはできません。
  11. [一致する画像を探す] アクティビティを、[クリック] アクティビティの下にドラッグします。

    • アクティビティ内部の [Indicate screenshot inside browser (ブラウザー内でスクリーンショットを指定)] オプションをクリックします。以下の GIF のように目的のボタンを選択します。



    • [プロパティ] パネルの [準備完了まで待機] ドロップダウン リストから [COMPLETE] を選択します。
    • Matches フィールドに XMatches 変数を追加します。
  12. [メッセージをログ] アクティビティを [一致する画像を探す] アクティビティの下に配置します。

    • "Total number of errors: "+XMatches.Count.ToStringMessage フィールドに追加します。
  13. [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティを [メッセージをログ] アクティビティの下にドラッグします。

    • element[繰り返し] フィールドに、変数 XMatches[値] フィールドに追加します。
  14. [ホバー] アクティビティを [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの [本体] コンテナー内にドラッグします。

    • [プロパティ] パネルの [要素] フィールドに値 element を追加します。
    • WaitForReady ドロップダウン リストから COMPLETE オプションを選択します。
  15. Pick アクティビティを [ホバー] アクティビティの下に配置します。
  16. [分岐] アクティビティを [分岐を選択] アクティビティ内にドラッグし、PickBranch Type1 という名前を付けます。
  17. [画像を探す] アクティビティを、[トリガー] コンテナー内部に配置します。

    • アクティビティ内部の [ブラウザー内で要素を指定] オプションをクリックします。以下の GIF のように目的のボタンを選択します。



  18. [代入] アクティビティを Action 内部に配置します。

    • [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数 Type1Err を追加します。
    • [右辺値 (Value)] フィールドに式 Type1Err+1 を追加します。
  19. [分岐を選択] アクティビティ内部に [分岐] アクティビティをもう 1 つドラッグし、先ほど追加した同じアクティビティの隣に配置して、その名前を PickBranch Type2 とします。
  20. [画像を探す] アクティビティを、[トリガー] コンテナー内部に配置します。

    • アクティビティ内部の [ブラウザー内で要素を指定] オプションをクリックします。以下の GIF のように目的のボタンを選択します。



  21. [代入] アクティビティを Action 内部に配置します。

    • [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数 Type2Err を追加します。
    • [右辺値 (Value)] フィールドに式 Type2Err+1 を追加します。
  22. [メッセージをログ] アクティビティを [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの下にドラッグします。

    • "Errors of type 1: "+ Type1Err.ToStringMessage フィールドに追加します。
  23. [メッセージをログ] アクティビティを [メッセージをログ] アクティビティの下にドラッグします。

    • "Errors of type 2: "+ Type2Err.ToStringMessage フィールドに追加します。
  24. プロセスを実行します。ロボットは、タイトルが Type1 である画像 docs image の数と、名前が Type2 である画像の数を識別します。

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