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UI Automation のアクティビティ
Last updated 2024年10月28日

子要素を探す

UiPath.Core.Activities.FindChildren

指定した範囲とフィルター条件に従って、子の UI 要素のコレクションを取得します。

プロパティ

入力
  • フィルター - フィルターはセレクターです。このアクティビティは、セレクターに一致するターゲット要素のすべての子または子孫を検索します。たとえば、<webctrl tag='UL' /> を使用すると、特定の Web ページ内で順序付けされていないリスト要素の検索が開始されます。
    注: 使用しているフィルター条件ですべての可能な要素を除外した場合、空の要素リストが返されます。
オプション
  • Scope - コレクションにある UI 要素の範囲を設定できます。指定できるオプションは次のとおりです。

    • FIND_CHILDREN - 指定した要素直下の子要素も検索対象にします。
    • FIND_DESCENDANTS - 子要素をはじめとして、下位に連なる要素も検索対象にします。
    • FIND_TOP_LEVEL - 子要素の順序と個数を検索対象にします。
    • FIND_PROCESS - 子要素のデータ型を検索対象にします。
    • FIND_THREAD - 子要素の既定値および固定値を検索対象にします。
出力
  • Children - フィルターと範囲の設定に基づいて見つかった、すべての UI 子要素。このフィールドでは、IEnumerable<UiElement> 型の変数のみを使用できます。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
  • Target.Selector - アクティビティの実行時に特定の UI 要素の検索に使用する Text プロパティです。実際には、検索しようとする GUI 要素とそのいくつかの親要素の属性を指定する XML フラグメントです。
  • Target.TimeoutMS - アクティビティの実行が完了するまで待機する時間をミリ秒で指定します。指定した時間が経過しても実行が完了しない場合には、SelectorNotFoundException 例外をスローします。既定値は 30000 ミリ秒 (30 秒) です。
  • Target.WaitForReady - アクションを実行する前に、ターゲットが準備完了になるまで待ちます。次のオプションを使用できます。

    • NONE - ターゲット要素以外の要素の読み込みを待たずに、アクションを実行します。たとえば、UI 要素がすべて読み込まれるまで待つことなく、Web ページからテキストを取得したり、特定のボタンをクリックしたりする場合に、このオプションを使用できます。ボタンがまだ読み込まれていない要素 (スクリプトなど) に依存している場合、これは望ましくない結果を招く可能性があります。
    • Interactive/Complete - 実際に操作を実行する前に、対象アプリのすべての UI 要素が存在するようになるまで待ちます。

      アプリケーションが対話または完了のどちらのステートにあるか調べるには、以下のタグを検証します。

    • Desktop applications - <wnd> タグ、<ctrl> タグ、<java> タグ、または <uia> タグの存在を確認するために wm_null メッセージが送信されます。存在する場合、アクティビティが実行されます。
    • Web アプリケーション:
    1. Internet Explorer - <webctrl> タグは、HTML ドキュメントの Ready ステートが Complete に設定されているかどうかを確認するために使用されます。また、Busy ステートは「False」に設定されている必要があります。
    2. Others - <webctrl> タグは、HTML ドキュメントの Ready ステートが Complete であるかどうかを確認するために使用されます。
    • SAP applications - 最初に <wnd> タグを確認した後、SAP 固有の API を使用して、セッションがビジーかどうかを検出します。
  • Target.Element - 別のアクティビティから返される UiElement 変数を使用します。このプロパティを Selector プロパティと一緒に使用することはできません。このフィールドでは UiElement 変数のみサポートされています。
  • Target.ClippingRegion - UiElement を基準とし、左、上、右、下の方向で、クリッピング四角形 (ピクセル単位) を定義します。正と負の両方の値をサポートしています。
共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティが例外をスローした場合でも、ワークフローを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは Boolean 値 (True、False) のみサポートされています。既定値は False です。その結果、フィールドが空白で例外がスローされると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。
  • プロパティ

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