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UI Automation のアクティビティ
Last updated 2024年8月13日

セレクターの属性から変数を作成する

このチュートリアルでは、セレクター内で見つかった属性から変数を作成する方法を説明します。このチュートリアルで使用する例では、idx 属性から変数を作成する方法を示します。
指定したシナリオでは、単一の [タップ] アクティビティを使用して同じデバイス画面上にある複数の画像を選択する方法を示します。このためには、idx 属性から変数を作成します。

このチュートリアルでは、UiPath デモ アプリケーションを使用します。このアプリはこちらからダウンロードできます。

チュートリアル

前提条件:

  • Mobile.Automation バージョン 22.10 以降をインストールします。
  • モバイル テスト プロジェクトを作成します。
  • 同じ画面上またはページ上にある複数の画像を選択する必要があるアプリケーションを作成します。
  1. メイン ワークフロー内に [タップ] アクティビティを追加します。
  2. [ターゲットを指定] をクリックして、デバイス画面上の最初の写真を選択します。

    この例では、セレクター メソッドに idx 属性があります。他のケースでは、あいまいセレクター メソッドにもこの属性がある可能性があります。


  3. idx 属性の値を右クリックします。この例では、'2' を右クリックして、[変数を使用] (Ctrl + K) をクリックします。

    設定パネルが開きます。



  4. [変数名] フィールドで、新しい変数に付ける名前を入力して [確認] をクリックします。この例では、変数名は photoIdx です。

    [変数] パネル内に新しい変数が作成されます。これで、この変数をワークフロー内の他のアクティビティで使用できるようになりました。



  5. [選択オプション] ウィンドウで、[確認] をクリックしてターゲットの設定を保存します。
  6. メイン ワークフローに [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティを追加します。
  7. [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティ内に [代入] アクティビティを追加します。

    7.1. [左辺の変数] フィールドに、セレクターから作成した変数を入力します。この例では、photoIdx 変数を入力します。
    7.2. [値を設定] フィールドに、式 currentItem.toString を入力します。
    この式は、[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティを特定し、photoIdx 変数を使用して各画像を反復処理します。
  8. [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティに移動します。[項目のリスト] フィールドに、次のメソッドを使用して反復処理する画像のリストを入力します: Enumerable.Range(2, 6)
    この例では、合計 6 つの画像を反復処理します。最初の画像の photoIdx 変数の値は 2 です。
  9. 前の [タップ] アクティビティを [繰り返し (コレクションの 各要素)] アクティビティの本体内にドラッグし、[代入] アクティビティの後に配置します。
  10. この例では、画像をタップすると [OK] ボタンをタップするよう求められます。したがって、[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの本体内に別の [タップ] アクティビティを追加します。このアクティビティは、画像をタップするたびに [OK] ボタンをタップします。



サンプル ワークフロー

ワークフローの完成品を確認するため、または今後の参考資料として、サンプル XAML をダウンロードできます。

  • チュートリアル
  • サンプル ワークフロー

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