Automation Suite
2023.10
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Linux の Automation Suite のインストール ガイド
最終更新日 2024年4月19日

手順 2: Automation Suite を Azure にデプロイする

Azure 環境のセットアップ後、次のいずれかのリンクに移動して Automation Suite をインストールします。

以下の表に、デプロイで使用するパラメーターの概要を示します。

パラメーター名

説明

Subscription

Azure サブスクリプション。

Resource Group

サブスクリプション対象の Azure のリソース グループ。

Resource Group Name

クラスターがデプロイされるリソース グループの名前です。

Region

リソース グループの既定のリージョン。

Location

インフラストラクチャがデプロイされた有効な Azure のリージョン。このリージョンに、使用するインスタンスの種類に対して十分なコアがあることを確認してください。

これが、リソース グループのリージョンと同じ場合は、[resourceGroup().location] を使用できます。

Automation Suite version

Automation Suite のバージョン。

例: 21.10.2

Run Automation Suite Install

インフラストラクチャのプロビジョニング後に Automation Suite をインストールするかどうかを選択します。

Accept License Agreement

このパラメーターを True に設定すると、該当するライセンス契約に同意したものと見なされます。

DNS Load Balancer

ロード バランサーのサブドメインに使用されるプレフィックスです。

カスタム ドメインを使用する場合は、カスタム ドメインを通じてのみクラスターにアクセスできます。ロード バランサーのドメインを使用して直接アクセスすることはできません (例: <prefix>.<region>.cloudapp.azure.com)

Virtual Network New Or Existing

デプロイに使用される仮想ネットワークを作成する必要があるのか、既に存在しているかを示すパラメーターです。

Existing Virtual Network Resource Group

使用する既存の仮想ネットワークがデプロイされているリソース グループです。

Virtual Network New Or Existing パラメーターが existing に設定されている場合にのみ使用されるパラメーターです。

Existing Virtual Network Name

デプロイに使用される既存の仮想ネットワークの名前です。

Virtual Network New Or Existing パラメーターが existing に設定されている場合にのみ使用されるパラメーターです。

Existing Subnet Name

前述の仮想ネットワーク内の既存のサブネットの名前です。サブネットは、これらの要件を満たす必要があります。

Virtual Network New Or Existing パラメーターが existing に設定されている場合にのみ使用されるパラメーターです。

Deploy Bastion Host

仮想ネットワークに Bastion ホストをデプロイします。[仮想ネットワーク (新規または既存)][新規] に設定されている場合にのみ使用されるパラメーターです。

Enable Custom Domain

独自のカスタム ドメインを使用する場合、true に設定してください。インストール後の構成が必要です。

Custom domain

クラスターに使用するドメインです。インストール後、パブリック ロード バランサーを指す CNAME/A レコードを 2 つ作成してください。ご覧ください。

Enable Custom Certificates

独自のドメインに独自のカスタム証明書を使用する場合、true に設定します。このパラメーターを使用する場合は、Enable Custom Domain パラメーターを true に設定してください。

Custom Server Certificate

これは base64 エンコード形式の文字列です。
.crt サーバー証明書のコンテンツを base64 文字列にエンコードします。サーバー証明書には次が必要です。

Custom Server Cert Key

これは base64 エンコード形式の文字列です。
.key サーバー証明書キーのコンテンツを base64 文字列にエンコードします。これは、Custom Server Certificate パラメーターの秘密キーです。

Custom Server Cert Authority Bundle

これは base64 エンコード形式の文字列です。
サーバー証明書チェーンのすべての CA 証明書 (サーバー証明書を除く) からのすべての公開証明書 (.crt) を含む .crt ファイルを作成します。
このファイルのコンテンツから base64 文字列を作成します。

Automation Suite Installer URL

任意: Automation Suite インストール パッケージへのリンク。

このパラメーターを変更すると、上記の Automation Suite version パラメーターが上書きされ、この URL で指定されたバージョンがインストールされます。
使用しない場合は、None の設定のままにします。

Automation Suite Advanced Config

これは、テンプレートによって作成される cluster_config.json ファイルにマージされる、有効なjson 文字列です。既存の設定を上書きします。

詳細については、「高度なインストール」をご覧ください。

Server Node Count

クラスターのサーバーとして動作させるために作成した仮想マシンの数。奇数である必要があります。

Server Node Instance Type

サーバー ノードのインスタンスの種類。

例: Standard_D16s_v3

Server Node Hostname

サーバー ノードのホスト名/コンピューター名のプレフィックス。追加されるシーケンスの詳細については、Azure のドキュメントをご覧ください。

Enable Ultra Disks

etcd (サーバー ノード) に Ultra ディスクを使用できるようにします。デプロイ先のリージョンがゾーンをサポートしていない場合にのみ、無効化する必要があります。

Agent Node Count

クラスターのエージェント ノードとして動作させるために作成した仮想マシンの数。0 の場合も、空のエージェント スケール セットが作成されます。

Agent Node Instance Type

エージェント ノードのインスタンスの種類。

例: Standard_D16s_v3

Agent Node Hostname

エージェント ノードのホスト名/コンピューター名のプレフィックス。追加されるシーケンスの詳細については、Azure のドキュメントをご覧ください。

Gpu Node Count

クラスターのエージェントとするための GPU が作成される仮想マシンの数。ML ワークロード用です。0 の場合、GPU スケール セットは作成されません。

Gpu Node Instance Type

GPU がプロビジョニングされ、クラスターのエージェントとなるインスタンスの種類。

例: Standard_NC12s_v2

Gpu Node Hostname

GPU ノードのホスト名/コンピューター名のプレフィックス。追加されるシーケンスの詳細については、Azure のドキュメントをご覧ください。

Task Mining Node Type

任意: Task Mining ノードのインスタンスの種類。これは、Task Mining サービスを有効化した場合にのみ使用されます。例 1: Standard_B20ms

Task Mining Node Hostname

Task Mining ノードのホスト名/コンピューター名。

AS Robots Node Count

専用の Automation Suite ロボット ノードの数。0 の場合も、スケール セットが作成されます。

AS Robots Node Instance Type

専用の Automation Suite ロボット ノードのインスタンスの種類。

例: Standard_D16s_v3

AS Robots Node Hostname

Automation Suite ロボット ノードのホスト名/コンピューター名のプレフィックス。追加されるシーケンスの詳細については、Azure のドキュメントをご覧ください。

SQL new or existing

デプロイに使用される SQL Server を作成する必要があるのか、既に存在しているかを示すパラメーターです。SQL Server の要件については、こちらのドキュメントをご覧ください。

SQL Server FQDN or IP

SQL Server に関連付けられた FQDN または IP。このプロパティは、SQLNewOrExisting パラメーターが existing に設定されている場合のみ有効です。

SQL Server Username

SQL Server のユーザー ログイン。SQL new or existing パラメーターが existing に設定されている場合は、このユーザーが既存の SQL Server のユーザーになります。それ以外の場合、このユーザー名は作成された SQL Server に設定されます。必要な権限の詳細については、権限に関するドキュメントをご覧ください。

SQL Server Password

SQL Server のユーザー パスワード。SQL new or existing パラメーターが existing に設定されている場合は、このパスワードが既存の SQL Server のユーザー パスワードになります。それ以外の場合、このパスワードは作成された SQL Server に設定されます。

SQL Server Port

SQL Server ポート。SQLNewOrExisting パラメーターが existing に設定されている場合、このポートが使用されます。

WarehouseSQLServerFqdnOrIP

ウェアハウス SQL Server に関連付けられた FQDN または IP。SQLNewOrExisting パラメーターが existing に設定されていて、Process Mining をインストールする場合にのみ使用されます。

WarehouseSQLServerUsername

ウェアハウス SQL Server のユーザー ログイン。Process Mining をインストールする場合にのみ使用されます。SQLNewOrExisting パラメーターが existing に設定されている場合は、このユーザーが既存の SQL Server のユーザーになります。それ以外の場合、このユーザー名は作成された SQL Server に設定されます。権限について詳しくは、「Microsoft SQL Server を構成する」をご覧ください。

WarehouseSQLServerPassword

ウェアハウス SQL Server のユーザー パスワード。Process Mining をインストールする場合にのみ使用されます。SQLNewOrExisting パラメーターが existing に設定されている場合は、このパスワードが既存の SQL Server のユーザー パスワードになります。それ以外の場合、このパスワードは作成された SQL Server に設定されます。

WarehouseSQLServerPort

ウェアハウス SQL Server のポート。Process Mining をインストールする場合にのみ使用されます。SQLNewOrExisting パラメーターが existing に設定されている場合、このポートが使用されます。

UiPath Admin Username

すべてのノードに対して設定される管理者ユーザー名。これはホスト テナント管理者としても使用されます。

UiPath Admin Password

ノード管理者ユーザーのパスワード。これはホスト テナント管理者パスワードとしても使用されます。

Vm Admin Username

仮想マシン インスタンスで使用される管理者のユーザー名です。

Vm Admin Password

仮想マシン インスタンスで使用される管理者のパスワードです。

Enable Cluster Backup

外部 NFS ファイル共有をデプロイする場合は、true に設定します。また、Run Automation Suite Install パラメーターが true に設定されている場合、バックアップはクラスター レベルで有効化されます。

Services Install flags (multiple)

クラスターに特定のサービスをインストールするかどうかを選択します。

externalRegistryFQDN外部レジストリの FQDNです。
externalRegistryUsername外部レジストリのユーザー名です。
externalRegistryPassword外部レジストリのパスワードです。

AI Center Connect To External Orchestrator Flag

AI Center が外部 Orchestrator に接続するかどうかを指定するフラグ。AiCenterInstallFlag が「true」に設定されている場合にのみ有効です。AI Center が Orchestrator に接続する方法を以下のパラメーターで指定する必要があります。

OrchestratorUrl

AI Center の接続先となる Orchestrator の URL。AI Center をインストールして外部の Orchestrator と ID サービスに接続する場合にのみ、入力します。

IdentityUrl

AI Center の接続先となる ID サービスの URL。AI Center をインストールして外部の Orchestrator と ID サービスに接続する場合にのみ、入力します。

OrchestratorCertficate

AI Center の接続先となる Orchestrator の Base64 形式の証明書。AI Center をインストールして外部の Orchestrator と ID サービスに接続する場合にのみ、入力します。

IdentityCertificate

AI Center の接続先となる ID サービスの Base64 形式の証明書。AI Center をインストールして外部の Orchestrator と ID サービスに接続する場合にのみ、入力します。

Tags by resource

任意: リソースごとのタグ。空のままにするか、次の形式で指定します。

{ "Microsoft.Web/serverFarms": { "<TagName>": "<TagValue>" }, "Microsoft.Insights/components": { "<TagName>": "<TagValue>" } }

Enable FIPS

Automation Suite のインストールに FIPS 140-2 を有効化する場合は true に設定します。
重要:

Insights は、FIPS 140-2 が有効な状態では動作しません。FIPS-2 を有効化する場合は、インストールを開始する前に Insights を無効化してください。

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