Automation Suite
2023.10
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Linux の Automation Suite のインストール ガイド
最終更新日 2024年4月19日

手順 3: デプロイ後の手順

インストールのステータスを確認する

GCP Marketplace のデプロイの仕組み上、インストール スクリプトが完了するまで待つことはできません。 インフラストラクチャが正常にデプロイされると、デプロイが完了します。

インストールのステータスを取得するには、次の手順に従って、SSH を使用して最初のサーバー ノードに接続する必要があります。

  1. デプロイ名を選択します。
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  2. リソースの 1 つからサフィックスを取得します。
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  3. プライベート IP が最も低い (通常は 10.0.0.7) サーバー内のサフィックスと SSH を使用して VM インスタンスをフィルタリングします。
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  4. 最初のログ セットを含むファイルは /tmp/prereqs.logs です。 ログは、インストールの開始時に各ノードで生成されます。 ログ生成プロセスは完了までに数分かかります。 以下のコマンドを実行すると、ログを表示できます。
    cat /tmp/prereqs.logscat /tmp/prereqs.logs

    画面にログを継続的に表示するには、次のコマンドを実行します。

    tail -f /tmp/prereqs.logstail -f /tmp/prereqs.logs
  5. インストール ログは /opt/UiPathAutomationSuite/install.logs ファイルで確認できます。 ログはインストール全体を網羅しています。 前の手順と同様に、次のコマンドを使用してログを確認できます。
    cat /opt/UiPathAutomationSuite/install.logs #for all logs
    tail -f /opt/UiPathAutomationSuite/install.logs #to follow the logscat /opt/UiPathAutomationSuite/install.logs #for all logs
    tail -f /opt/UiPathAutomationSuite/install.logs #to follow the logs
注:
すべてのマシンで、前提条件ログと kubernetes/infrastructure インストール ログが以下のファイルにあります。
  • /tmp/prereqs.logs

  • /opt/UiPathAutomationSuite/install.logs

証明書を更新する

インストール プロセスによって、ユーザーに代わって自己署名証明書が生成されます。これらの証明書は FIPS 140-2 に対応しており、90 日で有効期限が切れるので、インストールが完了したら速やかに、信頼された証明機関 (CA) によって署名された証明書に置き換える必要があります。証明書を更新しないと、90 日後にインストールが動作を停止します。

Automation Suite を FIPS 140-2 が有効化されたホストにインストールした後で証明書を更新する場合は、その証明書が FIPS 140-2 に対応していることを確認してください。

手順については、「証明書を管理する」をご覧ください。

FIPS 140-2 を有効化する

GCP のデプロイ テンプレートを使用して Automation Suite のインストールが完了したら、お使いのマシンで FIPS 140-2 を有効化できます。手順については、「セキュリティとコンプライアンス」をご覧ください。

デプロイの出力にアクセスする

デプロイの出力は、次の図に示すように、[Solution output] セクションにあります。
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出力の定義

この出力により、スイートやクラスターにアクセスするために必要な情報が得られます。

次の表で、値について説明します。

キー

説明

Fqdn

インストールに指定した完全修飾ドメイン名 (FQDN)。必ず DNS 構成時と同じ FQDN を使用してください。

DNS を構成する手順について詳しくは、「DNS を構成する」をご覧ください。

Lb Ip

DNS 構成に使用するロード バランサーの IP アドレス。

Bastion Ip

SSH を介してクラスターにアクセスするために必要となる踏み台仮想マシンの IP アドレス。

Deployment Id

デプロイ内の全リソースの名前に含まれるデプロイ ID。

Db Credentials

データベースの資格情報を含むシークレットの URL。

As Host Credentials

Automation Suite ポータルのホスト組織の資格情報を含むシークレットの URL。

As Default Credentials

Automation Suite ポータルのホスト組織の資格情報を含むシークレットの URL。

Argocd Credentials

インストールされた製品の管理に使用する ArgoCD コンソールの資格情報を含むシークレットの URL。

Dashboard Monitoring Url

ダッシュボード (Grafana) 監視ツールの URL: https://monitoring.${var.lb_fqdn}/dashboard

Metrics Monitoring Url

メトリック (Prometheus) 監視ツールの URL: https://monitoring.${var.lb_fqdn}/metrics

Alertmanager Monitoring Url

Alertmanager 監視ツールの URL: https://monitoring.${var.lb_fqdn}/alertmanager

Cluster Administration ポータルにアクセスする

Cluster Administration ポータルには、Automation Suite のインストールを完了したり、インストール後の一般的な操作を実行したりするために必要なすべてのリソースが一元化されています。詳しくは、「Cluster Administration ポータルの利用を開始する」をご覧ください。

Cluster Administration ポータルにアクセスするには、次の手順に従います。

URL: https://${CONFIG_CLUSTER_FQDN}/uipath-management に移動します。
注: Cluster Administration ポータルにアクセスするために資格情報は必要ありません。

サービスにアクセスする

サービスにアクセスするには、DNS が構成されている必要があります。詳しくは、「マルチノードの高可用性対応の運用設定で DNS を構成する」をご覧ください。

目的がテストのみである場合は「クラスターにアクセスするようにクライアント マシンを構成する」の手順に従うこともできます。

自己署名証明書を使用する場合、次の画像のような証明書のエラーが発生する可能性があります。



[続行…] をクリックし、「」の説明に従ってクラスター証明書を更新するか、または 。

Automation Suite ポータルにアクセスする

Automation Suite ポータルには https://<fqdn> よりアクセスできます。資格情報は、次の URL で提供されるシークレットにより取得できます。
  • ホスト組織の URL: As Host Credentials
  • 既定の組織の URL: As Default Credentials

ArgoCD にアクセスする

ArgoCD コンソールには https://alm.<fqdn> よりアクセスできます。資格情報は、argocd_credentials の URL で提供されるシークレットにより取得できます。

監視ツールにアクセスする

監視ツールに初めてアクセスする場合、管理者として次の既定の資格情報でログインします。

  • ユーザー名: admin
  • パスワード: パスワードを取得するには、 次のコマンドを実行 します。
    kubectl get secrets/dex-static-credential -n uipath-auth -o "jsonpath={.data['password']}" | base64 -dkubectl get secrets/dex-static-credential -n uipath-auth -o "jsonpath={.data['password']}" | base64 -d

監視ツールへのアクセスに使用する既定のパスワードを更新するには、次の手順を実行します。

  1. newpassword を新しいパスワードに置き換えて、次のコマンドを実行します。
    password="newpassword"
    password=$(echo -n $password | base64)
    kubectl patch secret dex-static-credential -n uipath-auth --type='json' -p="[{'op': 'replace', 'path': '/data/password', 'value': '$password'}]"password="newpassword"
    password=$(echo -n $password | base64)
    kubectl patch secret dex-static-credential -n uipath-auth --type='json' -p="[{'op': 'replace', 'path': '/data/password', 'value': '$password'}]"
  2. <cluster_config.json> を構成ファイルのパスに置き換えて、次のコマンドを実行します。
    /opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/install-uipath.sh -i <cluster_config.json> -f -o output.json --accept-license-agreement/opt/UiPathAutomationSuite/UiPath_Installer/install-uipath.sh -i <cluster_config.json> -f -o output.json --accept-license-agreement

クラスターにアクセスする

SSH 経由でクラスター マシンにアクセスするには、ブラウザーで SSH を構成して使用してください。 詳しくは、Google のドキュメントをご覧ください。

ノード数を編集する

GPC コンソールを使用して、次の手順によりノード数 (サーバーまたはエージェント ノード) を編集します。

  1. [Instance groups] タブで MIG を検索し、変更するノードの種類に対応するものをクリックします。


  2. [編集] をクリックします。


  3. 必要に応じて [Number of instances] フィールドを変更し、[Save] をクリックします。


デプロイを削除する

デプロイを削除するには、「ソリューションのデプロイ」ページでソリューションを削除します。

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