Automation Suite
2023.10
偽
- 概要
- 要件
- 推奨: デプロイ テンプレート
- 手動: インストールを準備する
- 手動: インストールを準備する
- 手順 1: オフライン インストール用に OCI 準拠レジストリを設定する
- 手順 2: 外部 ObjectStore を構成する
- 手順 3: High Availability Add-on を構成する
- 手順 4: Microsoft SQL Server を構成する
- 手順 5: ロード バランサーを構成する
- 手順 6: DNS を構成する
- 手順 7: カーネルと OS レベルの設定を構成する
- 手順 8: ディスクを構成する
- 手順 9: ノード ポートを構成する
- 手順 10: その他の設定を適用する
- 手順 12: 必要な RPM パッケージを検証してインストールする
- 手順 13: cluster_config.json を生成する
- 証明書の設定
- データベースの構成
- 外部 ObjectStore の構成
- 署名済み URL の構成
- 外部の OCI 準拠レジストリの設定
- 障害復旧: アクティブ/パッシブおよびアクティブ/アクティブ構成
- High Availability Add-on の構成
- Orchestrator 固有の設定
- Insights 固有の構成
- Process Mining 固有の構成
- Document Understanding 固有の構成
- Automation Suite ロボット固有の構成
- 監視の構成
- 任意: プロキシ サーバーを構成する
- 任意: マルチノードの HA 対応の運用クラスターにおけるゾーン障害に対する復元設定を有効化する
- 任意: カスタムの Resolv.con を渡す
- 任意: フォールト トレランスを向上させる
- install-uipath.sh パラメーター
- GPU がサポートされた専用のエージェント ノードを追加する
- Task Mining 専用のエージェント ノードを追加する
- Task Mining アプリケーションを接続する
- Automation Suite ロボット専用のエージェント ノードを追加する
- 手順 15: オフライン インストール用に一時的な Docker レジストリを設定する
- 手順 16: インストールの前提条件を検証する
- 手動: インストールを実行する
- インストール後
- クラスターの管理
- 監視とアラート機能
- 移行とアップグレード
- 製品固有の設定
- ベストプラクティスとメンテナンス
- トラブルシューティング
- インストール時にサービスをトラブルシューティングする方法
- クラスターをアンインストールする方法
- オフライン成果物をクリーンアップしてディスク領域を改善する方法
- Redis データをクリアする方法
- Istio ログを有効化する方法
- ログを手動でクリーンアップする方法
- sf-logs バンドルに保存されている古いログをクリーンアップする方法
- AI Center のストリーミング ログを無効化する方法
- 失敗した Automation Suite インストールをデバッグする方法
- アップグレード後に古いインストーラーからイメージを削除する方法
- NIC チェックサムオフロードを無効にする方法
- Automation Suite 2022.10.10 および 2022.4.11 から 2023.10.2 にアップグレードする方法
- ArgoCD のログ レベルを手動で Info に設定する方法
- RHEL 8.4 OS でオフライン インストールを実行できない
- バンドルのダウンロード中のエラー
- バイナリがないため、オフライン インストールが失敗する
- オフライン インストールでの証明書の問題
- Longhorn のセットアップ中に最初のインストールが失敗する
- SQL 接続文字列の検証エラー
- selinux iscsid モジュールの前提条件の確認が失敗する
- Azure ディスクが SSD としてマークされない
- 証明書の更新後のエラー
- ウイルス対策が原因でインストールの問題が発生する
- OS のアップグレード後に Automation Suite が動作しない
- Automation Suite で backlog_wait_time を 0 に設定する必要がある
- ワークロードの準備ができていないためボリュームをマウントできない
- 2021.10 からの自動アップグレード後にクラスターが異常になる
- Ceph の異常によりアップグレードが失敗する
- 領域の問題のために rke2 が開始しない
- ボリュームがマウントできず、アタッチ/デタッチ ループ状態のまま
- Orchestrator データベース内のクラシック オブジェクトが原因でアップグレードが失敗する
- Ceph クラスターがサイドバイサイド アップグレード後に機能低下ステートで検出される
- 異常な Insights コンポーネントが原因で移行が失敗する
- Apps のサービス アップグレードの失敗
- インプレース アップグレードのタイムアウト
- Docker レジストリの移行が PVC の削除段階でスタックする
- v2023.10 へのアップグレード後に AI Center をプロビジョニングできない
- オフライン環境でアップグレードが失敗する
- 管理ポータルのタイムアウト期間を設定する
- 移行後に認証が機能しない
- Kinit: Cannot Find KDC for Realm <AD Domain> While Getting Initial Credentials
- kinit: Keytab contains no suitable keys for *** while getting initial credentials
- 無効なステータス コードが原因で GSSAPI 操作が失敗した
- Alarm received for failed kerberos-tgt-update job
- SSPI Provider: Server not found in Kerberos database
- アカウントが無効なため AD ユーザーのログインに失敗した
- ArgoCD へのログインに失敗した
- 基になるディレクトリ接続を更新する
- 診断ツールを実行する
- Automation Suite サポート バンドル ツールを使用する
- ログを確認する
アップグレードを完了する
Linux の Automation Suite のインストール ガイド
最終更新日 2024年4月19日
アップグレードを完了する
Automation Suite クラスターのアップグレード後、新しいノードがクラスターに正常に参加できるように、いくつかの変更を行う必要があります。これらの変更操作を自動化するには、
upgradeUiPathAS.sh
スクリプトを使用することをお勧めします。
このページでは、コンピューティング リソースのカスタム スクリプト拡張機能 (CSE) を置き換え、新しいバージョンの Automation Suite へのアップグレード時に新しいノードをクラスターに追加できるようにする方法について説明します。
以降のセクションに記載されているプロセスでは、Azure リソースに対していくつかの小さな変更を行い、前提条件を検証するために必要なスクリプトをダウンロードします。スクリプトは
<targetVersion>
フォルダーと Modules
フォルダー内にあります。プロセスが失敗すると、ファイルを保持するかどうか尋ねられます。
前提条件が有効であることを確認した後は、すべてのコンピューティング リソースで
CustomScriptExtension
オブジェクトが更新され、新たに追加されたノードで Automation Suite の <targetVersion>
が使用されるようになります。最後に、初期クラスター ノード上のファイルは <targetVersion>
のファイルと一致するように上書きされます。
次の要件を満たしていることを確認してください。
- デプロイに関連付けられた Managed Service ID (MSI) (
<basename>-MSI
など) を、デプロイ内のすべてのスケールセット/仮想マシンに割り当てられたユーザー ID として追加する必要があります。これを行うには、[Scaleset/virtual machine] > [Identity] > [User Assigned] > [Add] に移動します。Automation Suite の新しいバージョンのテンプレートには、既に MSI が追加されている可能性があります。 - デプロイした Key Vault (
<basename>-VAULT
など) でシークレットを読み取り/書き込み/管理する権限を既存の MSI に付与する必要があります。これを行うには、Key Vault に移動し、[Access Policies] > [Add]をクリックし、すべての [Secret Operations] を選択してから MSI を選択し、[Add] をクリックします。 - 必ず
cluster_config.json
ファイルを確認し、文字列 ("true"
/"false"
) としてマークされた Boolean 値を実際の Boolean 値 (true
/false
) に変更ます。たとえば、次のとおりです。- ゾーンの回復機能を有効化するには、
"zone_resilience": true
を使用します。 - インストーラーでデータベースを作成できるようにするには、
"sql.create_db": true
を使用します。
- ゾーンの回復機能を有効化するには、
- Virtual Machine Scale Sets (サーバー、エージェントなど) の RHEL バージョンが更新されており、アップグレード先のバージョンと一致していることを確認します。
- Automation Suite を v2022.10 から v2023.4 以降にアップグレードする際に、Orchestrator が新旧両方のバージョンで有効化されている場合は、
cluster_config.json
ファイルのorchestrator.block_classic_executions
フラグをtrue
に設定する必要があります。このフラグを使用すると、クラシック フォルダーでのジョブの実行をブロックすることに同意したものとみなされます。フラグを使用しない場合、アップグレードの操作は失敗します。新規インストールの場合、このパラメーターは不要です。 - Automation Suite を v2023.10 以降にアップグレードする際に、Insights が新旧両方の環境で有効化されている場合は、
cluster_config.json
ファイルのinsights.external_object_storage.bucket_name
フラグを、platform
と同じバケットに設定する必要があります。フラグを使用しない場合、アップグレードの操作は失敗します。新規インストールの場合、このパラメーターは不要です。 - Automation Suite 2023.10 以降にアップグレードする場合は、
sql.create_db
がtrue
に設定されている場合は、cluster_config.json
の以下のフィールドを入力するようにしてください。sql.server_url = "<db_endpoint>" sql.port = "1433" sql.username = <SQL Username> sql.password = <SQL password>
sql.server_url = "<db_endpoint>" sql.port = "1433" sql.username = <SQL Username> sql.password = <SQL password> - アップグレード プロセスの後、新しい
cluster_config.json
ファイルの内容を、デプロイ Key Vault のclusterConfig
という名前の Azure Key Vault シークレットにエクスポートします (詳しくは、前述にリスト表示した項目をご覧ください)。FixedRKEAddress
フィールドの値を内部ロード バランサーの IP として使用します。このためには、以下のようなコマンドを実行します。az keyvault secret set --name clusterConfig --vault-name "<vaultName>" --value "$(cat path/to/cluster_config.json)
az keyvault secret set --name clusterConfig --vault-name "<vaultName>" --value "$(cat path/to/cluster_config.json) - アップグレード スクリプトを実行しているマシンでは、Azure にログインし、コンテキストを正しいサブスクリプションに設定する必要があります。アカウントは、クラスターがデプロイされたリソース グループで
Owner
ロールを持つ必要があります。
アップグレード操作を開始する前に、以下の推奨事項を考慮してください。
- Automation Suite でサポートされている最新バージョンの RHEL OS に更新することを強くお勧めします。詳しくは、以下のページをご覧ください。
- アップグレード操作を開始する前に、デプロイのストレージ アカウント (
<basename>st
)でlogs
とflags
という名前の 2 つのコンテナーを作成できます。これらのファイルを作成しない場合は、アップグレード スクリプトが代わりにを行できます。 - デプロイされたサーバー スケールセットに Ceph ディスクが接続されていない場合、スクリプトによって Ceph ディスクが作成され、サーバー スケール セットに接続されます。
- アップグレード プロセスによって VMSS モデルが変更されますが、古いインスタンスには適用されません。
- アップグレード エラーの詳細については、「」と「」をご覧ください。
Automation Suite の新しいバージョンへのアップグレードを正常に実行するには、次の手順に従います。
特定のバージョンの Automation Suite に更新するために必要なパラメーターの説明は、
cluster_config.json
ファイルで確認できます。cluster_config.json
ファイルは、こちらから入手できます。