Automation Suite
2023.10
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Linux の Automation Suite のインストール ガイド
最終更新日 2024年4月19日

手順 1: GCP Marketplace のデプロイを計画する

Automation Suite を GCP にデプロイする前に、要件が満たされていることを確認し、適宜計画を立てる必要があります。

重要:

データが失われるのを防ぐため、使用するインフラストラクチャがクラスターの再起動時またはシャットダウン時にクラスター ディスクを自動的に削除しないようにしてください。この機能が有効化されている場合は、必ず無効化してください。

既定では、GCP は最新バージョンの RHEL 8 のみをサポートします。さらに、自動更新が実行されるので、OS のマイナー バージョンがアップグレードされる可能性があります。その結果、Automation Suite のサポート対象 OS バージョン外になってしまう可能性があります。この可能性を減らすために、カスタム イメージを使用することをお勧めします。

前提条件

API の要件

既定のサービス アカウントを有効化して GCP プロジェクトにアクセスできる必要があります。

このプロジェクトでは、以下の API が有効化される必要があり、API で想定されるすべての操作の権限を持っている必要があります。

  • Compute Engine API
  • Cloud DNS API
  • Cloud SQL Admin API
  • Secret Manager API
  • Cloud Resource Manager API
  • Service Networking API
  • Identity and Access Management (IAM) API

API を有効化するには、次の手順を実行します。

  1. 上部の検索バーで API を検索します。



  2. [Compute Engine API] ページで、[有効化する] をクリックします。

権限

デプロイを担当するサービス アカウントには、次の権限が必要です。

  • コンピューティング ネットワーク管理者 - リソースのデプロイおよび SQL と VPC 間のピアリング用。 プライベート VPC 接続です。

  • クラウド SQL 管理者 - SQL インスタンスを作成し、IP を関連付けます。

  • コンピューティング管理者 - コンピューティング リソースをデプロイします。

  • プロジェクト IAM 管理者 - IAM ポリシーを作成します。

  • DNS 管理者 - DNS ゾーンを作成します。

  • サービス アカウント ユーザー - インストール スクリプトで仮想マシンの ID を使用できるようにするには、.runAs 権限が必要です。
  • サービス アカウント管理者 - サービス アカウントを作成します。

クォータ

デプロイにより、設定可能な種類の設定可能な数の仮想マシンがプロビジョニングされます。さらに、このテンプレートはノード登録トラフィックに必要な仮想マシンもデプロイします。これらの仮想マシンのインスタンスの種類は固定されています。

各プロジェクトには、特定のリージョンに対して誰もがプロビジョニングできるコア数に対するクォータがあります。

デプロイ要件によって、このクォータを超過するとデプロイは失敗します。これを防ぐために、Automation Suite のデプロイに対して、クォータに十分な余裕があることを確認してください。



仮想マシン ファミリのリージョンの可用性

仮想マシン ファミリ リージョンの可用性が要件を満たしていることを確認します。

リージョンでどのような仮想マシン インスタンスを利用できるかは、「使用可能なリージョンとゾーン」で確認できます。

(任意) GPU の要件

注: AI Center を使用する場合は、GPU サポートのあるノードを推奨します。

使用する GPU と、デプロイするリージョンがこれらの制約を満たしていて、GPU ノードのインスタンスの種類が GPU をサポートしていることを確認します。GCP のドキュメントに記載されているように、GPU は現在、汎用 N1 マシン タイプまたはアクセラレータ最適化 A2 マシン タイプでのみサポートされています。

  • 前提条件
  • API の要件
  • 権限
  • クォータ
  • 仮想マシン ファミリのリージョンの可用性
  • (任意) GPU の要件

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