概要
Studio v2021.10 で .NET ベースのプロジェクトがサポートされ、ターゲット フレームワークに基づくプロジェクトの対応 OS という概念が導入されました。v2021.10 より前のリリースでは、すべてのプロジェクトで .NET Framework 4.6.1 が使用されていましたが、Studio v2021.10 以降では、Windows - レガシ対応のプロジェクト (.NET Framework 4.6.1) を作成するか、.NET ベースの Windows およびクロスプラットフォーム対応のプロジェクトを作成するかを選択できます。
非推奨化の意味
新しいプロジェクトの既定の対応 OS が Windows に変更されました。今後も Windows - レガシ プロジェクトは引き続きサポートされますが、新機能と改良を利用できるのは主に Windows とクロスプラットフォーム対応のプロジェクトだけになります。
たとえば、Studio v2022.10 で導入された以下の機能は、Windows - レガシ プロジェクトでは利用できません。
- Support for creating global variables and constants in the Data Manager.
- New design experience available for cross-platform projects and some activities in Windows projects.
- The ability to customize the layout of activities generated from libraries.
Windows - レガシ対応の新しいプロジェクトを作成できるのは、Studio の v2022.10 のリリースが最後です。Studio v2023.4 からは、以前のリリースで作成した Windows - レガシ プロジェクトを開いて編集することはできますが、Windows とクロスプラットフォーム対応の新しいプロジェクトしか作成できなくなります。
重要:
Windows - レガシ プロジェクトの実行は、今後のリリースでも引き続きサポートされます。
Windows - レガシ プロジェクトを Windows 対応のプロジェクトに変換する
Studio には組み込みの変換ツールが付属しており、このツールを使用すると、Windows - レガシ プロジェクトを Windows プロジェクトに変換できます。
プロジェクトを Windows に変換すると、次のようになります。
- プロジェクト依存関係は、設定されたパッケージ ソースで利用可能な最上位のサポート対象バージョンに置き換えられます。
- Windows 対応のバージョンが見つからない依存関係は「未解決」とマークされ、変換後に、Windows - レガシ プロジェクトで使用されているバージョンが [プロジェクト] パネルに表示されます。
Most activity packages developed by UiPath and available on the Official feed support the Windows compatibility. For a complete list, see the Activities Guide. - すべてのアクティビティとプロパティは、変換後のプロジェクトでも保持されます。
- Windows - レガシ プロジェクトと Windows プロジェクトで異なる名前空間は更新されます。
- Windows プロジェクトで必要な名前空間が追加され、Windows - レガシ プロジェクトでのみ使用されている名前空間は削除されます。
注:
Windows レガシ ライブラリが依存関係としてインストールされているプロセスの場合、プロセスを変換する前に、Windows レガシ ライブラリを変換して再パブリッシュしてください。
レガシ プロジェクトを Windows 対応のプロジェクトに変換するには、以下の手順を実行します。
- Windows - レガシ プロジェクトを Studio で開き、1 つの Studio インスタンスでのみ開いていることを確認します。ウィンドウの上部にメッセージが表示されます。

- メッセージの [Windows に変換] を選択します。または、[プロジェクト] パネルでプロジェクト ノードを右クリックし、[Windows に変換] を選択します。新しいウィンドウが表示されます。

- 変換方法を選択します。
- Windows 対応のプロジェクトを使用して現在のプロジェクトのコピーを作成し、元の Windows - レガシ プロジェクトを保持するには、[新しいプロジェクトを作成する] を選択します。新しいプロジェクトの名前、作成する場所、および任意で説明を入力します。
- 既存のプロジェクトを更新して Windows 対応のプロジェクトに変換するには、[新しいプロジェクトを作成する] チェックボックスをオフにします。このオプションを選択した場合、プロジェクトに加えた変更は元に戻せません。
- [変換] をクリックします。
If dependency issues cause unresolved activities after the conversion, a message displayed at the top of each such activity indicates that it is missing or it could not be loaded. The following information is available for each one: display name, activity namespace, activity properties and values. Click Replace to find an alternative and replace the missing or invalid activity. For more information, see Missing or Invalid Activities.
3 か月前に更新