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Studio ガイド
API テスト オートメーション
Studio は、Postman との連携により API テスト オートメーション プロジェクトをサポートしています。Postman とは、API へのテスト呼び出しを実行するソフトウェア開発ツールです。この連携には、Postman コレクションのコマンドライン実行機能である Newman も含まれ、コマンドラインから直接、コレクションを実行およびテストできます。
Postman から Studio にコレクションをインポートするには、ライブラリの新しいサービス ウィザードを使用し、一般的な API キーを使用して Postman コレクションにアクセスします。一般的な API キーは、API キーのセクションから生成できます。
インポートしたコレクションは、プロジェクトのテストに使用できます。Postman の前提条件について詳しくは、こちらをご覧ください。
.nupkg
パッケージとしてローカルまたは Orchestrator 内にパブリッシュし、その後テスト オートメーション プロジェクトに依存関係としてインストールするという使用方法があります。
以下の例では、Postman で定義したデータ コレクションを使用します。Studio のライブラリにデータ コレクションをインポートし、そのライブラリをコレクションとともにパブリッシュしてからテスト プロジェクトにインストールして、UiPath.Testing.Activities パッケージのテスト アクティビティの部分を使用してデータの使用状況を検証します。
テスト ケースは銀行の顧客向けに設計されたもので、自動的にローンへの申し込みを行うとともに、ローンに関するデータを取得するワークフローで使用します。
Postman および Newman のインストールの前提条件は、こちらのページで確認できます。
Postman では、データ コレクションを定義するか、既存のコレクションを現在のワークスペースにインポートします。この例では、ローンへの申し込み、ローンに関する詳細の取得と削除に関するデータ コレクションを作成しました。このコレクションを API テスト プロジェクトで使用することで、今回のワークフローの論理が適切かどうかを確認できます。
Studio にコレクションをインポートするには、ライブラリ プロジェクトを作成し、[新しいサービス] ウィンドウを使用します。コレクションへのアクセスは、Postman の API キーによって許可されます。このキーを [ファイルまたはリンク] フィールドに入力して、[読み込み] をクリックします。
プロジェクトへの読み込みが必要なエンドポイントだけを選択し、必要に応じて新しい [名前空間] を追加します。
[リンクされたコレクション] ボックスをチェックし、実行時に、コレクションのローカルに保存されたバージョンではなく、リンクを使用して最新のバージョンが実行されるようにします。完了したら [保存] をクリックします。
Studio のライブラリへのコレクションのインポートが完了すると、エンドポイントが自動的にアクティビティに変換され、[アクティビティ] タブの、あらかじめ設定した名前空間の下に表示されます。
この例では、エンドポイントから生成されたアクティビティごとに、別々のシーケンス ファイルを作成しました。
""
で囲みます)。
Postman コレクションに定義したデータ値が、引数としてインポートされます。
.nupkg
パッケージとしてパブリッシュできます。
- プロジェクトの種類としてテスト オートメーションを使用して、Studio 内でテスト プロジェクトを作成します。
- パブリッシュされたライブラリを、[パッケージを管理] ウィンドウを使用して依存関係としてインストールします。
- ライブラリで先ほど定義したシーケンス ファイルが、ライブラリの名前空間により [アクティビティ] パネルで使用できるようになります。これとともに Postman のインポートから生成されたアクティビティも使用可能になります。
- これらのアクティビティを、UiPath.Testing.Activities パッケージのアクティビティ部分と組み合わせて、API テスト オートメーション プロジェクトで使用します。このデモ アプリケーションでは、ローンを申し込む際に入力したデータを検証するテスト プロジェクトを作成しました。この小さなテストでは、一連のハードコードされた変数を使用しています。それらは、下記の [プロパティ] パネルで確認できます。
この簡単なテスト プロセスは、アプリケーションが適切に応答するかを確認するスモーク テストとして使用されました。Studio では、自動化のニーズに合わせて、このようなテストをいくつか作成できます。
- 1 つのテスト プロジェクトで複数のシナリオを検証するには、リボンの [新規] > [データ ドリブン テスト ケース] を使用します。こちらの説明に従い、データ セットをインポートします。下図は、このようなテスト ケースの例です。インポートにより、値は引数に格納され、アクティビティにマッピングされます。
- [ファイルを実行する] または [データ バリエーションを使用してファイルをデバッグ] を選択し、使用するデータを選択します。これは、複数のデータ セットを使用して、いくつかのシナリオをテストするときに便利です。
-
プロセスの実行後、結果は [出力] パネルに表示されます。
この例では、Studio に Swagger の JSON ファイルまたは Swagger のリンクを読み込んで、API テスト オートメーションを実行する方法を示します。
- Swagger からお使いのマシンにエクスポートした JSON ファイル
- Swagger のファイルへのリンク
- ライブラリ プロジェクトの [デザイン] リボンから [新しいサービス] を選択します。
[サービス エディター] ウィンドウが表示されます。
- 使用する Swagger リソースを選択します。
- ローカルにある Swagger の JSON ファイルを使用する場合は、[ファイルまたはリンク] フィールドの横にある [その他のオプション] メニューを選択します。インポートする Swagger のファイルを参照して開きます。
- Swagger のファイルへのリンクを使用する場合は、Swagger のリンクを [ファイルまたはリンク] フィールドに直接入力します。
- [サービス エディター] で [読み込み] を選択します。
これで、Swagger ファイルに含まれる定義済みのすべてのエンドポイントが [サービス エディター] に読み込まれます。
- 必要なメソッドまたは操作を [操作を検索] ボックスに入力し、返された結果を表示します。
Swagger のファイルの場合、メソッドは、読み込むエンドポイントごとに異なる色でマークされます。
名前空間は自動的に生成されますが、編集できます。
- [保存] を選択して、サービスをライブラリに連携させます。