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Studio ガイド
Last updated 2024年10月30日

エンティティをインポートする

エンティティは、一元化されたデータ モデリングおよびストレージ サービスである Data Service のレコードを使用できるようにする機能です。エンティティは、データの収集、更新、他のプロセスへの受け渡しを行うオートメーション プロセスで使用できます。このようなビジネス オブジェクトのインポートと操作には、すべての種類のプロジェクトを使用できます。

注: Data Service が有効化されているテナントの Orchestrator インスタンスでモダン フォルダーのロボットを作成する必要があります。

エンティティをインポートするには以下の手順を行います。

  1. データ マネージャーを開き、[エンティティ] ノードを展開します。利用可能なすべてのエンティティが表示されます。
  2. エンティティを右クリックして、[インポート] を選択します。すべてのエンティティをインポートする場合は、代わりに [エンティティ] ノードを右クリックします。

    [エンティティを管理] ウィンドウが開きます。



  3. インポートするエンティティを選択します。特定のエンティティを検索するには、[エンティティ検索] バーを使用してエンティティ名、表示名、説明を入力します。

    [フィールド] 列のエントリ上でホバーすると、各エンティティの定義済みのフィールドがすべて表示されます。また、エンティティのフィールドまたはレコードの数をクリックして Data Service の対応するページに移動することもできます。

  4. インポートするエンティティの名前空間を入力します。既定の名前空間は、プロジェクト名と同じです。名前空間は、エンティティの初回インポート時にのみ編集できます。
  5. [保存] をクリックして、エンティティをプロジェクトにインポートします。

    注: テナントのレベルでエンティティに変更を加える場合は、実際にインポートする前に [エンティティを管理] ウィンドウの [更新] ボタンを使用します。

インポートしたエンティティは、プロジェクトのオブジェクト部分として [プロジェクト] パネルに表示されます。



これで、インポートしたエンティティをオブジェクトとして、プロジェクト内でローカルに使用できるようになりました。Data Service のエンティティにも CRUD 操作を実行する場合は、UiPath.DataService.Activities パッケージをインストールする必要があります。

UiPath.DataService.Activities パッケージをインストールした後で、[デザイナー] パネルのプラス記号上にエンティティをドラッグ アンド ドロップすると、パッケージ内の推奨アクティビティを使用できます。

[プロジェクト] パネルから [変数] または [引数] パネルにエンティティをドラッグ アンド ドロップすると、そのエンティティの型の変数または引数を作成できます。

インポートしたエンティティは、[プロジェクト] パネルから管理できます。名前空間またはエンティティを右クリックして、コンテキスト メニューからエンティティを管理したり、名前空間を削除したり、エンティティを削除したりできます。

エンティティの名前空間

ワークフローにエンティティをインポートすると、名前空間もインポートされます。この名前空間は、参照アセンブリの型を参照するときに検索できます。



インポートしたエンティティのすべてのフィールド部分を、エンティティ名前空間のプロパティとして利用できます。したがって、エンティティを操作するときに、データを管理するための変数または引数の数が少なくなります。

以下の例では、引数はエンティティ StockPortfolio で定義される型であり、[データ マネージャー] パネルに表示されるプロパティはエンティティで定義されたフィールドと同じで、引数のプロパティとして使用できます。

エンティティの使用方法については、「エンティティをプロジェクトで使用する」をご覧ください。



  • エンティティの名前空間

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