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- オートメーションのベスト プラクティス
- ソース管理との連携
- デバッグ
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- ワークフロー アナライザーについて
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- ST-DBP-003 - 空の catch ブロック
- ST-DBP-007 - 複数のフローチャートレイヤー
- ST-DPB-010 - [ワークフロー] または [テスト ケース] の複数のインスタンス
- ST-DBP-020 - 未定義の出力プロパティ
- ST-DBP-021 - ハードコードされたタイムアウト
- ST-DBP-023 - 空のワークフロー
- ST-DBP-024 - 永続性アクティビティの確認
- ST-DBP-025 - 変数のシリアル化の前提条件
- ST-DBP-026 - [待機] アクティビティの使用
- ST-DBP-027 - Persistence のベスト プラクティス
- ST-DBP-028 - 引数のシリアル化の前提条件
- 変数
- 引数
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相対スクレイピング
相対スクレイピングは、OCR テクノロジを利用して UI 要素からテキストを取得できるようにする手法です。セレクターが見つからない場合に、画像認識アクティビティを使用してターゲットの UI オブジェクトを識別し、隣接するラベルやその他の要素を探します。
この手法は、仮想環境内のアプリケーションなど、通常の方法ではアクセスが困難な特定の UI 要素からテキストを取得する場合に便利です。UI 要素の視覚ラベルを使用することで、セレクターが見つけられないという欠点を補います。
相対スクレイピング機能を使用するには、次の操作を行います。
- Citrix レコーディングツールバー を起動します。
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[画面スクレイピング] > [相対位置でスクレイピング] をクリックします。
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アンカーを選択します。アンカーとは、ターゲットの位置の識別に使用する、テキスト フィールドのラベルなどの相対要素のことです。
[ウィンドウにアタッチ] コンテナーが生成され、アプリケーションウィンドウにフォーカスが設定されます。このコンテナーには、画面上のアンカーの位置を探す [画像を探す] アクティビティが含まれています。
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ターゲット要素のある領域を指定します。[クリッピング領域を設定] アクティビティが生成され、クリッピング領域が、ターゲット要素を見つけることができる (アンカーを基準とした) 領域に変換されます。また、ターゲット要素をスクレイピングする [OCR でテキストを取得] アクティビティが生成されます。クリッピング領域は共有リソースであるため、レコーダーによってもう 1 つの [クリッピング領域を設定] アクティビティが生成されます。このアクティビティによってクリッピング領域がリセットされ、他の操作との干渉が回避されます。