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2024.10
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Studio ガイド
Last updated 2024年11月18日
テスト オートメーション フレームワーク
Test Automation Framework は、必須のベスト プラクティスを取り入れることで、プロジェクトをテストするための基盤を提供するテンプレートです。アセット、定数、ログ、例外処理を管理するための機能が含まれます。
このテンプレートは、連続する以下の 3 つのフェーズに従います。
- セットアップ (SetUp.xaml)— このフェーズでは 、Assets.json ファイルを読み込み、プロセスで使用されるアプリケーションを初期化します。初期化に成功すると、実行は「テストの実行」フェーズに進みます。初期化に失敗すると、実行が終了してテスト ケースが失敗し、Orchestrator で利用可能なスクリーンショットが生成されます。
- InitAllAssets.xaml — このフェーズでは、プロジェクト全体で使用される構成ディクショナリであるアセットを初期化し、データを設定して出力します。アセットは Orchestrator から取得されます。
- テストの実行 (テスト ケースのプレースホルダー) - このフェーズでは、テスト ケースが実行されます。[プレースホルダー] アクティビティは、実行時に [ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティに変更されます。続いて、このアクティビティは、アタッチされた実行テンプレートを使用してテスト ケースを呼び出します。これにより、Generated – testCaseName という一時ワークフロー ファイルが作成されます。テスト ケースは [タイムアウト スコープ] 内にラップされます。[例外をスローするまでの時間] の入力値は TestTimeOut 定数に設定されます。テスト ケースの実行が TestTimeOut を超える場合、実行は停止されます。これは、プロセスが最終的に無限ループに入った場合に実行を停止し、ロボットを解放できるようにするのに役に立ちます。
- ティアダウン (TearDown.xaml) —このフェーズでは、テスト ケースの実行を完了し、今後の実行に備えて環境をクリーンアップするために必要なアクションを実行します。
- KillAllProcesses.xaml — 業務プロセスで使用されるアプリケーションを表す Windows プロセスを強制終了します。ただし、プロセスを強制終了すると、ファイルへの未保存の変更が失われるなど、好ましくない結果を招く可能性があります。このワークフローの名前にかかわらず、使用するプロセスをすべて常に強制終了する必要はありません。システムをクリーンなステートに戻す場合、業務プロセスの要件によっては、他の手順の方が適している場合もあります。
- TakeScreenshots.xaml — 画面全体のスクリーンショットを作成し、in_Folder 引数で指定したフォルダーに .PNG として保存します。このフェーズは、ワークフローにおいて必要な場所で呼び出すことができます。
テンプレートを特定のユース ケース用に設定するには、以下の手順に従います。
- Data フォルダーで Assets.json ファイルを開き、アクセスする必要のある Orchestrator アセットを追加します。
注: Assets.json ファイルは、認証情報を除くすべての種類のアセットに使用します。Orchestrator で定義した資格情報アセットを使用するには、代わりにそのアセットを定数として追加します。
- データ マネージャーの [定数] で、使用する資格情報アセットを追加します。そのアセットにアクセスするには、[資格情報を取得] アクティビティを追加します。
ヒント: 資格情報アセットが、プロセスが実行されている Orchestrator フォルダーとは異なるフォルダーに保存されている場合は、フォルダー名を格納する別の定数を作成します。
- TestTimeOut 定数を変更して、テスト ケースの許容実行時間を変更します。
このプロジェクト テンプレートの既定の依存関係は、UiPath.System.Activities、UiPath.UIAutomation.Activities、および UiPath.Testing.Activities です。